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最終更新日:2024年4月4日

HIV(エイズ)検査を実施します


HIV(エイズ)相談・検査

日本での報告は減少傾向ですが、HIVに感染したことを知らずにエイズを発症して、初めて気づいたというケースが新規HIV感染者の3割を占めています。
HIV感染に特徴的な症状はありません。検査を受けて早期に発見し、早期に治療を開始することが大切です。
感染の初期は検査でもわからないため、感染の可能性のある機会から3か月以上経過してから検査を受けてください。

・HIV=ヒト免疫不全ウイルス
・AIDS(エイズ)=後天性免疫不全症候群(HIVに感染することで発症)

感染経路や症状

感染経路
HIVは感染者の血液、精液、膣分泌液、母乳などに多く含まれます。
感染経路は性行為による感染、血液を介した感染、母子感染の3つです。
現在最も多い感染経路は性行為による感染です。精液や膣分泌物に多く含まれたHIVがセックスによってできた、膣やペニスの粘膜などの微細な傷から侵入して感染します。また男性同士のセックスやアナルセックスにより性器と接触する腸管粘膜は、傷つきやすいため出血する可能性が高くなります。そのためHIVが侵入しやすく感染リスクが高くなります。

予防
コンドームを正しく使用することが有効

症状
〔感染初期(HIV感染から2~6週間)〕
HIV感染者の50~90%に症状が出ます。インフルエンザに似た症状で、発熱、リンパ節が腫れる、咽頭炎、皮疹、筋肉痛、頭痛、下痢等の症状が現れます。しかしこの症状は数週間程度で症状が消えてしまい5~10年程の無症状期に入ります。症状が軽度で、すぐに症状が落ち着くため、風邪やインフルエンザと自己判断してしまい、気付かないことも多いです。

〔無症状期(5~10年程)〕
免疫は徐々に弱まっていくため、感染から数年~10数年は特に症状もない沈黙の期間があります。その期間を無症状期と呼びます。(人によっては短期間でAIDS(エイズ)を発症する場合もあります。)
時間をかけて免疫が弱まり、AIDS(エイズ)を発症すると普段はかかりにくい様々な病気(日和見感染症)が併発します。症状も多様でいくつも併発します。

〔AIDS(エイズ)の発症〕
代表的な症状として急激な体重の減少、著しい寝汗、下痢等が続くといったものがあげられます。適切な治療を行わなければ数年で死に至ることがあります。

治療
抗HIV薬などの適切な治療を継続することで、今まで通りの日常生活を送ることができます。

検査の流れ

検査の流れ

検査について

検査は無料・匿名で受けることができます。
都合により検査日程を変更する場合があります。その場合は、ホームページでお知らせします。
検査は全て予約制です。必ず電話で申し込みをお願いします。また検査予約後にキャンセルする場合は、御連絡をお願いします。
肝炎ウイルス検査、梅毒検査も同時に受けることができます。予約時に確認させていただきます。

検査内容:血液検査
対 象 者 :感染の可能性のある機会から3か月以上経っている方

日程

検査 曜日 時間
午前検査 毎月1回程度 火曜日 9時20分~10時40分
午後検査 毎月1回程度 火曜日 14時~15時40分
夜間検査 毎月1回程度 月曜日 17時~18時40分

令和6年度の検査日程はこちらからご覧ください。
都合により変更する場合があります。その場合はホームページでお知らせします。

その他

※検査は無料・匿名で受けることができます。
※検査はすべて予約制です。
※梅毒検査および肝炎ウイルス検査も血液検査のため、同時に受けることができます。予約時に確認させてください。

結果説明について

検査の結果説明は、1週間後にお伝えします。再度、来所していただきます。
※検査結果証明書等の発行はしておりません。

関連サイト

エイズについて詳しく知りたい方はこちら(公益財団法人 エイズ予防財団のページへ)

お問い合わせ先

福祉健康部保健衛生局 地域保健課(保健予防係)
電話番号 0776-33-5184ファクス番号 0776-33-5473
〒918-8004 福井市西木田2丁目8-8 【GoogleMap】
業務時間 平日8:30~17:15

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