水質管理目標設定項目について

最終更新日 2015年7月24日 印刷

毒性の評価が暫定的であるなどの理由で、水質基準とされなかったもの等が水質管理上留意すべき項目として設定されています。

番号 項目 目標値 その他 備考
1 アンチモン及びその化合物 0.02 mg/L 発生源:アンチモン使用工場
用途:半導体材料、合金、顔料
自然水中に存在は稀、金属毒性強
金属・
無機物質
2 ウラン及びその化合物 0.002 mg/L
(暫定)
発生源:核燃料製造工場、触媒工場
用途:核燃料、触媒、顔料
自然界に広く分布
3 ニッケル及びその化合物 0.02 mg/L 発生源:鉱山、ニッケルメッキ工場
用途:特殊鋼、メッキ、貨幣、顔料
自然水中に存在は稀
4 削除
5 1,2-ジクロロエタン 0.004 mg/L 発生源:化学工場
用途:塩ビモノマーの原料、脱脂溶剤
地下浸透、肝臓障害
一般有機物
6 削除
7 削除
8 トルエン 0.4 mg/L 用途:アンチノック剤としてガソリンに添加、染料、合成繊維、漂白、医薬品等の原料、シンナー、接着剤、塗料、インキ等に使用。
9 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) 0.08 mg/L 用途:プラスチックに柔軟性を持たせる可塑剤、塩ビフィルム、シート、ホース等可塑剤、農薬、染料、インク等保留剤
10 亜塩素酸 0.6 mg/L 発生源:製紙工場、食品工場
用途:紙の漂白剤、食品添加剤

消毒副生成物

11 削除
12 二酸化塩素 0.6 mg/L 発生源:下水処理場、製紙工場
用途:水の消毒、紙パルプ等の漂白剤
日本では使用されていない
消毒剤
13 ジクロロアセトニトリル 0.01 mg/L
(暫定)
フミン質、藻類、アミノ酸と塩素の反応による消毒副生成物で、長滞留・高水温ほど生成量増、不安定分解易し、加水分解しジクロロ酢酸に変化 消毒副生成物
14 抱水クロラール 0.02 mg/L
(暫定)
用途:鎮静剤等医薬品・農薬の原料
フミン質、塩化シアンと塩素反応による消毒副生成物で、水に易溶
15 農薬類 検出値と目標値の比の和として、1以下 国内で使用実績のある農薬の中から102項目が抽出されており、その中から検査項目を考慮しています 農薬
16 残留塩素 1 mg/L 消毒、無機有機物の除去に利用され、THM生成抑制上極力低値が望ましいが、管路が長くなると難題 臭気
17 カルシウム、マグネシウム等(硬度) 10~100 mg/L 発生源:地質、海水、コンクリート構造物
用途:廃水中和凝集処理(石灰)
必須元素、石鹸、スケール問題、適量は良
18 マンガン及びその化合物 0.01 mg/L 色度、黒色浮遊物等着色障害 着色
19 遊離炭酸 20 mg/L 水中解離CO2のことで、有機物の分解により地下水に多く存在するが、侵食問題あり。おいしさでは適量は良
20 1,1,1-トリクロロエタン 0.3 mg/L 用途:ドライクリーニング剤、金属脱脂洗浄、繊維染み抜き剤
地下浸透、活性炭・エアレーション除去
臭気
21 メチル-t-ブチルエーテル 0.02 mg/L 用途:ガソリン添加剤(オクタン価向上剤、アンチノック剤)、溶剤
味・臭いの観点を考慮して設定
22 有機物等(過マンガン酸カリウム消費量) 3 mg/L 発生源:動植物の腐敗、排泄物、生活雑排水、工場排水
重要な汚染指標であり、色濁・トリハロメタン生成と相関
23 臭気強度(TON) 3 金気、土、薬品、腐敗、カビ、芳香、塩素臭等、個人差あり 臭気
24 蒸発残留物 30~200 mg/L 水中の溶解・不溶解性物質の総和であり、地質、原水処理過程による影響が大きく、味、スケールに留意する必要がある。適量は良
25 濁度 1度以下 水中に分散している微細な粒子の光散乱等が濁りとして感じるもので、外観を損ない不快感をもたらす 基礎的性状
26 pH値 7.5程度 地質、表流水、地下水、酸性雨からも影響を受け、施設の腐食等の原因にもなるため水処理コントロールが必要 腐食
27 腐食性(ランゲリア指数) -1程度以上とし極力0に近づける 水のpH値とその水の理論pH値との差をいうが、日本では一般的に地質に起因し軟水のため腐食性が強い
28 従属栄養細菌

2000集落数/mL

(暫定)

水道施設の清浄度の低下を指摘する指標として設定

水道施設の健全性の指標

29 1.1-ジクロロエチレン 0.1 mg/L 発生源:化学工場
用途:家庭用ラップ、食品包装用フィルム
一般有機物
30 アルミニウム及びその化合物 0.1 mg/L 発生源:鉱山、精錬、メッキ工場等
地球上に広く多量に分布、凝集剤として浄水処理に使用
着色

※目標値は範囲等明示なきものは、全て当該数値以下とする。
※目標値のうち、(暫定)は毒性評価が確定していないため、暫定値であることを明示している。
※マンガン、有機物等(過マンガン酸カリウム消費量)、カルシウム・マグネシウム等(硬度)、蒸発残留物、濁度及びpH値(6項目)は、基準項目でもあるが、より質の高い水道水の供給を目指すための目標とする値として別途設定されている。
※残留塩素については、水道法22条により、衛生上の措置として遊離残塩0.1mg/L、結合残塩0.4mg/L以上保持するように塩素消毒が義務付けられている。

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