最終更新日:2009年1月17日
日野川浄化センター 汚水処理のしくみ
汚水処理のしくみ
家庭や工場等から排出された汚水は、地下に張り巡らされた下水管を通って、浄化センターに流れてきます。
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沈砂池
浄化センターに運ばれた下水はまず沈砂池に入り、下水の中に含まれている大きなゴミや、下水管を流れる間に入りこんだ小石や砂は、この池で取り除かれます。
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ポンプ室
下水管を通って浄化センターに到達した汚水は、ポンプで汲み上げて最初沈殿池へ送ります。
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最初沈殿池
汲み上げられた汚水をゆっくり流すことにより、小さなゴミや泥を沈殿させ、掻き寄せて汚泥処理施設へ送ります。
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反応タンク
汚水に活性汚泥(バクテリアや原生動物のような微生物を含んだ泥)を加え空気を吹き込んで攪拌します。すると活性汚泥の中の微生物は空気中の酸素と、汚水中の有機物を栄養として繁殖し沈殿しやすい塊になります。
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送風機設備
微生物が活発に働けるように反応タンクに空気を送ります。
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最終沈殿池
沈殿しやすくなった汚泥と水をここで分離させます。底に沈んだ汚泥は、必要な量だけ反応タンクに活性汚泥としてもどし余分な汚泥は、最初沈殿池や汚泥処理施設に送られます。
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塩素混和池
最終沈殿池の上澄み水は、見た目にはきれいですが大腸菌などの細菌が含まれているのでここで次亜塩素を注入して消毒し、滅菌してから日野川に放流しています。
水処理施設系統図
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