ネコの繁殖制限について

ネコの繁殖制限について

ネコの繁殖の特徴

ネコの繁殖期は初春から晩秋で、この間にメスネコは、発情・妊娠・出産を2から3回繰り返します。交尾すればほぼ100パーセント妊娠し、1回の出産で4から8匹の子ネコを産みます。
メスネコは、生後8ヶ月位で子ネコを産めるようになります。発情すると大きな声で鳴き、オスネコを求めて外に出たがります。妊娠・出産の繰り返しは、体に大きな負担を与え、病気や寿命を縮める原因になります。
オスネコは、生後8ヶ月位でオトナになり、独特の声で鳴き、臭いにおいのオシッコをあちこちにひっかけるようになります。 

不妊・去勢手術のメリット

不妊・去勢手術により、望まない子ネコが生まれないだけでなく、一生、繁殖に関するストレスから開放され、いつもおだやかに過ごすことができます。また、生殖器の病気やネコ白血病などの病気の心配もなくなります。
オスの場合、オシッコのにおいが軽減し、オシッコをあちこちにひっかけることもほとんどなくなり、家の中で一緒に快適に暮らすことができます。また、外に出たり他のオスネコとケンカする衝動も少なくなり、事故やケンカでうつるネコエイズ（ネコ免疫不全症候群）などの感染症の危険も少なくなります。