公立保育所の民営化について

最終更新日 2009年4月2日 印刷

公立保育所の民営化について

Q4 項目名 効率性の考え方

(提出された意見)

 正規職員を少なく、非常勤職員を多くする安上がり行政はどういうものか。小中学校で少人数学級(25名)にして教育を充実している時代に、時代遅れ。フィンランドの教育行政を見習うべきである。   

 保育は学校教育と同じように公共性の仕事であり、財政的にも安定して保障されるのが望ましいと思う。私立保育所の良いお手本となるためにも公立保育園をますます充実することが必要だと思う。

 (素案には)一人一人の児童の成長をどう保障するか、保育条件と保育内容の向上、充実をどう実現するかという立場はない。そこにあるのは、もっぱら保育にかける市の負担をどう安くするかということであり、国が示した「民間でできることは民間に委譲する」という、安上がりな構造改革の方向に安易に追随した考えしか見られない。「良質」ということと「低廉」ということは、通常両立しない。営利を前提とする民間にあっては、なおさらである。

 何かというと”市はお金がない”とのことだが、それはおかしい。何が大切か優先すべきことを大切にして欲しい。福祉の充実にこそ力を入れるのが、市の役割。

 保育運営を安くする手段であって、真の保育、将来の子供づくりを閉ざしているものではないか。国づくりは人である。人を大事にすることを忘れた時には、其の行政はないと思う。行政で税金を作って人間関係に優先 すべきである。

 民営化の狙いは、保育にかける行政の負担を減らすことにある。児童や父母、住民にとってよくなること何もない。収益優先の保育園になりかねない。

 「行政改革」の名で、市民と直結する分野でサービスが切り捨てられているがとんでもないことである。少子化対策、子育て支援を言うのなら、公立保育園を存続させ充実させていくことこそが重要である。

(意見に対する市の考え方)

 近年、行政においても事務の改善や事業の見直しなど、効率性を高める工夫が求められています。こうしたことから、保育分野のみならず各分野において、最少の経費で最大の効果を提供できるような仕組みづくりに取り組んでいるところです。

 今後は、公立保育園・私立保育園の特色のある保育を活用する中で、子育て支援などの取り組みの充実を図っていきます。

Q5 項目名 認定子ども園

(提出された意見)

 幼保を一体化した認定こども園を導入することが提起されているが、1日4時間程度の幼稚園と10時間にもなる保育園では、保育内容、生活リズムに大きな違いがある。また利用者と施設の直接契約、施設独自の利用料設定など、保育事業にも利用者の負担能力によって格差をつくり、公的責任が弱くなるなど、問題点が多く容認できない。

 認定子ども園の導入を前提に民営化を計画しているが、現行保育園との比較において、認定子ども園の設備面や保育配置面での低い基準や、直接入所方式・保育料直接徴収方式による問題などに何ら言及していないことにも、行政の説明責任の放棄が読み取れる。特に、直接入所方式・直接徴収方式は、保育所の選択と料金に応じた保育の選択を、「親の選択と責任」に押しつけ、等しく保育の受ける権利を奪うものである。この問題は、既に東京都での小中学校での選択制で問題化しており、行政として当然の学ぶべきことである。

 認定こども園の導入は慎重におこない、保育条件、保育内容、質を低下させないようにする。現状より低い基準で導入することは認められない。

(意見に対する市の考え方)

 近年、保護者の方の保育へのニーズが多様化してきています。認定子ども園は、幼稚園・保育園の長所を活用する中で、子育て支援などの取り組みの充実を図っていくものであり、保育の場が多くなるなどの点において大きな役割を果たすものと考えています。

(提出された意見)

 前提として認定子ども園とするためには県の認可が必要と書かれている。市としては認定子ども園を増やしたい(推進する)とあるが、県との思惑は一致しているのか。

(意見に対する市の考え方)

今後、認定子ども園についての具体的な動きが出てきた中で、県と協議を行っていきます。

Q6 項目名 すべて民営化することについて

(提出された意見)

 子育て支援には、安心して預けられる公立保育所が必要です。公立保育所が充実すると、私立保育所も充実すると思う。すべて民間保育所にするととても不安である。

 公立保育所はぜひ存続して欲しい。すべて民営化することにはとても不安を感じる。

(意見に対する市の考え方)

この素案は、全保育園を民営化の対象として考えることとしたものですが、全ての保育園を民営化することと同一ではありません。民営化の進捗状況にあわせながら、公立保育園としての役割を検討し、整備を行っていきます。

その他

Q7 項目名 その他

(提出された意見)

 民営化の対象はすべての保育所と言っているが、施設の老朽化の度合いなどを考慮して優先順位を付けていることは評価できると思う。確かに、保育サービスは必ずしも公だけが担うべき分野ではないが、はなから民営化ありきで進むことは良くないと思う。あらゆる状況を判断し、かつ地域や保護者が納得する手順で進めていってほしい。

 時間をかけて市民に周知させ、各部での討議の時間を保障してから練り上げて欲しい。 短期間に(知らされないうちに)決められていくような気がしてならない。

(意見に対する市の考え方)

今後も地域の方や保護者の方への説明を行いながら取り組んでいきます。

(提出された意見)

 公立保育園を民営化していく方針なら、計画の題名も「民営化」という言葉を入れたほうがよいのではないか。

(意見に対する市の考え方)

公立保育園の役割について検討していく中で民営化を推進することとなったことから、この名称となったものです。

(提出された意見)

 人づくりは、将来の国づくり、県づくりの基礎となるものであるから、無駄な税金はないか、真剣に考え「格差のない社会」を作ることが重要である。

(意見に対する市の考え方)

適宜、事務・事業を検証する中で、充実された事務・事業や市民ニーズの高くない事務・事業などの見直しに取り組んでいきます。

(提出された意見)

 子育てをしていく過程で、女性が仕事をしていくことが大変である。

(意見に対する市の考え方)

今後は、育児休業の取得の奨励など、企業における子育て支援や父親の子育て参加を促すことにより、社会全体で子育てを支援できる体制づくりにも取り組んでいきます。

(提出された意見)

 どんどん民営化されていって、郊外部に保育所がなくなってしまうことが心配。運営していくために子どもの数が多い地区ばかりに保育所が作られて、子どもの少ない地区では自宅から何kmも離れた所にしか保育所がないという状況は出てこないのか?

(意見に対する市の考え方)

民営化の進捗状況を見ながら、今後適正な配置を検討していきます。

(提出された意見)

 設置運営手法の比較において、特徴として、公立保育園は安心で、私立保育園は不安という書き方はおかしいのではないか。

 『基本方針』において1文1文が長すぎて、読んでいるうちに分からなくなる。簡潔に分かりやすい表現にしてほしい。

(意見に対する市の考え方)

ご意見を受けて、適切な表現、また簡潔な表現となるよう、一部修正を行いました。

(提出された意見)

 民営化よりも統廃合を最初に考えるべきではないか。

民営化の方針を撤回し、計画的に公立保育所の改築、改修をすすめるべきではないか。また、子育て支援、保育所の充実のために、正規保育士の削減をやめ、非常勤職員の労働条件を改善する。私立保育所に対する補助を拡充する。とくに人件費にかかわる補助を大幅につよめることが必要である。

(意見に対する市の考え方)

今後の子育て支援のあり方や保育行政のあり方などについて総合的に検討を行ったところ、民営化を推進することにより、子育て全般の充実を図ることとしたものであり、Q8の市の考え方で述べているように、今後市民の皆様のご理解を得ながら、取り組んでいくことを考えています。

(提出された意見)

 保育料金は今現在収入によって違っていると思うが一定にしてほしい。生活が苦しくて仕方なく共働きしているのに、高い保育料金を支払っているのでは意味がない。また、途中入園も出来るといい。

(意見に対する市の考え方)

本市の保育料については、国が基準として定めている額の約7割程度の額で定めています。また、兄弟児減免などによる保育料の軽減や児童手当の支給など、子育てにかかる負担を軽減する取り組みを行っています。

(提出された意見)

 夕方の7時ぐらいまで園児を預かってあげることができれば、共稼ぎをしている家庭も時間に余裕が出てくるのではないか。

(意見に対する市の考え方)

7時頃までの保育(長時間保育)については、保護者の方からの申請があれば、原則として公立・私立ともに実施しているところです。今後とも、保護者の方が働きやすい環境づくりに取り組んでいきます。

 

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