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最終更新日:2024年3月25日

麻しん(はしか)にご注意ください


麻しん(はしか)にご注意ください!

令和6年2月から、日本国内で麻しん(はしか)が発生しています。
麻しん(はしか)は感染力が非常に強く、空気感染等により、簡単に感染が拡大します。
手洗いやマスクのみで予防することはできず、麻しん(はしか)の予防接種が最も有効な予防法と言えます。
なお、麻しんの抗体検査及びワクチン接種については、かかりつけ医やお近くの医療機関へお問い合わせください
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医療機関の受診について

麻しんが疑われる場合には、必ず事前に医療機関に電話連絡を行い、医療機関の指示に従って受診してください。
医療機関に移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避けてください。

麻しんとは

麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人は脳炎を発症する命にかかわる病気です。
日本においては、平成27年3月に世界保健機関西太平洋地域事務局から麻しんが排除状態にあると認定されましたが、海外に渡航歴のある方やその接触者から麻しんの発症報告があります。
海外に渡航される方は、麻しん含有ワクチンの接種歴を確認しましょう。未接種未罹患の場合は、渡航前のワクチン接種をお勧めします。

感染経路

空気感染、飛沫感染、接触感染です。感染力が非常に強いため、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100パーセント発症します。一度感染して発症すると、一生免疫が持続するといわれています。

症状

  1. 感染すると約10日後に発熱、せき、鼻水といった風邪のような症状が現れます。
  2. 1の症状が数日続いた後、口腔内に麻しんに特徴的とされる白い粘膜疹(コプリック斑)が現れると、一旦体温は下がったように見えますが、すぐに39度以上の高熱と体に赤い発疹が出始めて全身に広がります。
  3. 高熱は3から4日で解熱し、次第に発疹も消失します。しばらくは色素沈着が残ります。

麻しん風しん定期予防接種対象者の方へ

麻しん、風しんは感染力が強く、かかると重症化しやすい病気です。
7歳未満のお子さんが麻しんにかかったという報告もありますので、対象年齢でまだ接種を済まされていない方は、早めに受けましょう。
麻しん風しん定期予防接種のページはこちら

関連リンク

福井県保健予防課 麻しん(はしか)、風しん(三日はしか)にご注意ください!

厚生労働省 麻しん

お問い合わせ先

福祉健康部保健衛生局 地域保健課(保健予防係)
電話番号 0776-33-5184ファクス番号 0776-33-5473
〒918-8004 福井市西木田2丁目8-8 【GoogleMap】
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