消費者トラブルQ&A20~29

最終更新日 2018年9月14日 印刷

Q29:えっ!?クーリング・オフできないの?

  • 質問

    • テレビショッピングで、サイクロン式掃除機を購入しました。自宅に商品が届き、使ってみたところ、思っていた以上に重く、使い勝手も悪かったので返品したいのですが、クーリング・オフできるのでしょうか。

    回答

    • テレビショッピングなどの通信販売には、クーリング・オフ制度はありません。代わりに、事業者が返品の可否や返品期間などに関する特約を設けており、それに従うことになります。特約がない場合は、受け取った日から8日以内であれば、送料を消費者負担で返品できます。
    • テレビショッピングは、手軽に買い物ができる半面、返品の可否など重要な事項の表示時間が短く、分かりにくいことがあります。商品の使い方、使用上の制限、返品の可否、業者の連絡先などをよく確認してから注文しましょう。   

    Q28:個人情報削除詐欺に気をつけて

    質問

    • 消費者センターの職員を名乗る人から「あなたの名前が複数の業者に登録されている」と電話があり、削除をお願いしました。後日、「1社だけ削除できなかった。削除するには代わりの人を立てる必要がある」とNPOの代表者を紹介されました。代表者へ問い合わせると、その団体は震災の復興支援をしており、削除する代わりに私名義で商品を契約してほしいと言われました。どういうことでしょうか。

    回答

    • 新手の劇場型の詐欺と思われます。最近、個人情報の大規模な漏えいが報道されていますが、劇場型の詐欺はそうした社会的事件や出来事を巧妙に取り入れて、話に現実味を持たせています。最終的な目的は、あなたからお金をだまし取ることです。これ以上相手にしないようにしてください。一人での対応が難しいときは、警察に相談しましょう。
      消費者センターなどの公的機関が、個人情報の削除について電話することはありません。 

    Q27:「幸運」を手に入れるつもりが・・・

    質問

    • 雑誌広告に掲載されていた「金運に恵まれるブレスレット」を購入したところ、販売店から「高名な寺の住職が話をしたいと言っている」と電話がありました。その後、住職を名乗る人から「あなたには悪い霊がついているので祈祷(きとう)が必要です」と言われたので、不安になり100万円の祈祷料を支払いました。だまされたのでしょうか。

    回答

    • 開運グッズ購入後、新たに水晶玉の購入や祈祷サービスの勧誘を受けるケースが発生しています。業者から不安をあおるような言動や「これを持てば、さらに気運が上がる」などと言われ、冷静な判断ができない状態に追い込まれて、高額な契約を迫られます。このような勧誘があった場合は、その場ですぐに返事をせず、家族や第三者に相談しましょう。冷静な対応ができないと思ったら、すぐに消費者センターに相談してください。 

    Q26:福井の人しか申し込めない老人ホーム!?

    質問

    • 県内に新設される温泉付き老人ホームのパンフレットが届きました。翌日、大手証券会社を名乗る人から「東北で被災した高齢者夫婦が、故郷・福井の老人ホームへ入居を希望している」と電話がありました。パンフレットは福井在住の人にしか届いていないため、被災者の息子の話を聞いてほしいとのことです。その後、息子と名乗る人から「どうか代わりに申し込んでください。お礼はします」と電話がありました。信用してもよいでしょうか。

    回答

    • これは、最近増えている新手の「買え買え詐欺(劇場型詐欺)」です。相手は県内の地名を使って、本当に老人ホームが造られるかのようにだまします。最後には「今、お金の準備ができないので、立て替えてほしい」などと言い、高額なお金を振り込ませたり、宅配便で現金を送らせたりします。買え買え詐欺は、新しいパターンがどんどん生まれています。ご注意ください。 

    Q25:これって便乗値上げ!?

    質問

    • いつも行くスーパーで、消費税の増税前は「税込み105円」で売っていた卵が、増税後には「税抜き価格108円+税金」と表示されて売っていました。本来ならば「税抜き価格100円+税金」になると思うのですが、これは便乗値上げではないでしょうか。

    回答

    • 事業者が、合理的な理由がないにもかかわらず、税率以上に値上げする場合は、便乗値上げになる可能性があります。しかし、実際に便乗値上げに該当するかを判断するには、商品の特性や需給の動向、コストの変動など、さまざまな要因を総合的に検討する必要があります。
      疑問に思ったら、まず業者に説明を求めましょう。

    Q24:還付金詐欺にだまされないで!

    質問

    • 市職員を名乗って「昨年分の医療費の返還があるので通知を送りましたが、まだ返事が届いていません」と電話がありました。「今日が手続きの期限であり、ATM(現金自動預払機)ならその場で還付金を受け取ることができるので、すぐにキャッシュカードと携帯電話を持って、ATMへ行ってください。操作方法はその場で指示します」と言われました。信じていいでしょうか。

    回答

    • これは、還付金を受け取る手続きだとだまして振り込ませる「還付金詐欺」です。市役所などの公的機関が、ATMで還付金の手続きを受け付けたり、電話でATMの操作を依頼したりすることは絶対にありません。
      「還付金をATMで受け取ることができる」との電話があった場合は、手続きを行う前に市役所へ問い合わせるか、消費者センターや警察などに相談してください。  

    Q23:うその勧誘をする新聞の訪問販売!

    質問

    • 県外の大学に進学し、一人暮らしを始めた娘から、「無理やり新聞を契約させられた」と電話がありました。きっぱりと断ったのに、「大学の授業で使うので、取らないとだめだ」と言われ、仕方なく購読契約をしたとのことでした。また、大量の景品を置いて帰ったようです。後日、大学に確認すると、勧誘員の説明はうそだと分かりました。
      契約はキャンセルできますか。

    回答

    • 訪問販売で新聞購読を契約した場合、8日以内ならクーリング・オフ(無条件解約)が可能です。販売店に、はがきで通知しましょう。勧誘時にうその説明を受けた場合は、8日を過ぎていても特定商取引法で契約の取り消しが可能な場合があります。また、過度の景品はトラブルの元になるので、受け取らない方がよいでしょう。
       4月は、新生活を始めた若者に対する訪問勧誘が活発になります。一人暮らしで困らないよう、親子で注意点を話し合っておきましょう。

    Q22:幼児がアダルトサイトを利用!?

    質問

    • 3歳の娘が、私のスマートフォンを触って遊んでいました。娘の様子が変わったので見てみると、8万円もするアダルトサイトの請求画面になっていました。慌ててサイトに電話をしましたが、子どもが使っていたことを信じてくれません。支払うべきですか。

    回答

    • 今回の事案は、表示などにも問題があるサイトだったため、料金を支払わず、連絡を絶つように伝えました。しかし、相手に漏れた個人情報は回収できないので、今後、不審な連絡に注意が必要です。
    • 最近、小さな子どもに、子守代わりに携帯電話やスマートフォンなどを触らせる保護者が増えています。これに伴い、「高額なアダルトサイトに入った」「オンラインゲーム内の有料ボタンを押して、カード決済になった」などの相談も増えています。子どもに端末を使わせる場合は、閲覧の制限をかけるなど万全な設定をして、保護者の監視下で使わせましょう。

     

    Q21:無料日帰りバスツアーで宝石店!?

    質問

    •  スーパーで懸賞に申し込んだところ、無料日帰りバスツアーに当選しました。旅行中に訪れた宝石店で、20万円のネックレスを購入しましたが、帰宅後冷静に考え、高額であることを後悔しました。解約できるのでしょうか。

    回答

    •  店で購入した場合は、基本的に契約解除はできませんが、事業者が独自に解約規定を設けている場合があります。まずは契約書面を確認しましょう。解約規定がない場合でも、勧誘方法や契約内容に問題があれば、解約できることもあります。不安なときは、消費者センターへ相談してください。
    •  この事例のように、旅先で予期しない高額な商品を勧められた場合は、本当に必要かどうかよく考えましょう。必要ないものを勧められたら「いりません」とはっきり断りましょう。
    •  また、契約する場合は、解約や返品、交換方法についてきちんと確認しましょう。

    20毎日行ってもタダ!?電位治療器の体験会

    質問

    •  近所に、電位治療器の無料体験会場ができました。開催期間中は、何度でも無料で試すことができるそうです。「リウマチが治った」、「血液がサラサラになった」、「アトピーが治った」などの体験談を聞きますが、本当にそのような効果があるのでしょうか。

    回答

    •  電位治療器の効能として認められているのは、「頭痛、肩こり、不眠、便秘の緩解」だけです。「病気の予防になる」、「病気が治る」といったセールストークは認められていません。
    •  体験会は期間限定で開かれることが多く、会期の終盤になると、「今後も使い続けるには購入するしかない」と勧められて、自ら購入する場合もあるようです。
    •  しかし、体験会場での体験談やセールストークだけで判断するのは危険です。不明な点や不審なことがあれば、消費者センターに相談してください。かかりつけ医などに相談するのも良いでしょう。

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