平成25年度 消費者トラブルQ&A

最終更新日 2014年5月27日 印刷

 消費者センターには、日々多くの消費者相談が寄せられます。この「消費者トラブルQ&A」のページでは、消費者被害を未然に防ぐことを目的に、実際に寄せられた相談とその解決策の紹介や、製品事故に関する注意喚起を行っていきます。

 

幼児がアダルトサイトを利用!?

「市政広報ふくい」26年3月10日号掲載

質問

  •  3歳の娘が、私のスマートフォンを触って遊んでいました。娘の様子が変わったので見てみると、8万円もするアダルトサイトの請求画面になっていました。慌ててサイトに電話をしましたが、子どもが使っていたことを信じてくれません。支払うべきですか。

回答

  •  今回の事案は、表示などにも問題があるサイトだったため、料金を支払わず、連絡を絶つように伝えました。しかし、相手に漏れた個人情報は回収できないので、今後、不審な連絡に注意が必要です。
  •  最近、小さな子どもに、子守代わりに携帯電話やスマートフォンなどを触らせる保護者が増えています。これに伴い、「高額なアダルトサイトに入った」「オンラインゲーム内の有料ボタンを押して、カード決済になった」などの相談も増えています。子どもに端末を使わせる場合は、閲覧の制限をかけるなど万全な設定をして、保護者の監視下で使わせましょう。

 

無料日帰りバスツアーで宝石店!?

「市政広報ふくい」26年2月10日号掲載

質問

  •  スーパーで懸賞に申し込んだところ、無料日帰りバスツアーに当選しました。旅行中に訪れた宝石店で、20万円のネックレスを購入しましたが、帰宅後冷静に考え、高額であることを後悔しました。解約できるのでしょうか。

回答

  •  店で購入した場合は、基本的に契約解除はできませんが、事業者が独自に解約規定を設けている場合があります。まずは契約書面を確認しましょう。解約規定がない場合でも、勧誘方法や契約内容に問題があれば、解約できることもあります。不安なときは、消費者センターへ相談してください。
  •  この事例のように、旅先で予期しない高額な商品を勧められた場合は、本当に必要かどうかよく考えましょう。必要ないものを勧められたら「いりません」とはっきり断りましょう。
  •  また、契約する場合は、解約や返品、交換方法についてきちんと確認しましょう。

 

毎日行ってもタダ!?電位治療器の体験会

「市政広報ふくい」26年12月10日号掲載

質問

  •  近所に、電位治療器の無料体験会場ができました。開催期間中は、何度でも無料で試すことができるそうです。「リウマチが治った」、「血液がサラサラになった」、「アトピーが治った」などの体験談を聞きますが、本当にそのような効果があるのでしょうか。

回答

  •  電位治療器の効能として認められているのは、「頭痛、肩こり、不眠、便秘の緩解」だけです。「病気の予防になる」、「病気が治る」といったセールストークは認められていません。
  •  体験会は期間限定で開かれることが多く、会期の終盤になると、「今後も使い続けるには購入するしかない」と勧められて、自ら購入する場合もあるようです。
  •  しかし、体験会場での体験談やセールストークだけで判断するのは危険です。不明な点や不審なことがあれば、消費者センターに相談してください。かかりつけ医などに相談するのも良いでしょう。

 

身に覚えのないメールが届いた!

「市政広報ふくい」25年11月10日号掲載

質問

  •  「携帯電話で利用していた情報コンテンツ料金が滞納されているため、携帯電話会社から身辺調査の依頼を受けました」というメールが、興信所から届きました。
  •  和解、相談を希望する人は、翌日までに問い合せをするように書いてありますが、連絡すべきでしょうか。

回答

  •  典型的な「架空請求」の手段です。絶対に連絡してはいけません。
  •  「身辺調査」、「法的措置への移行」、「住宅や勤め先への請求」といった文言に驚かされて、身に覚えがなくても、確認のためにすぐに連絡をしなくてはと思いがちです。しかし、うっかり電話をすると、個人情報を相手に知らせてしまいます。不安な場合は、まず消費者センターに相談してください。

 

くじびきで大当たり!「ウォーターサーバー」

「市政広報ふくい」25年10月10日号掲載

質問

  •  2日前、ショッピングセンターの抽選会で当選し、「ウォーターサーバーを永久に無料で借りられます」と言われました。喜んで申し込んだところ、サーバーは無料でも、毎月配達される水の代金5千円を支払わなければならず、短期間でやめると高い解約金がかかることが分かりました。しかし、その場では断れずに契約してしまいました。電気代も高く、水も飲み切れそうにありません。契約を取り消したいのですが、どうしたらいいでしょうか。

回答

  •  今回の場合は、訪問販売と同じように8日間以内ならクーリングオフができるケースだったので、クーリングオフ通知を送付して契約を解除することができました。
  •  このような「当選商法」では、当選したというお得感で、つい不要な契約をしてしまいがちです。商品を売ることを隠して抽選会をする業者にも問題がありますが、本当に必要な契約かどうか、冷静に考えましょう。

オンラインゲームで高額請求!

「市政広報ふくい」25年9月10日号掲載

質問

  •  突然、カード会社から10万円の高額請求書が届きました。どうやら、小学生の息子が私のクレジットカードを勝手に財布から抜き取り、カード番号を登録してオンラインゲームのアイテムを購入したようです。どうしたらよいでしょうか。

回答

  •  オンラインゲームに関する相談で「親の知らない間に子どもが無断でアイテムを購入してしまう」というトラブルが多発しています。オンラインゲームは、登録は無料でも、有料アイテムがないと楽しめないものが多く、サービス形態や料金決裁手段も多様化しています。保護者は、オンラインゲームの仕組みをよく理解しておくことが大切です。
     また、カードの支払いについては、基本的に未成年者契約の取消しを主張できますが、保護者のカード管理責任を問われる可能性もあります。クレジットカードやIDの管理には、十分注意しましょう。オンラインゲームを利用する場合は、ゲーム利用のルールなどについて、日ごろから子どもとよく話し合っておきましょう。
     

古い扇風機にご注意!

「市政広報ふくい」25年8月10日号掲載

質問

  •  15年間使い続けている扇風機のファンの回転が、今までより遅いようです。止まりはしないのですが、使用を続けてもよいでしょうか。

回答

  •  今すぐ使用を中止してください。長年使用した扇風機は、モーターやコード、コンデンサーなどの経年劣化により、発煙・発火のおそれがあります。
     次のうち1つでも該当する場合は、すぐに使用を中止し、販売店またはメーカーに相談してください。
  • ・スイッチを入れてもファンが回らない
  • ・ファンの回転が遅い、または不規則
  • ・異常な音や振動がする
  • ・モーター部分が異常に熱かったり、焦げくさいにおいがしたりする
  • ・電源コードが折れ曲がったり、破損したりしている
  •  節電のため、扇風機を使う機会が多くなります。日頃から安全確認を行いましょう。

気をつけて!ネット通販

「市政広報ふくい」25年7月10日号掲載

質問

  •  高校生の息子がスポーツブランドのシューズをネット通販で購入し、外国人名義の銀行口座に代金を振り込みました。その後、商品が国際郵便で届きましたが、注文した商品ではありませんでした。作りも粗雑で、本物かどうか疑わしいので、「返品したい」と何度もメールを送っていますが、全く連絡がありません。電話番号の記載はなく、住所も架空で、ほかに連絡する手段がありません。

回答

  •  サイトは日本語で書かれていても、海外事業者が運営している場合があります。言語や法律、商習慣などが異なる海外事業者との取引は、一旦トラブルが生じると解決が困難です。次のような場合は、注意しましょう。
  • 事業者の住所や連絡先が記載されていない
  • 日本語の表現が不自然である
  • 正規販売店の価格より極端に値引きされている
  • 支払い方法が「銀行振込」のみである

劇場型詐欺(買え買え詐欺)にご用心!

「市政広報ふくい」25年6月10日号掲載

質問

  • 「緑色の封筒が届いていませんか。福井の限られた人にしか送付されないのですが」と、有名な会社を名乗って電話がありました。個人でしか購入できない宝石の権利を代わりに購入すれば、謝礼金を出すとのことです。数日後、自宅に緑色の封筒が届いたのですが、信用しても大丈夫でしょうか。

回答

  •  これは、振り込め詐欺の一種「劇場型詐欺(買え買え詐欺)」です。昨年9月に同様の事例を掲載したところ、多くの相談がありましたが、いまだに衰える気配はありません。最近では、現金を宅配便で送らせたり、家まで取りに来たりするなど、振り込み以外の方法も増えています。
     有名業者のふりをして「謝礼をする」と言う業者も約束を引き延ばし、最後には連絡を絶ちます。株や社債、仏像、海外不動産、老人ホーム、大理石、シェールガス、iPS細胞の権利など、バリエーションもどんどん増えています。ご注意ください。

 

貴金属の訪問買取もクーリングオフできます!

「市政広報ふくい」25年5月10日号掲載

質問

  • 「不用品を買い取ります。何か査定させてもらえませんか」と業者から電話がありました。古い茶道具があると伝え、見に来てもらいました。しかし、「これは価値がない。アクセサリーなど貴金属はないか」と言われ、仕方なく指輪を差し出しました。買取価格は3,000円でした。1週間たった今、とても悔やんでいます。指輪を返してもらうことはできますか。

回答

  •  今回の場合は、まだクーリングオフができます。2月に法律が変わり、訪問買取でも、契約から8日間以内にクーリングオフ通知を出せば、原則、商品を返してもらえます。ただし、店で契約した場合はクーリングオフができません。訪問買取でも、家具や家電などは対象外です。買取は、信用できる業者から買取価格の根拠などの説明をきちんと受け、納得してから契約しましょう。

  

訪問販売で太陽光発電システムを購入

「市政広報ふくい」25年4月10号掲載

質問

  •  先日、訪問販売業者から太陽光発電システムの設置の勧誘がありました。「節電効果や余剰電力の買い取りもあり、毎月の電気代がかからず、設置費用も10年で元が取れます。」と長時間にわたり勧誘されたため、300万円で契約しました。しかし、本当に毎月の電気代がかからないか不安なうえ、設置費用が高額なので解約したいのですが、どうすればいいですか。

回答

  •  今回の場合は、クーリングオフ期間内(契約書面の受理日を含め8日間)であったことから、手続き後、無条件解約になりました。太陽光発電システムの設置にあたっては、電力の売却収入や補助金制度がありますが、過剰なセールストークに惑わされないことが大切です。事前にシステムについて情報収集し、複数の業者から見積もりをとり、納得したうえで契約しましょう。万が一トラブルになった場合は、一人で悩まずに早めに消費者センターに相談してください。

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