下水道施設の災害支援協定を締結しました

下水道施設の災害支援協定の締結について

　災害時に下水道施設の緊急対応を迅速に行えるようにするため、 福井市は日本下水道事業団と北陸で初めてとなる「福井市・日本下水道事業団災害支援協定」を締結しました。 

協定締結の経緯

　これまでは、災害で被災した施設の応急復旧工事について、施設ごとに自治体と日本下水道事業団が契約を締結し工事をしていましたが、手続きに時間がかかり、迅速な復旧の妨げとなっていました。
　こうした状況を踏まえ、下水道法及び日本下水道事業団法が一部改正（平成27 年5 月20 日公布、同年7 月19 日施行）され、事前に協定を締結することにより施設ごとに工事の契約を結ぶ必要がなくなり、手続きにかかる時間を省くことが可能になりました。

協定の特色

　下水道法及び日本下水道事業団法の一部改正により創設された災害時維持修繕協定で定めるべき事項に加えて、災害査定に必要な資料作成、現地調査、災害査定への立会等の事項についても包括的に定めました。
　この協定締結により、福井市からの要請があれば、工事契約の手続きを経ることなく、日本下水道事業団の職員が直ちに現地に入り、必要に応じて緊急工事等の災害支援の活動を開始することができるようになりました。 

　協定締結日　　　平成28年3月10日

　対象施設　　　　処理場　　　日野川浄化センターなど　　 7施設
　　　　　　　　　ポンプ場　　佐佳枝ポンプ場など　　　21施設

　協定調印式　　　日時　平成28年3月10日　13時30分～14時
　　　　　　　　　場所　福井市役所館3階庁議室

　　【写真】調印式の様子