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最終更新日:2021年8月30日

エレベーターをご利用になる皆様へ


エレベーターの安全なご利用について

 エレベーターは、私たちの日常生活で欠くことができないものですが、最近エレベーターによる不幸な事故が、全国的に発生しております。安全に、快適にご利用いただくために、正しい利用方法を確認していただきますよう皆様のご協力をお願いします。また、お子様の無意識の行動が事故につながることもありますので、お子様へのご指導もあわせてお願いします。

  • ドアの開閉時に手や長いひも(ペットのリードなど)が挟まれないようご注意ください。
  • ドアの敷居への落し物にご注意ください。
  • かけこみはおやめください。
  • お子様が乗る際には、保護者の付き添いをお願いします。
  • エレベーター内での犯罪にご注意ください。

 詳しくは、一般社団法人日本エレベータ協会のホームページをご覧ください。

戸開走行保護装置の設置とエレベーター安全装置設置済みマーク表示制度について(エレベーターをお持ちの方へ)

 戸開走行保護装置とは、エレベーターに故障が生じ、エレベーターの出入り口の戸が閉じる前に動き出そうとした場合に自動的に制止させる安全装置です。平成21年9月28日以降に設置されたエレベーターには、この装置の設置が義務付けられています。しかし、それ以前に設置されたエレベーターの多くは、この装置が設置されていません。これらのエレベーターは違法ではありません(既存不適格)が、現在の安全の基準を満足していないため、早急な対応が望まれます。このようなエレベーターをお持ちの方は、この装置を設置する改修工事をご検討ください。

 また、戸開走行保護装置が設置されているエレベーターかどうかが容易にわかるマークをエレベーター内の見やすい場所に表示できる任意制度が、平成24年8月より運用開始されました。この装置を設置したエレベーターで、まだマークを表示されていない方は、マークの表示のご検討をお願いいたします。

(どちらとも国土交通省のホームページが新しいウィンドウで開きます)

防災キャビネットの設置について(エレベーターをお持ちの方へ)

 大阪北部地震では、閉じ込めの救出に最大5時間半を要しており、特に首都直下地震ではそれを上回る時間を要するおそれがあります。閉じ込めが発生し、救出までに長時間を要する場合、閉じ込められた方が健康状態を損なうことなく救出を待つことができるようにするためには、エレベーターのかご内に、簡易トイレや非常用飲料水等を備蓄した防災キャビネットを設置することが有効であると考えられます。
 つきましては、かご内への防災キャビネットの設置を積極的に設置していただきますようお願いいたします。なお、設置に当たっては次に掲げる事項に留意してください。(かご全体の重量に対する通常の防災キャビネットの重量は軽微であるため、最大定員や定格積載量に対する影響を考慮する必要はありません。)

 ・設置にあたり、かごの壁や床に穴をあけないこと。
 ・保安上の観点から、容易に開けることができない仕様とすること。
 ・キャビネットの中身の維持管理については、エレベーター保守事業者による保守の対象外であることが
  一般的であることから、原則、建物所有者・管理者において適正に維持管理を行うこと。
 ・キャビネットに係る問い合わせ先(設置メーカー等)を明示すること。
 ・車いす使用者の利用上支障にならないよう設けること。                                          

お問い合わせ先

建設部 建築指導課
電話番号 0776-20-5574ファクス番号 0776-20-5751
〒910-8511 福井市大手3丁目10-1 市役所本館5階 【GoogleMap】
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