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朝倉氏遺跡 [8]湯殿跡庭園 写真と説明
最終更新日 : 2011年12月19日
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朝倉館跡を見下ろす山腹にある湯殿跡庭園は、現存する朝倉氏遺跡の4つの庭園の中で最古の庭園です。昭和5年に諏訪館跡庭園・南陽寺跡庭園とともに国の名勝に指定され、平成3年には、この3つの庭園に館跡庭園を加えた4つの庭園が国の特別名勝に指定されました。
庭園は、約100平方メートルの池を中心に、その周囲に豪放で綿密な石組みを配したのが特徴。石組みには山石を使い、特に滝石組・三尊石組・中島・池尻の石組などには巨大な立石が配されています。一見すると自由奔放に配されているように見えますが、実は綿密な計画に基づいたもので、視線が1点に集中されるように構成されており、池の複雑に入り組んだ水際の線とあいまって、あたかも水墨山水画のような迫力ある構成美を作りだしています。また池尻近くには石橋の存在も推定されることから、当時は池の周囲を廻遊できる庭園であったと考えられ、室町文化の影響を色濃く残す庭園美のひとつの極地を示す名庭園として歴史的に高く評価されており、同時にほぼ400年前のままの姿を残す一乗谷の庭園文化の原点を語る上で、かけがえのない価値を持った庭園となっています。