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朝倉氏遺跡 [19]町屋群 写真と説明

最終更新日 : 2009年2月1日

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朝倉歴史の道散策
エリア19~23:復原町並
 
 19. 町屋群 散策マップ

写真:朝倉景鏡館跡  西の山側には、土塀で囲まれ、門を開く大規模な屋敷が整然と見られるのに対して、東には、小さな建物が連続して道路に接して見られます。最初には、ここも、大規模な屋敷であったようですが、後半になって、今みられるように小さく分割されたことが確かめられています。この一乗谷では、こうした小規模な屋敷は、谷を貫く道路を中心に、数多く発見されており、それらの中には、出土する特殊な遺物から、染物師、鍛冶師、檜物師、数珠師などが住んでいたことが確かめられます。こうしたことから、これらの小規模な屋敷は、町を構成する庶民としての職人や商人の住まいと考えられています。しかし、まだ、刀狩りも実施されておらず、下級武士と農民や職人、商人等の身分は、はっきりとは分かれていませんので、朝倉氏等との主従関係を持ち、いざ、戦となれば、戦場に出かけた人々が多かったと考えられています。
 ここにみられる、小規模の屋敷は、大きく二つに分けることができます。一つは、南北方向の道路に面してみられるもので、屋敷境に溝があり、各屋敷内には建物と共に井戸、便所を備え、独立性が高いものです。建物の多くは、「妻入り」と呼ばれる建て方で、道路に屋根端、すなわち「妻」を見せています。これが谷の中における一般的な形です。
 もう一つは、東西方向の道路に面したもので、屋敷の境が必ずしもはっきりとはしていないものです。建物は、「平入り」と呼ばれる建て方で、軒が連続するように続いており、中には井戸や便所を欠くものもあります。
 なお、この一角に見られる土塀は、大規模な屋敷の時の様子が残されたものと考えられます。

 
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