最終更新日:2020年4月1日

ヒブワクチン


対象年齢

生後2か月から5歳に至るまで(誕生日の前日まで) 

接種回数及び間隔

接種開始時期によって、接種回数が異なります。

接種開始時期ごとの接種回数及び間隔
接種開始時期 接種回数 接種間隔

生後2カ月から生後7カ月に至るまで

※この時期での開始をお勧めします

初回接種3回(12ヵ月までに完了してください)

追加接種1回

初回接種:27日以上(医師が認める場合は20日以上)

※56日までの間隔で接種することをおすすめします。

追加接種:初回接種終了後、7カ月以上

※13カ月までの間隔で接種することをおすすめします。

生後7カ月から生後12カ月に至るまで

初回接種2回(12ヵ月までに完了してください)

追加接種1回

接種開始が生後2カ月から12カ月の場合、初回接種終了前に生後12カ月を超えたときは、残りの初回接種は行わず、最後の注射終了後27日(医師が必要と認めるときは20日)以上の間隔をおいて1回接種して完了.

生後12カ月から生後60カ月に至るまで

1回

接種時の持ち物

  • 予診票
  • 母子健康手帳
  • 委任状(父母または後見人以外の祖父母等が同伴する場合、予診票裏面の委任状を必ず記入してください。)

ヒブ感染症とはどんな病気?

脳や脊髄を覆っている髄膜に細菌が感染して炎症が起こるのが細菌性髄膜炎です。その起因菌の約60パーセントがヒブ(ヘモフィルスインフルエンザ菌b型)です。細菌性髄膜炎は治療を行ったとしても予後不良になる場合が多く、死亡またはてんかん、発育障害、難聴などの重い後遺症が残ります。ヒブが原因として報告された細菌性髄膜炎患者の年齢分布は0歳が最も多く、ピークは8カ月で6歳以上は極めて稀です。ヒブはせきやくしゃみなど飛沫を介して鼻咽喉から体内に進入しますが、ほとんど症状がでません。しかし、一部で鼻咽喉から血液の中に入り込み、髄膜炎、敗血症、骨髄炎などの浸襲性の感染症を起こす場合があります。

ヒブワクチンと副反応について

インフルエンザ菌は7種類に分類されますが、重症例は主にb型のため、ワクチンとしてこのb型が使われています。このワクチンは世界的に広く使われていますが、わが国でも、平成20年12月に接種できるようになりました。副反応としては、局所反応は中心で発赤44.2パーセント、腫脹(はれ)18.7パーセント、硬結(しこり)17.8パーセント、疼痛5.6パーセント、全身反応は発熱2.5パーセント、不機嫌14.7パーセント、食思不振8.7パーセントなどが認められています。

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