新型インフルエンザの予防対策

最終更新日 2014年6月16日 印刷

新型インフルエンザに感染しないように、以下の予防対策の徹底を心がけましょう。

3 予防対策(最も基本的な感染予防手段です。)

手洗い

手洗いは、接触感染を予防する効果があります。

外出からの帰宅後、不特定多数の者が触るような場所を触れた後など、頻回に手洗いを実施することで、本人及び周囲への接触感染の予防につながります。流水と石鹸による手洗いは、付着したウイルスを除去し、感染リスクを下げます。また、60~80%の濃度のアルコール製剤に触れることによって、ウイルスは死滅します。

手洗いは、流水と石鹸を用いて15秒以上行うことが望ましいです。洗った後は水分を十分に拭き取りましょう。速乾性擦式消毒用アルコール製剤(アルコールが60~80%程度含まれている消毒薬)を使用するときは、アルコールが完全に揮発するまで両手を擦り合わせて使用しましょう。

 

適切な手洗い順序
手のひらから指の間までよく洗う図 手の甲から指の間までよく洗う図 指先、爪の間をよく洗う図
1 手のひらから指の間までよくあらう 2 手の甲から指の間までよく洗う(左・右)小指の外側も忘れずに 3 指先、爪の間をよく洗う(左・右)
親指を手のひらでねじり洗いをする図 手首からひじまでねじり洗いする図 手首からひじまでねじり洗いする図
4 親指を手のひらでねじり洗いする(左・右) 5 手首からひじまでねじり洗いする(左・右)
ペーパータオルで完全に乾燥させ、水道栓を止める図
6 ペーパータオルを使い完全に乾燥させ、使用したペーパータオルで水道栓を止める
(インフルエンザ流行時は、タオルの共用は避け、使い捨てのペーパータオルなどを使用しましょう。)

咳エチケット

咳エチケットを実践することは、飛沫感染、接触感染を予防する効果があります。

咳やくしゃみの際は、ティッシュなどで口と鼻を被い、他の人から顔をそむけ、出来る限り1~2メートル以上離れましょう。ティッシュなどがない場合は、口を前腕部(袖口)で押さえて、極力飛沫が拡散しないようにします。前腕部で押さえるのは、他の場所に触れることが少ないため、接触感染の機会を減らすことが出来るからです。呼吸器系分泌物(鼻汁、痰など)を含んだティッシュは、すぐにゴミ箱に捨てましょう。

咳やくしゃみをする際に押さえた手や腕は、その後直ちに洗うべきですが、接触感染の原因にならないよう、手を洗う前に不必要に周囲に触れないよう注意しましょう。

手を洗う場所がない場合に備えて、携行できる速乾性擦式消毒用アルコール製剤を用意しておくことも推奨されます。

咳が出る場合には、必ずマスクを着用しましょう。また、咳をしている人にはマスクの着用を積極的に促すことも大事です。マスクを適切に着用することによって、飛沫の拡散を防ぐことが出来るからです。 

マスク

マスクは咳やくしゃみによる飛沫感染を予防する効果があります。

マスクは表面に病原体が付着する可能性があるため、原則使い捨てとし(1日1枚程度)、捨てる場所や捨て方にも注意して他の人が触れないようにしましょう。

新型インフルエンザ発生時に使用する家庭用マスクとしては、不織布製マスクの使用が推奨されます。

不織布製マスクには、製品の呼称として、家庭用と医療用(サージカルマスク)に分類されますが、新型インフルエンザ流行時の日常生活における使用においては、家庭用と医療用はほぼ同様の効果があると考えられます。 

うがい

うがいには口内とのどの洗浄効果があります。

うがいのインフルエンザ予防効果に科学的根拠がないという意見もありましたが、京都大学のグループより、うがいの「かぜ」予防の有効性が科学的に実証されています。昭和大学医学部によるヒトを使った実験でも紅茶でうがいをした集団は、血液中の抗体価の検査で明らかに感染が少なかったという結果になりました。うがいを行ったグループでは、インフルエンザに感染しても、のどの痛み・咳などの症状が少なかったとの結果も得られています。このことから、うがいはインフルエンザの予防に有効である、という意見もあります。

〈方法〉

  1. まずは口の中をゆすぎます。口に水を含みそのまま口の中で強めに「クチュクチュ」と水を前後左右に動かし、吐き出します。
  2. 次はのどの奥をゆすぎます。口に水を含み、上を向いて15秒以上「ガラガラ」となるべくのどの奥まで水が入るようにして、吐き出します。
  3. 最後にもう一度、口に水を含み、上を向いて「ガラガラ」を行い、終了です。
     

1から3を2,3回繰り返すとより効果的です。

対人距離

最も重要な感染防止策は、対人距離を保持することです。特に症状のある人から適切な距離を保つことによって、感染リスクを大幅に低下させることができます。逆に、人が社会活動を行うことで、感染リスクが高まると言えます。

通常、飛沫はある程度の重さがあるため、発した人から1~2メートル以内に落下します。つまり2メートル以上離れている場合は感染するリスクは低下します。

〈方法〉

感染者の2メートル以内に近づかないことが基本となります。流行期には、不要不急の外出を避け、不特定多数の者が集まる場には極力行かないようにしましょう。また、職場での業務のあり方や施設の使用方法についても検討するようにしましょう。

家庭や施設、事業所等における清掃・消毒

感染した人が咳やくしゃみを手で押さえた後や鼻水を手でぬぐった後に、机、ドアノブ、スイッチなどを触れると、その場所にウイルスが付着しています。ウイルスの種類や状態にもよりますが、飛沫に含まれるウイルスは、その場所である程度感染力を保ち続けると言われ、清掃・消毒を行うことにより、ウイルスを含む飛沫を除去することが出来ます。こまめな清掃・消毒を行いましょう。

消毒剤について

インフルエンザウイルスには次亜塩素酸ナトリウム、イソプロパノールや消毒用エタノールなどが有効です。

ただし、消毒剤の噴霧は、不完全な消毒やウイルスの舞い上がり、消毒実施者の健康被害につながる危険性もあるため、実施するべきではありません。

次亜塩素酸ナトリウム

次亜塩素酸ナトリウムは、原液を0.02~0.1w/v%(200~1,000ppm)に希釈した溶液、例えば塩素系漂白剤等を用います。消毒液に浸したタオル、雑巾等による拭き取り消毒を行う、あるいは該当部分を消毒液に直接浸しましょう。

イソプロパノール又は消毒用エタノール

70v/v%イソプロパノール又は消毒用エタノールを十分に浸したタオル、ペーパータオル又は脱脂綿等を用いて拭き取り消毒を行いましょう。

清掃・消毒の方法

通常の清掃に加えて、水と洗剤を用いて、特に机、ドアノブ、スイッチ、階段の手すり、テーブル、椅子、トイレの流水レバー、便座等人がよく触れるところを拭き取り清掃します。頻度については、どの程度、患者が触れる可能性があるかによって検討しますが、最低1日1回は行うことが望ましいです。施設などでは、消毒や清掃を行った時間を記し、掲示しておくようにしましょう。

清掃・消毒を行うときは、必要に応じて市販の不織布製マスクや手袋を着用して消毒を行いましょう。

作業後は、流水・石鹸又は速乾性擦式消毒用アルコール製剤により手を洗います。清掃・消毒時に使用した作業着は洗濯し、ブラシは水で洗い触れないようにします。雑巾はビニール袋に入れ密封し処分します。

食器・衣類・リネン

食器・衣類・リネンについても、洗浄・清掃を行います。衣類やリネンに感染した人の体液(血液、尿、便、喀痰、唾液等)が付着しており洗濯等が不可能である場合は、当該箇所をアルコール製剤を用いて消毒しましょう。

壁、天井の清掃・消毒

感染した人の体液が明らかに付着していない場合は、清掃の必要はありませんが、体液が付着している場合は、当該箇所を広めに消毒します。

床の清掃・消毒

床については、濡れたモップ、雑巾による拭き取り清掃を行います。明らかに感染した人の体液が存在している箇所については、消毒を行います。

地面(道路など)

人が手であまり触れない道路などの地面については、清掃の必要性は低いと考えられます。

その他

人ごみへの外出自粛、空調管理(加湿器などの使用)、十分な休養、バランスの良い食事などが大事です。

1 新型インフルエンザの基礎知識

2 福井市新型インフルエンザ等対策行動計画について

4 新型インフルエンザに関する家庭での備えについて

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