集落排水をこれからご使用する皆様へ

ホーム＞くらし＞下水道＞集落排水＞集落排水をこれからご使用する皆様へ

最終更新日：2024年4月5日

集落排水をこれからご使用する皆様へ

集落排水事業は、集落における生活環境の改善、自然環境の保全などを担った事業です。集落排水施設が供用開始されて、これまで集落内の側溝や排水路および河川などに流されていた、し尿の処理水や生活雑排水は、処理施設で浄化されて放流しています。福井市集落排水処理施設の管理に関する条例において、供用開始後1年以内(くみとり便所の場合は3年以内)に排水設備を設置しなければならないことが定められています。つきましては、速やかな排水設備の設置と、集落排水への接続をお願いします。
また、集落排水施設を末永くご使用するために、基準に合った排水設備工事と正しいご使用をお願いします。

集落排水施設を使用するには

1．公認業者に見積りを依頼します。

宅内排水設備工事の費用は個人負担となるため、はじめに排水設備工事公認業者（排水設備指定工事店）に見積りを依頼します。
排水設備や便所の水洗化工事は、その構造や使用する器具材質などに基準があるため、見積りや工事施工には必ず公認業者を利用してください。
その際、十分に打合せをして見積りを依頼してください。また、内容をよく検討し、後で金銭トラブルなどの無いようにしてください。なお、業者を決める際は、数社から見積りを取られることをお勧めします。

公認業者に関する事はこちらから

2．福井市へ申告をします。手続きは公認業者によって行われます。

見積りができ、業者が決定し、業者との相談が終わりましたら、市へ施工許可申請の申込を行ってください。
排水設備の工事をするには、（1）排水設備計画確認申請書、（2）排水設備等工事台帳を提出し、福井市企業管理者の許可を受ける必要があります。
公認業者が書類を作成しますので、内容をよく確認してください。また、（2）排水設備等工事台帳には、該当地区の管理組合長（組合長がいない場合は自治会長）の署名または記名押印が必要になります。

申請書および台帳の様式はこちらから
(1)排水設備計画確認申請書（エクセル形式 xlsx 16キロバイト）
(2)排水設備等工事台帳（見本）（PDF形式 809キロバイト）

3．工事の発注～完了

「排水設備等工事台帳」を市に提出されましたら、集落排水管理事務所の担当者が宅地内排水設備の設計が基準どおり適切に行われているかを確認し、適切であれば、排水設備計画確認書をお渡しします。
計画確認書が届きましたら業者に工事を発注してください。
工事が完了しましたら、5日以内に（3）排水設備工事完了届を市に提出してください。

完了届の様式はこちらから
(3)排水設備工事完了届（エクセル形式 xlsx 15キロバイト）

4．工事完了検査

受益者申告書及び新設設備工事が申請内容に合致しているかを確認します。
検査に合格すれば「排水設備検査済証」を交付します。

5．工事完了後の手続き

（4）集落排水施設使用開始届、（5）世帯人員現況届を提出すると、集落排水をご使用いただけます。

集落排水の正しい使い方はこちらから
集落排水のあるくらし
開始届および現況届の様式はこちらから
(4)集落排水処理施設使用開始（休止・廃止・再開）届（エクセル形式 xlsx 15キロバイト）
(5)世帯等人員現況届（エクセル形式 xlsx 15キロバイト）
(6)集落排水処理施設一時使用開始（廃止）届（エクセル形式 xlsx 15キロバイト）

受益者の変更について

土地の持ち主が変わるなどして、受益者が変更となる際には、受益者変更届を提出してください。

受益者変更届（エクセル形式 xlsx 15キロバイト）

公共汚水ますを新たに設置する場合について（事前問合せ必要）

受益者申告書を提出し、新たに受益者になる必要があります。受益者申告書には、該当地区の管理組合長（組合長がいない場合は自治会長）の署名または記名押印が必要になります。
ただし、条件により受益者となれない場合がありますので、書類の提出前に必ず事前に集落排水管理事務所までお問合せください。
また、公共汚水ます、取付管新設等申請書を合わせて提出ください。
公共汚水ます及び取付管工事費用は個人負担となります。
受益者申告書及び新設等申請書の様式はこちらから

受益者申告書（エクセル形式 xlsx 15キロバイト）

公共汚水ます、取付管新設等申請書（エクセル形式 xlsx 16キロバイト）

宅地内排水設備施工上の注意

処理対象汚水は、し尿および生活雑排水のみです。雨水、工場排水などその他特殊な排水は完全に分離し、独立した排水設備としてください。
集落排水施設に接続する排水設備には、絶対に雨水などが流入しないように施工してください。宅地内排水設備は、原則として既設の設備は使用できません。ただし、十分な耐久性を保持し、福井市宅地内排水設備の設置基準に合致するものについてはこの限りではありません。