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最終更新日:2024年3月25日

福井市農林水産奨励賞 受賞者を紹介します!!


市では、農林水産業発展のため優れた取り組みを行い、意欲をもって創意工夫をこらした活動を行っている農林漁家団体及び農林漁業者を顕彰する「福井市農林水産奨励賞」を設けています。 
福井市農林水産奨励賞実施要綱

目的

やる気と経営マインドにあふれる農林水産業の推進・拡大

対象者

福井市において農林水産業に従事又は関係しており、次のいずれかに該当する個人、企業又は団体

  1. 意欲をもって創意工夫をこらした農林水産業活動を行っており、地域の活性化や他の模範となる者
  2. 福井市の特産品を推進・拡大している者
  3. その他、福井市の農林水産業の発展のために優れた取組を行っている者 

農林水産奨励賞受賞者及び表彰式の様子

「紹介冊子「ふくいの”がんばる”農林漁業者ー福井市農林水産奨励賞受賞者の活動紹介ー」(平成20から25年度)はこちら

令和5年度 福井市農林水産奨励賞

令和5年度は、次の2団体が福井市農林水産奨励賞を受賞しました。

受賞者

  • 株式会社 徳長農園

  • 有限会社 小林養鶏場

【活動内容】

徳長農園では、水田の転作として飼料用のトウモロコシを栽培し、収穫している。
乾燥調製や粉砕処理まで行ったトウモロコシは、小林養鶏場に供給され、養鶏「ゴトウもみじ」の飼料となっている。
小林養鶏場からは、有機質肥料である鶏糞が徳長農園に供給されている。
 

【受賞理由】

ウクライナ情勢などにより、輸入に頼る飼料や肥料が高騰し、自給率の向上が求められる中、市内の耕種農家と畜産農家が取り組んでいる耕畜連携は、コスト削減と合わせ、水田の有効活用と飼肥料自給率の向上を図る優れた取組である。

表彰式

表彰日 2024年3月18日(月曜日)
場所  福井市役所庁議室

R5受賞式1 R5受賞式2
受賞者に県産材で作った表彰状と記念品が贈呈されました。
R5受賞式3 R5受賞式4
市長は「農業を取り巻く環境は高齢化による担い手の不足や資材高騰などによって厳しい環境にあることは事実ですが、そのような中で受賞者の皆様が新しい農業の連携のあり方を進めておられることをありがたく受け止めています。本市といたしましても、地産地消や食育のさらなる推進を通じて、農業への関心を高め、担い手になってくださる方を少しでも応援できればと思っています。これからますますご発展されますことを心からお祈り申し上げます。」と祝辞を述べました。受賞者代表は「農林水産業は、我々の命と暮らしを支える極めて重要な産業であり、次の世代へつなぎ、守っていかなければなりません。ますます活動に力を入れ、農業の振興、地域の活性化を目指し努力してまいります。」と謝辞を述べられました。
R5受賞式5
受賞者のみなさんと西行市長で記念撮影を行いました。
R5懇談会
表彰式後に懇談会を行い、受賞者の普段の活動や今後の展望などを伺いました。
耕畜連携に至った経緯などを伺うことができ、大変有意義な会となりました。

令和4年度 福井市農林水産奨励賞

令和4年度は、次の1団体と1人が福井市農林水産奨励賞を受賞しました。

受賞者

  • 三里浜オリーブ生産組合

【活動内容】

三里浜砂丘地で、耕作放棄地の解消や新たな特産品の創出などを目的に地元有志が集まり、オリーブ栽培を開始。収穫した実をオイルや塩漬けなどの加工品にしている。また、収穫祭の開催など、PR活動にも積極的に取り組んでいる。

【受賞理由】

三里浜砂丘地にて、耕作放棄地の解消、景観の改善や新たな特産品の創出を目的に、平成29年よりオリーブ栽培を開始し、令和5年1月末時点で栽培本数2,300本、栽培面積6.35haまで拡大している。令和元年に初収穫、令和3年にはオリーブ加工品の販売を開始し、特産化に努めている。また、収穫祭の開催や中心市街地でのイベント出店を行っており、地域発展への貢献も期待される。

  • 中島 早苗

【活動内容】

野菜ソムリエや防災士の資格を活かし、ふくい食育市民ネットワークの会員として、食育の推進に尽力している。また、ホームページなどで情報を発信し、オンライン講座の開催などにも積極的に取り組んでいる。

【受賞理由】

野菜ソムリエや防災士などの資格を活かし、ふくい食育市民ネットワークの会員として、イベント参加や講座の講師協力、第4次福井市食育推進計画の策定委員等に積極的に携わるなど、本市の農林水産業の発展のために食育に関係する優れた取組を行っている。また、市のみならず国や県の食育啓発活動にも参加し、食育の推進に尽力しているほか、自身のホームページやSNSを通じた食に関する情報発信や、Zoom等を活用したオンライン講座の開催などデジタル化に対応した食育にも取り組み、今後も更なる活躍が期待される。

表彰式

表彰日 2023年3月20日(月曜日)
場 所 福井市役所庁議室

R4受賞式1R4受賞式2
受賞者に県産材で作った表彰状と記念品が贈呈されました。
R4市長祝辞R4受賞者謝辞
市長は「本市では、農業所得の向上を図りながら、農地・農村環境を維持していくことで「持続的な農業の発展」の実現に努めています。また、家庭や学校における食育活動など各種施策や市民の取組により食育を推進しております。今回受賞の皆様は、これらの事業に熱心に取り組まれており、高い技術力と発想力、また積み重ねてこられた努力と経験が、本市の活気あふれる農林水産業の牽引力となり、そして次の世代の若者たちが希望を持って就業できる産業に繋がっていくことを期待しております。 」と祝辞を述べました。受賞者代表は「農林水産業は、生活をしていく上で、最も大切で必要なもの。何としてでも、次世代につなぎ発展させていきたい。」と謝辞を述べられました。
R4受賞者集合

受賞者のみなさんと東村市長で記念撮影を行いました。

R4懇談会

表彰式後に懇談会を行い、受賞者の普段の活動や今後の展望などを伺いました。
受賞者同士のつながりも生まれ、大変有意義な会となりました。

令和3年度 福井市農林水産奨励賞

令和3年度は、次の3団体が福井市農林水産奨励賞を受賞しました。

受賞者

  • 鷹巣梅加工部会

【活動内容】

鷹巣梅の産地復活を目指し、梅干しや梅ふりかけの製造・販売や鷹巣梅のランチプレートを販売している。また、「TAKASU UME(鷹巣梅)」の名前でパッケージを一新し、本市の特産品となる見込みのある梅の知名度向上、ブランド化を推進、拡大している。

【受賞理由】

鷹巣梅の産地復活を目指し、梅干しや梅ふりかけの製造・販売や鷹巣梅のランチプレートを開発するとともに、「TAKASU UME(鷹巣梅)」の名前でパッケージを一新するなど、 本市の特産品となる見込みのある梅の知名度向上、ブランド化を推進、拡大している。地域資源である鷹巣梅を振興させるための取り組みは、地域全体を活性化させるとともに、本市の農林水産業の発展のために優れた取り組みである。

  • 鷹巣梅生産組合

【活動内容】

鷹巣梅の産地復活を目指し、生産量拡大のための計画的な剪定や新規定植を進めている。また、先進地視察や研修会にて、栽培管理や圃場管理について学習し、鷹巣梅の生産量増加や品質向上に積極的に取り組んでおり、本市の特産品となる見込みのある梅の生産を推進、拡大している。

【受賞理由】

地区の地域資源である鷹巣梅を復興させるため、意欲ある若手の新規生産者の加入とともに、機械整備や梅苗木の購入補助事業を活用し、生産量拡大のための計画的な剪定など手入れや新規定植を進めている。また、先進地視察や研修会にて、栽培管理や圃場管理について学習し、鷹巣梅の生産量増加や品質向上に積極的に取り組んでおり、本市の特産品となる見込みのある梅の生産を推進、拡大している。

  • 福井市漁協女性部

【活動内容】

スルメイカを「国見汐いか」として商品化・商標登録することで付加価値をつけて販売し、安定した売上を確保している。また、その売上を資金源に福井産天然ワカメや、本市が特産化を目指すミズダコの加工にも取り組み、本市の特産品となる見込みのある水産物の加工化を推進、拡大している。

【受賞理由】

かつて地域で自家消費用として加工してきたスルメイカを、「国見汐いか」として商品化・商標登録することで付加価値を付けて販売し、安定した売上を確保している。また、その売り上げを資金源に福井産天然ワカメの加工や、本市が特産化を目指しているミズダコの加工にも取り組み、本市の特産品となる見込みのあるものを推進、拡大している。少子高齢化が進み、漁業を営む人口も減少する地域において、当該団体は、漁村生活の充実と6次産業化をはじめとする地域経済の活性化に重要な役割を果たしている。

表彰式

表彰日 2022年3月25日(金曜日)
場 所 福井市役所庁議室

R3受賞式1R3受賞式2R3受賞式3
受賞者に県産材で作った表彰状と記念品が贈呈されました。
R3市長祝辞R3受賞者謝辞
市長は「新型コロナウイルス感染症拡大に起因した米価下落、原油の高騰など、新たな課題にも対応しながら、農林水産業が、地域経済や市民生活を支える重要な産業として、就業者の所得向上を図り、持続的に発展していくことが重要と考えます。今回受賞の皆様の高い技術力と発想力、また積み重ねてこられた努力と経験によって生み出された取組が、本市の活気あふれる農林水産業の牽引力となり、そして次の世代の若者たちが希望を持って就業できる産業に繋がっていくことを期待しております。」と祝辞を述べました。受賞者代表は「今回の受賞を機に、共に活動する仲間達と力を合わせ、農林水産業の振興と地域活性化を目指し、努力してまいります。」と謝辞を述べられました。
R3受賞者集合

受賞者のみなさんと東村市長で記念撮影を行いました。

R3懇談会

表彰式後に懇談会を行い、受賞者の普段の活動や今後の展望などを伺いました。
受賞者同士のつながりも生まれ、大変有意義な会となりました。

令和2年度 福井市農林水産奨励賞

令和2年度は、次の1団体と1個人が福井市農林水産奨励賞を受賞しました。 

受賞者

  • 一般社団法人 こしのくに里山再生の会

【活動内容】

殿下地区を拠点として、自伐型林業による、山を傷めず、環境に優しく、持続可能な山林の整備を行っている。
林業技術の向上を図るため、殿下地区内にて自伐型林業合宿を開催している。また、各自伐型林業団体を結成し、自伐型林業の推進・啓蒙活動に取り組んでいる。
間伐材を利用して、古民家をリフォームし、ライダーハウスとして整備することで憩いの場を創造している。 
地区の猟友会に所属し、有害獣の駆除や狩猟活動を行い、狩猟で捕獲したジビエの商品開発・販売を行い、地域の農林水産物を生かして地域の魅力を発信する活動を行っている。

【受賞理由】

少子高齢化が進み、林業を営む人口も減少する中山間地域において、地域の山林を環境保全型林業である自伐型林業で森林環境の健全化を図るとともに、市内外の若者を定住させ地域の活性化を図っている。また、地域の有害獣であるイノシシの肉をラーメンやカレーの具材として活用し、販売するなど中山間における新たなビジネスの創出にも取り組み、中山間の生活モデルの見本となっている。

  • 槙山地区水環境整備事業施設保全委員会 顧問 川崎 幸男

【活動内容】

農業用水路である堂田川の「県営水環境整備事業」の実施にあたり、「東郷地区水環境整備事業推進協議会(H3からH4)」及び「槙山地区水環境整備委員会(H4からH11)」のメンバーとして、積極的な県への提案及び進捗状況等の情報交換を行った。
現在は、「槙山地区水環境整備事業施設保全委員会(H16から現在)」において、「堂田川(せせらぎ)の景観」を守るための維持・保全活動を行っている。 
地元自治会や学校、幼保育園等との連携・交流活動の実施や地元各種団体との連携による堂田川周辺のイベント活動にも積極的に参加し、堂田川の恩恵を次世代に広めるとともに地域の振興・賑わいづくりにも貢献している。

【受賞理由】

県営土地改良事業による堂田川の整備事業に尽力し、事業後は、「槙山地区水環境整備事業施設保全委員会」の中心メンバーとして、水環境や景観の維持保全活動を継続して行っており、この活動を通して、当該地域に受け継がれる水の豊かさを次世代の担い手である地域の若手に継続することで、ふくい東郷米のブランド力向上の一助ともなっている。

表彰式

表彰日 2021年3月19日(金曜日)
場 所 福井市役所庁議室

R2-2R2-2
受賞者に市産材で作った表彰状と記念品が贈呈されました。
R2-3R2-4
市長は「今後の農林水産業は「持続可能な農業の発展」を目指し、農業所得の向上を図りながら、人や生産基盤といった農業・農村環境を維持していくことで、発展を持続的なものにしていくことが重要と考えます。今回受賞の皆様は、そのための事業に先駆的に取り組まれており、本市の活気あふれる農林水産業の牽引力となるものと期待をしております。」と祝辞を述べました。受賞者代表は「今回の受賞を機に、農林水産業が自然と社会をつなぎ、我々の命と暮らしを支える魅力あふれる産業だということを、多くの方に知ってもらえるよう尽力してまいります。」と謝辞を述べられました。
R2-5
受賞者のみなさんと東村市長で記念撮影を行いました。
R2-6R2-7R2-8
表彰式後に懇談会を行いました。
受賞者の普段の活動や今後の展望などを伺いました。
受賞者同士のつながりも生まれ、大変有意義な会となりました。

令和元年度 福井市農林水産奨励賞

令和元年度は、次の2団体が福井市農林水産奨励賞を受賞しました。 

受賞者

  • 福井大麦倶楽部

【活動内容】

商品のほとんどに福井市産の大麦を使った六条大麦製品の開発・製造・販売を行なっている。
また、六条大麦の認知度向上を目指し、各地で六条大麦に関する講座・講義を行い、PR活動に取り組んでいる。
環境に配慮したエコ商品として、「おおむぎママの麦ストロー🄬」を開発し、令和元年7月に販売を開始した。

【受賞理由】

福井県は、六条大麦の作付面積が日本一の産地であるが、県内には加工設備がなく、他県にて加工され、販売されていた。
そのため、県・市内での認知度は低かったが、加工技術を検討し、福井市内での製品製造を可能にしたことで、福井市の特産品へと発展させた。
令和元年度は、新たに六条大麦を使ったストローも開発し、環境保全にも貢献する活動を展開している。

  • 一般社団法人 ふくい美山きときとき隊

【活動内容】

自立した林業経営を行うとともに、長期的な視点で持続的な森林経営を目指し、福井市で積極的に自伐型林業を開始。
令和元年度は県内での自伐型林業に関する団体を設立・支援し、自伐型林業の積極的な普及に努めている。
また、森林管理の魅力等を森林に関心のある人に知ってもらうとともに、森林管理の担い手同士の技術向上や相互交流を図るため、フォーラムやイベントを実施している。

【受賞理由】

少子高齢化が進み、林業を営む人口も減少する中山間地域において、環境に配慮しながら共生していく林業である自伐型林業で森林環境の健全化を図るとともに、市内外の若者を定住させ、地域活性化を図っている。また、積極的に県外の講師を招き、自伐型林業の担い手同士の技術向上や相互交流により、自伐型林業の輪を広げ、本市林業の担い手の育成に寄与している。

表彰式

表彰日 2020年3月10日(火曜日)
場 所 福井市役所庁議室

R1受賞・大麦倶楽部R1受賞・きときとき隊
受賞者に表彰状と記念品が贈呈されました。
R1受賞・大麦謝辞
市長は「3年後の北陸新幹線福井開業に向け着々と整備が進んでいますが、官民一体となって本市の持つ強みを最大限に発信していかなければなりません。皆様のアイデアあふれる取組が、本市の魅力ある農林水産業を発信・牽引する力になるものと期待をしております。」と祝辞を述べました。受賞者代表は「今回の受賞を機に、農林水産業の振興、地域の活性化を目指し、引き続き尽力してまいります。」と謝辞を述べられました。
R1受賞・集合写真
受賞者のみなさんと東村市長、市農林水産部長と記念撮影を行いました。
R1受賞・懇談1R1受賞・懇談2
表彰式後に懇談会を行いました。
受賞者の福井大麦倶楽部の商品を試食をしながら、普段の活動や今後の展望などを伺いました。
受賞者同士のつながりも生まれ、大変有意義な会となりました。

平成30年度 福井市農林水産奨励賞

平成30年度は、次の2団体が福井市農林水産奨励賞を受賞しました。

受賞者

  • 株式会社越前かに成前

【活動内容】

越前がに、せいこがにの販売について、「個人向けと法人向け」及び「店舗でのちらし販売」など積極的に展開している。 これまで、通年でせいこがにを味わうことができるように、かに鍋セットやせいこがにグラタンを開発するなど、加工品の新製品開発にも取り組むほか、市と連携してイベントでのPR活動を行うなど、情報発信にも精力的に取り組んでいる。

【受賞理由】

蟹の仕入れから茹で、調理まで一貫して社長自らが行うことで、確かな目利きを維持している。また、かにの生息環境に近づけた徹底した品質管理などにより、おいしい越前カニの提供を行っている。冷凍せいこ蟹グラタンの開発により、通年販売の商品化に成功している。メディアや県内外への発信力があり、今後も越前ガニブランドのブラッシュアップが期待される。

  • 福井の大豆な会

【活動内容】

福井県内の大豆製品製造業者7社が集まって、福井の大豆文化を周知するための活動を行っている。市や県が開催する食育イベントに出展するほか、教育機関を始めとする各種団体と協同して、大豆を使用したメニューの開発や学校での食育授業を実施している。

周知活動の一環としては、全国食育推進活動に毎年出展している。平成27年度には、海外でのPR活動として、イタリア・ミラノで開催された「ミラノ万博」において、「大豆は地球を救う」と題し、大豆関連の弁当を出展するなど、県内・国内にとどまらず、世界に向けての情報発信にも取り組んでいる。

【受賞理由】

福井の食文化の代表の一つである「大豆」を取り扱う企業同士が、営利目的でなく、大豆の良さと食文化としての紹介を行うために定例会を開催し、企業同士の情報交換を行いながら、会の活動について検討し、実践している。地域での地道な食育活動とともに、大豆と健康長寿及び福井のPRのため、全国食育推進大会に毎年出展するなど、県内外での積極的な活動を行っている。市民への食育推進・食文化継承に貢献しており、今後も行政や教育機関等と連携した取組が期待されるとともに、さらなる活動の拡大が期待される。

表彰式

表彰日 2019年3月18日(月曜日)
場 所 福井市役所別館第8AB会議室

30成前30大豆な会
受賞者に表彰状と記念品が贈呈されました。
30祝辞
市長は「本市は、4月からの中核市移行に伴い、新たなステージに踏み出します。特産品のさらなるレベルアップや加工品の開発など、新たな価値や魅力の創造にお取り組みいただきたいと思っております。皆様のアイデアあふれる取組が、本市の、ひいては圏域全体の農林水産業を牽引する力になるものと期待をしております。」と祝辞を述べました。受賞者代表は「今回の受賞を機に、ますます活動に力を入れ、農林水産業の振興、地域の活性化を目指し、努力してまいります。」と謝辞を述べられました。
30集合写真
受賞者のみなさん、東村市長、来賓の福井県農林総合事務所経営支援部長と記念撮影を行いました。
30懇談会30懇談会
表彰式後に懇談会を行いました。
受賞者の福井の大豆な会の商品を試食をしながら、普段の活動や今後の展望などを伺いました。
受賞者同士のつながりも生まれ、大変有意義な会となりました。

平成29年度 福井市農林水産奨励賞

平成29年度は、次の2団体が福井市農林水産奨励賞を受賞しました。

受賞者

  • 小西大作

【活動内容】

米の転作作物として、1年中栽培、出荷できる白ネギを栽培し、白ネギを中心とした経営に転換し、収益性向上に取り組んでいる。リーフレットの作成やホームページの開設など、SNSを活用した情報発信とともに、商談会等へも積極的に参加している。
また、地元イベントへの出展や、生産者と消費者の屋号の「小西農園」を使用したブランド化や情報発信、商談会への参加を通して、白ネギの流通・販売に工夫を凝らしている。

【受賞理由】

米の転作作物として、1年中栽培、出荷できる白ネギを栽培。白ネギの産地に向けて、収益性向上に取り組み、水田農業の推進モデルとなっている。
次代を担う若手農業者として模範となり、農業の発展と地域の活性化に寄与することが期待できる。

  • NPO法人フードヘルス石塚左玄塾

【活動内容】

福井市出身の医師で「食育の祖」とされる石塚左玄の訓えについて研究し、講演会や各種イベントにおいて啓発している。
地域の食材や伝統料理を活用した料理教室やワークショップを開催している。
ふくい食育市民ネットワークの会員団体として、食育フェスティバル等のイベント運営に携わっている。
ホームページやフェイスブック、リーフレットの作成などにより、きめ細かく情報発信を行っている。

【受賞理由】

石塚左玄の訓えをもとに、市民・行政・農業者・教育機関・企業等と連携し、健康・食・農・環境などの大切さを伝えながら、食育の推進、農業の活性化、環境保全、健康増進につながる取組を実施している。
子どもから高齢者まで、幅広い世代に向けた講演会や講座も行い、熱意あふれる活動により本市の食育や地産地消の一助となっている。

表彰式

表彰日 2017年3月28日(水曜日)
場 所 福井市役所別館大講堂

29左玄塾受賞
受賞者に表彰状と記念品が贈呈されました。
29謝辞

市長は「本市では、農産物の特産化や園芸作物の生産拡大、経営の多角化への取組や、食育・地産地消を推進する事業などを展開しています。これらの事業に先駆的に取り組まれ、高い技術力や発想力、積み重ねられてこられた経験を活かした取組が本市の農林水産業にさらなる活気を与えてくれることと期待しています。と祝辞を述べました。

受賞者代表は「農業の可能性を信じ、発信していけるよう、ますます活動に力を入れ、農林水産業振興と地域活性化を目指し努力してまいります。」と謝辞を述べられました。

29集合写真
受賞者のみなさん、東村市長、来賓の福井県農林総合事務所経営支援部長と記念撮影を行いました。
30懇談会試食ネギ29玄米おにぎり
表彰式後に懇談会を行いました。
小西大作氏はネギのアレンジレシピとして焼きネギの溜まり漬けを、またNPO法人フードヘルス石塚左玄塾には玄米ワッフル風おにぎりを持ってきていただき、試食をしながら、普段の活動や今後の展望などを伺いました。
受賞者同士のつながりも生まれ、大変有意義な会となりました。

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平成28年度 福井市農林水産奨励賞

平成28年度は、次の3団体が福井市農林水産奨励賞を受賞しました。

受賞者

  • ベジラボ。

【活動内容】

野菜と野菜の普及に関する研究を行い、その成果を団体のFacebookのほか、親子料理体験、毎月開催の「ベジラボアカデミー」などで紹介。一般的にあまり知られていない野菜を使った料理や意外な食材を組み合わせた料理、野菜スイーツなど、食べた人に驚きと感動を与え、野菜への興味を持つきっかけとなるような斬新なメニューを提供し、野菜の新たな魅力を消費者に伝えている。

【受賞理由】

野菜に関する研究を日々行い、ベジラボ。ならではのアイデアあふれる事業を展開している。
他団体とも積極的に交流し、コラボレーションすることで、事業をより魅力あるものとし、活動の幅も広げている。
熱意ある活動は、消費者が野菜に親しむきっかけづくり、食育や地産地消の推進につながっており、今後の活躍が大いに期待される。

  • ふくいウエストサイドジビエの会

【活動内容】

年々増加する有害鳥獣の対策として、県内初の食肉処理加工施設を建設し、安全安心で質の高い獣肉を生産。肉の販売を行うほか、地区内外のイベントで料理を振舞い、ジビエ文化の普及へ向けた取組みを積極的に行っている。
2016年11月に東京で開催された福井市フェアにおいても、飲食店にジビエを提供。フェア終了後も取引依頼があるなど好評を得ている。

【受賞理由】

県内で初めて食肉処理加工施設の建設と運営にチャレンジし、有害鳥獣対策の新たな形を示してきた。
農作物被害の軽減、廃棄物の有効活用、地域活性化につながる先進的な取組と言える。
また、県のガイドラインに基づいた適切な処理により、安全安心で質の高い肉を提供している。
ジビエ人気は全国的に広がりを見せており、今後さらなる販路拡大も期待される。

  • 株式会社 キヨカワ

【活動内容】

メッキ加工業で培った技術を活かし、自社の空き工場を活用した完全人工光型植物工場を設立。無農薬で高品質なハーブを生産している。ドライハーブ、バジルアイス、バジル塩などの加工品も開発。ドライハーブは新鮮なうちに加工しているため、色と香りが大変良く、「ぐるなび 接待の手土産-秘書が選んだ至極の逸品2017-」に選定された。また、バジル塩、バジル&トマト塩は、「ふくいの恵み」の認定を受けた。

【受賞理由】

本市初の植物工場設立にチャレンジし、既存の技術力と資産をうまく活用、企業の農業参入のモデルケースとなっている。
加工品についても常に研究を行い、関連企業へ自ら提案していくことで、商品化を実現させている。
ハーブ、加工品ともに質の高いものを作り上げ、高評価を受けている。
また、知名度アップへ向けた活動も県内外において熱心に行い、本市PRにもつながっている。

表彰式

表彰日 2017年2月17日(金曜日)
場 所 福井市役所本館8階会議室

平成28年度賞状授与
受賞者に表彰状と記念品が贈呈されました。
平成28年度謝辞

市長は「農林水産業は依然として様々な問題を抱えていますが、近年はこれまでにない発想による新たなビジネスも生まれています。皆様方のようなアイデアあふれる事業により、農林水産業全体が活気づき、次世代が希望を持って就業する産業となることを期待しています。」と祝辞を述べました。

受賞者代表は「良い野菜を提供するだけでなく、野菜の可能性を発信していけるよう、ますます活動に力を入れ、農林水産業振興と地域活性化を目指し努力してまいります。」と謝辞を述べられました。

平成28年度記念写真
受賞者のみなさん、東村市長、来賓の福井県農林総合事務所経営支援部長と記念撮影を行いました。
平成28年度懇談会
表彰式後に懇談会を行いました。
ベジラボ。には野菜を使ったアイデア料理、株式会社キヨカワにはバジルを使ったお菓子、ふくいウエストサイドジビエの会には猪肉を持ってきていただき、普段の活動や今後の展望などを伺いました。
受賞者同士のつながりも生まれ、大変有意義な会となりました。

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平成27年度 福井市農林水産奨励賞

平成27年度は、次の1団体・1個人が福井市農林水産奨励賞を受賞しました。

受賞者

  • 有限責任事業組合 ちそのかほり

【主な取組や特徴】

明治時代から伝わる木田ちそを長年にわたり無農薬栽培している。在来種として守るため、自分たちで種を採り、次の栽培につなげている。
一般消費者や地区住民を対象とした圃場見学・調理体験会などを実施し、木田ちその伝承に努めている。 
平成26年度から加工品づくりを開始。着色料を使わずに鮮やかな色と香りを抽出したエキスをもとに、「木田ちそサイダー」「梅干しの素」「木田ちそサイダー飴」などを開発し、市内スーパーや東京都内のアンテナショップなどで販売している。

【受賞理由】

福井の伝統野菜「木田ちそ」を、厳しい栽培環境の下、生産し続けている。
各種体験事業を通じて地区の歴史や食文化を伝え、木田ちそと地区の振興に努めている。
消費拡大と知名度アップに向けた新たな事業にチャレンジし、県内外における普及活動や情報発信など熱心に行っている。

  • 中山義晴

【主な取組や特徴】

アイメックシステムという栽培技術を使ってトマト栽培を行っている。トマトに必要な養分と水しか透さない特殊フィルムを使うことで、多くの糖分とアミノ酸が作られ、いちご並みに甘く、高栄養価のトマトが生産されている。 
ハウス内の環境要素を測定・記録できるシステムを導入。環境要素を的確に制御し、記録したデータを次の栽培に活かすことで収量増につなげている。
生産したトマトは「恋の実」という商品名で、市内スーパーや東京都内デパートで販売している。

【受賞理由】

全国的にめずらしい農法をいち早く導入し、安全安心で高糖度なトマトを生産している。
就農経験ゼロからのスタートにも関わらず、味や品質にこだわりを持ち、独自の試行錯誤を重ね、収量・収益ともに結果を出している。
県外からの需要も増え、生産規模を拡大していることから、今後の活躍が大いに期待される。 

表彰式

表彰日 2016年2月18日(木曜日)
場 所 福井市役所本館8階会議室 

27表賞状授与
受賞者に表彰状と記念品が贈呈されました。
27謝辞
受賞者代表が、「農林水産業は生産物の価格低迷や担い手不足など厳しい状況にありますが、命と暮らしを支える重要な産業であり、次世代へ繋いでいかなければなりません。ますます活動に力を入れ、農林水産業振興と地域活性化を目指し、努力してまいります。」と謝辞を述べられました。
27集合写真
受賞者のみなさん、東村市長、来賓の福井県農林総合事務所経営支援部長と記念撮影を行いました。
27試食品
表彰式後に市長との懇談会を行い、受賞者のみなさんの活動内容や抱えている課題、今後の展望などを伺いました。
ちそのかほりさんから「木田ちそサイダー・サイダー飴・羽二重餅」、中山義晴さんから高糖度トマト「恋の実」をいただき、試食しながらの和やかな懇談会となりました。


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平成26年度 福井市農林水産奨励賞

平成26年度は、次の2団体・1個人が福井市農林水産奨励賞を受賞しました。

受賞者

  • 農事組合法人 三留生産組合

【主な取組や特徴】

組合で生産した農産物の消費拡大と規格外品の有効活用を目的として加工品づくりを実施(納豆、キムチ、漬物 他)
食育を目的として、地元小学生を対象に農作業や納豆づくりの体験指導、企業見学会を毎年実施
福井県農業試験場と共同で、気持ちを落ち着かせる作用や脳細胞の代謝活性化作用があるギャバを含む発芽大豆納豆を開発 

【受賞理由】

生産した農産物を使用した加工品を開発し、販促活動や加工体験も積極的に実施している。
また、県農業試験場と共同で発芽大豆納豆の研究を行うなど、新たな事業にも意欲的に取り組み、6次産業化の牽引役として活躍している。

  • 有限会社 棗の里農産

【主な取組や特徴】

棗地区において、国内で唯一のなつめ農園を運営
グループ企業と連携し、加工品づくりを実施(なつめエキス、乾燥なつめ、なつめ茶、のど飴 他)
なつめの普及と地域活性化を目的とした各種事業の実施(収穫体験、栽培講習会、植樹イベント 他)

【受賞理由】

地区名に縁のある「なつめ」の栽培・加工を行い、特産化へ向け栽培面積を拡大するとともに、加工についてもさまざまな角度から研究を重ねている。また、なつめの知名度アップに向けた情報発信も熱心に行っている。

  • 森國晶子

【主な取組や特徴】

実家の森國牧場で朝搾った新鮮な生乳、県産の旬の農産物を活用したジェラートの開発販売
「第1回ジェラートマエストロコンテスト 決定!日本最高のジェラート職人」において、上庄里芋を使用したジェラート「里山の秋」で優勝
楽天、店舗のホームページ、facebookなど、ITを活用して通信販売やブログの発信を行い、福井の農産物を全国にPR

【受賞理由】

「第1回ジェラートマエストロコンテスト 決定!日本最高のジェラート職人」優勝者。原料にこだわり、実家牧場の生乳と県産農産物を積極的に使用している。
また、ITを活用した販売を行うことにより、ジェラートを通じて福井の農産物のおいしさを全国にPRしている。

表彰式

表彰日 2015年2月19日(木曜日)
場 所 福井市役所本館8階会議室 

H26表彰状贈呈
3団体に表彰状と記念品が贈呈されました。
H26表彰式式辞
「策定予定の福井市農業活性化プランにおける1つの柱に、農産物の販路開拓があります。今回受賞の皆様は、この販路開拓において先駆的な取り組みをされ、今後の更なる活躍を期待しております。本市としても、農林水産業が魅力ある産業として成長していけるよう、福井の強みを最大限に生かした取り組みを積極的に展開してまいります。」と式辞を述べました。
H26表彰式集合写真
受賞者のみなさん、山田副市長、来賓の福井県農林総合事務所経営支援部長と記念撮影を行いました。
H26表彰式懇談会
表彰式後に懇談会を行い、受賞者のみなさんの活動内容や今後の展望などを伺いました。

三留生産組合から五位山納豆・キムチ・漬け物、棗の里農産から新作のなつめカヌレとなつめ健康茶、森國晶子さんからジェラートコンテスト優勝作品である里山の秋をいただき、試食しながらの和やかな懇談会となりました。

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平成25年度 福井市農林水産奨励賞

平成25年度は、次の2団体・1個人が福井市農林水産奨励賞を受賞しました。

受賞者

  • JA福井市女性部営農部会

【主な取組や特徴】

「ジンジャーガールズ」として、JA福井市管内の25支部698名で生姜栽培
チーム単位で技術向上を目指す「特化チーム」制度と他地域へ技術指導や情報提供を行う「強化地区」を設置
JA福井市と共同で休耕田を利用した生姜の栽培試験場「モデル圃場」の立ち上げ
栽培技術と生姜の品質の底上げを目指すために、年3回の学習会、先進地視察 研修会を開催
加工品「生姜しょうゆ」をの開発・製造し、季節限定販売
「ショウガレシピコンテスト」や「「グローブショウガコンテスト」などを開催

【受賞理由】

家族の健康のために食の安全にこだわった「女性ブランド野菜づくり」の確立と地産地消を柱とした営農を目指した生姜づくりは、地域農業の活性化に重要な役割を果たしている。また、女性の力を生かした生姜の生産、加工、販売、PR活動は、6次産業化の推進に大きく貢献している。

  • 田谷 徹

【主な取組や特徴】

父親と共同経営を行っている「農園たや」にて、主要栽培としての「ベビーリーフ」の他、少量多品目栽培を行い、年間50品目以上の野菜を生産・販売
消費者が安全安心して購入できる工夫を凝らしたPOP広告の作成
ITを利用したPRや販売
自然のエコシステムを利用したIPM(総合的病害虫管理)を導入し、天敵を利用した減農薬栽培や生物保全に努めた栽培を実施
堆肥を手作りし、ほぼ100パーセント有機肥料で栽培を実施
自家栽培した野菜を使った加工品を開発、販売
若手農業者による勉強会を開催

【受賞理由】

海外での営農指導の経験を生かしながら、意欲をもって創意工夫を凝らし地域を創り上げる農業活動を行っている。やる気と経営マインドあふれるそれらの活動は、次代を担う若手農業者として模範となり、農業の発展と地域の活性化に寄与することが期待できる。

  • 殿下の里づくり組合

【主な取組や特徴】

5つの部会に分かれて地域農産物・特産物の加工・販売の振興、グリーンツーリズム、地産地消の推進などに係る取組を実施。
各部会の取組に殿下地区の名所等を組み合わせた「いなか体験ツアー」を企画、実施
殿下地区の伝承料理や地元野菜を使った創作料理を提供する農家レストラン「食べ処 かじかの里山殿下」を開設、運営
殿下地区の四季折々の食材や加工品などを詰め合わせた「越知の恵味」を全国に発送(年3回)

【受賞理由】

殿下地区にある地域資源を活用し、地域農産物・特産物の加工・販売、農作業や農村生活などの体験事業を実施する。平成25年には組織を見直し、農家レストランをオープンするなど、地産地消やグリーンツーリズム、都市と農村との交流に繋がる取組を積極的に行い、活気ある農村づくりに向けた活動を実践している。

表彰式

表彰日 2014年2月24日(月曜日)
場 所 福井市役所本館8階会議室

H25-1
3団体の代表の方々に表彰状と記念品が東村市長から贈与されました。
H25-3
「国の政策により、私たちの生活を支える農林水産業を取り巻く環境が大きく変わろうとしているが、受賞者の皆さまのたゆまぬ努力と創意工夫により、四季折々の旬の食材を育む豊かな自然と地域の伝統文化が息づく、福井の恵まれた環境を生かした多様な取組を積極的に展開し、福井の魅力と農林水産業の可能性を最大限に引き出してほしい。」と祝辞を述べました。
H25-2
受賞されたみなさん、東村市長、来賓の福井県農林総合事務所経営支援部長と記念撮影を行いました。
H25-4
表彰式の後に、懇談会を行いました。必要な支援のことやそれぞれの持つ課題などを話されました。また、JA女性部営農部会からは「揚げ焼きのしょうが醤油がけ」、田谷さんからは、農園たやで栽培しているごぼうで作った新作の加工品「ごぼう茶」、殿下の里づくり組合からは伝承料理の「葉ずし」や初物のあさつきを使った「酢味噌和え」をいただきながら、和やかな懇談会となりました。
     
     

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平成24年度 福井市農林水産奨励賞

平成24年度は、次の3団体が福井市農林水産奨励賞を受賞しました。

受賞者

  • JA福井市園芸部会 トマト専門部会

【主な取組や特徴】

東安居地区、鶉地区、中藤島地区等で大玉トマト「越前トマト」の施設栽培を行っている。
生産者すべてがエコファーマー、その内何名かは県の特別栽培農産物認証登録を行っている。
安全・安心、高品質、高食味な青果物を生産するために、部会を中心に定期的に講習会の開催している。
加工品の開発・製造に挑戦しており、地元産トマト100パーセントのトマトジュース「kohakudrop」を約1年かけて開発、平成24年7月に販売した。
収穫体験・圃場見学を通し、農業の苦労や食の大切さを伝える食育活動への取り組んでいる。
県内外の量販店等で店頭販売を実施するなど、福井の青果物のPR活動を行っている。

【受賞理由】

越前トマトのブランド化を確立するために創意工夫を凝らした加工品の製造に取り組み、また定期的に講習会を開催し、栽培技術の研鑽に努めるなど、越前トマトの生産、加工、販売、PR活動を通じて、地域農業の活性化に大きく貢献している。

  • 米工房 ほ・た・る

【主な取組や特徴】

地元産のもち米と地元産の野菜や山菜を使った、四季折々の「かきもち」を製造販売を行っている。
地元農産物や加工品の販売PR及び販路拡大をしている。
河内赤かぶらやショウガなどの地域特産物を使った加工品の研究、開発を行っている。
小学生等に「かきもち」作りの指導など地域活動にも積極的に関わっている。

【受賞理由】

地域特産物を使った加工品の研究・販売を通じて、地産地消の推進及び美山地区の農業の活性化に大きく貢献しているほか、アイデアを生かした商品作りを行うなど、女性の視点や能力を十分に発揮した活動は、6次産業化の牽引力として活躍している。

  • 槙山を育てる会

【主な取組や特徴】

槙山周辺の里山林の保全を行っている。
槙山周辺の林道、作業道の管理・点検を行っており、近年は、会員のみならず近隣の各種団体にも率先して参加の協力を求め、活動を継続している。
平成21年度からは槙山の林道・作業道を活用した「槙山ウォーク大会」を開催し、槙山の自然を身近に感じてもらいながら、多くの市民や地域住民に森林・林業に対する役割や大切さを啓発している。

【受賞理由】

槙山周辺の里山林を保全するため、林道、作業道の管理・点検の取り組みを行っている。このことにより、適正な林道、作業道が確保され、地域の森林保育に寄与している。また、近年は槙山の林道・作業道を活用したイベントを通して、市民に森林・林業の役割や大切さを啓発している。

表彰式

表彰日 2013年2月25日(月曜日)
場 所 福井市役所本館8階会議室

表彰式1
3団体の代表の方々に表彰状と記念品が東村市長から贈与されました。
表彰式3
「本市の恵まれた環境を生かし、皆様のたゆまぬ創意工夫により、多様な取組を積極的に展開し、さらにブランド力を高め、新たな福井の魅力につなげていただきたい。農林水産業の魅力と可能性を最大限に引き出すために、活躍されている皆様のような方が増えていくことで、地域の活力がより高まることを期待している。」と祝辞を述べました。
表彰式
受賞されたみなさん、東村市長、来賓の福井県農林総合事務所経営支援部長(代理)と記念撮影を行いました。
表彰式4
表彰式の後に、懇談会を行いました。最初は緊張した雰囲気ではありましたが、トマト専門部会のトマトジュース「kohakudrop」や米工房ほ・た・るの「かきもち」、槙山を育てる会の「フットパスマップ」などそれぞれが持参していただいたものによって、最後には、笑いもある和やかな懇談会となりました。

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平成23年度 福井市農林水産奨励賞

平成23年度は、次の2団体・1個人が福井市農林水産奨励賞を受賞しました。

受賞者

  • 高村 五月

【主な取組や特徴】

東郷地区で養鶏、園芸を営んでいる。平成16年に市内で女性初の認定農業者になり、平成17年にエコファーマーを取得した。
養鶏では、エゴマ(シソ科の1年草)を配合したえさを与えαリノレン酸を8倍に高めた「えごま卵」や、地元産飼料用米を配合したえさを与えた「お米卵」を生産する等、機能性卵の生産販売に取り組んでいる。
園芸では、鶏糞堆肥を使用した無農薬・無化学肥料栽培の野菜の生産を行っている。
エコファーマーの周知や安全な農産物のPRに努め、エコ農業の模範的な取組を行っている。
機能性卵の生産・販売や鶏糞堆肥を使用した無農薬・無化学肥料栽培の野菜の生産・販売を行うなど、エコ農業の模範的な取組を行っている。 

【受賞理由】

機能性卵の生産・販売や鶏糞堆肥を使用した無農薬・無化学肥料栽培の野菜の生産・販売を行うなど、エコ農業の模範的な取組を行っている。

【主な取組や特徴】

白方地区で施設園芸を営んでいる。平成20年に異業種から新規就農し2名で共同経営している。
高糖度トマト、メロン、イタリア野菜、甘藷など多品目を栽培している。中央アジア原産の楕円形のメロンを「恐竜のたまご」として商標登録し生産販売するなどブランド化に取り組んでいる。
また、インターネットでの通信販売、県外商談会への参加、「さつまいもオーナー制度」による消費者との交流等を通して積極的に顧客確保や販路開拓をしている。
今後は、ブドウの栽培や、加工品の製造販売にも取り組んでいく。
栽培作物のブランド化や販売ルートの開拓に意欲的に取り組むなど、創意工夫をこらした経営を行っている。

【受賞理由】

栽培作物のブランド化や販売ルートの開拓に意欲的に取り組むなど、創意工夫をこらした経営を行っている。 

【主な取組や特徴】

平成元年に設立し、部員13名で地元水産物の加工販売等を行っている。
地元で水揚げされた水産物を使い、干物やぬか漬け(へしこ)を製造販売している。また、ぬか漬けにするのが難しいスルメイカのぬか漬けや、これまで食用とされていなかった海藻「アカモク」(沿岸の岩場に生息する1年藻)を利用した商品の開発に取り組んでいる。
市内はもとより県外イベントでの販売や、漁業体験活動受け入れ、魚さばき教室の開催等を通して、地場水産物の普及、販売促進に努めている。
水産加工品の製造・販売に意欲的に取り組み、地場水産物の販売促進に貢献している。

【受賞理由】

水産加工品の製造・販売に意欲的に取り組み、地場水産物の販売促進に貢献している。 

表彰式

表彰日 2012年2月15日
場 所 福井市役所本館8階会議室

H23

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平成22年度 福井市農林水産奨励賞

平成22年度は、次の3団体が福井市農林水産奨励賞を受賞しました。

受賞者

  • 合同会社 光合星

【主な取組や特徴】

1.2ヘクタール、パイプハウス35棟の圃場で、ほうれん草の周年生産(年6から7作)に取り組んでいる。
県特別栽培認証を受けた安全安心な農産物を提供
作業の各工程を機械化し、少人数での効率的生産管理を実現
地域担い手グループ活動に参加し、品種試験・販売PR活動・収穫体験等を実施

【受賞理由】

越前ほうれん草の生産・販売・PR活動を通じて、産地拡大と地域農業の活性化に大きく貢献している。

  • 愛菜夢工房

【主な取組や特徴】

加工施設を核として地域の5グループが集まり、地域特産物を生かした加工品(いちじくジャム・越のルビーケチャップ・きゅうちゃん漬け等)の生産販売を行っている
商品開発を実施(年2回)
リーダー研修、衛生研修など各種研修を実施(月1回)
加工品PR活動を実施(雑誌掲載、各種まつりへの出店、ホテル地場産品フェア等)

【受賞理由】

地域特産物を使った加工品の研究・販売を通じて、地産地消の推進に大きく貢献している。 

  • 市ノ瀬町資源環境保全協議会

【主な取組や特徴】

400平方メートルの耕作放棄地を整備し、タニシや絶滅危惧種のメダカを飼育、生態系保全活動に取り組んでいる。
地域住民との交流、学校教育(小学校等)との連携を積極的に実施している。
農業施設のきめ細かな保全管理を行い、長寿命化につなげている。

【受賞理由】

農地・水・環境保全向上対策事業における先進的組織であり、資源循環型社会の推進に大きな影響を与えている。

表彰式

表彰日 2011年2月14日
場 所 福井市役所本館8階会議室

H22

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平成21年度 福井市農林水産奨励賞

平成21年度は、次の2団体・1個人が福井市農林水産奨励賞を受賞しました。

受賞者

  • かあちゃんキッチン

【主な取組や特徴】

農協市場日光店において、農家レストランを経営
メンバーが自ら作った野菜や市内で採れる地場産食材を使用した手作りの惣菜・日替わりランチを販売

【受賞理由】

旬の地場産食材を使った手作り惣菜の提供を通じて、地産地消の推進に大きく貢献している。

  • 福井市北部エコファーマーズ

【主な取組や特徴】

籾殻と牛糞を混合発酵し、ハウス園芸の肥料に活用し、有機栽培・低農薬栽培に取り組む。
県の特別栽培認証を受けた安全な農産物を生産
野菜等の収穫体験を実施

【受賞理由】

環境保全型農業における先進的組織であり、資源循環型社会の推進に大きな影響を与えている。 

  • 上山 美海

【主な取組や特徴】

家業の漁業を手伝い、イカ釣り漁船に乗り、北海道から九州まで各地で操業
茱崎漁港を拠点に、刺網漁を中心とした採貝採藻漁を営む。

【受賞理由】

福井市における数少ない女性漁業者の一人であり、地魚の消費拡大へ向けた意欲ある取り組みは他の模範とするところである。 

表彰式

表彰日 2010年2月26日
場 所 福井市役所本館8階会議室

H21

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平成20年度 福井市農林水産奨励賞

平成20年度は、次の2団体・1個人が福井市農林水産奨励賞を受賞しました。

受賞者

  • 見谷 雅彦

【受賞理由】

農業法人の代表者となり、花・野菜苗の生産、販売を行い、また公園等の緑化設計・施工も行うなど、若手農業者のパイオニア的存在となっている。

【受賞理由】

福井市の低コスト経営の先進的組織であり、ソバ産地としてのブランド化を積極的に推進しており、20年にはソバ焼酎などの販売を開始し組織の活性化に努めている。

  • 越前旬材王国

【受賞理由】

県外への福井の食材のPRと市場の活性化を積極的に行なっており、売り手・買い手・生産者が相互で情報交換を行なうことによる新しい福井の食材の発見に努めている。

表彰式

表彰日 2009年2月4日
場 所 福井市役所本館8階会議室

受賞者の写真

 

紹介冊子
「ふくいの“がんばる”農林漁業者-福井市農林水産奨励賞受賞者の活動紹介-」

農林水産業関係表彰受賞者の活動内容を紹介する冊子を作成しています。

平成24・25年度受賞者紹介冊子表紙  

平成24年度・平成25年度
受賞者の活動紹介

(PDF形式:4,152キロバイト)

 

 

平成22年度・23年度受賞者の活動紹介 平成20年度・21年度

平成22年度・平成23年度
受賞者の活動紹介

(PDF形式:16,796キロバイト)

平成20年度・平成21年度

受賞者の活動紹介

(PDF形式:13,982キロバイト)

 

 

 

 

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お問い合わせ先

農林水産部 農政企画課
電話番号 0776-20-5420ファクス番号 0776-20-5740
〒910-8511 福井市大手3丁目10-1 市役所本館5階 【GoogleMap】
業務時間 平日8:30~17:15

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