福井市に移住された方へのインタビュー

最終更新日 2016年4月3日 印刷

 茂苅さん  

<株式会社 田中化学研究所:常務取締役 茂苅 雅宏(もがり まさひろ)様>

■福井に住むようになったきっかけは?

  当社は、昭和32年に兵庫県で創業しました。兵庫県内に2工場を保有しておりましたが、手狭となったため1工場を福井に移転しました。その後、本社も福井に移し、名実共に「福井の会社」となりました。私はその「福井の会社」である当社に入社し、福井に居を移すこととなりました。

■本社移転先として福井を選んだ理由は?

  移転先としては、物流インフラが整い、補助原料等の入手が容易なことを条件に掲げ、主要客先である関西に近く、関東への運送時間も兵庫からと大差がない北陸地方が有力候補となりました。

 また、当社では製品の生産に当たり、大量の水を使用するため、水源の豊富な福井はとても魅力的でした。 

 そして、一番の決め手となったのは企業誘致を担当された方の誘致活動で、その熱意は群を抜いていて、福井に対する愛情と誇りが強く伝わって参りました。その方が、現在の福井市長・東村様です。

 さらに福井での操業開始早々に、現在の社長が福井に家を建て、不退転の覚悟を示したことが、従業員への「当社は福井の会社である」という強いメッセージとなり、福井への定着化が進んだものと思われます。

■福井の良いところは?

  教育環境が整っていることと、自治会を軸とした地域のつながりがとても強いことだと思います。地域単位で運動会を行っていることには驚きました。家庭、学校に加えて、地域が一体となって子供達を育んでいると感心しました。

 また、行政との距離が近いというイメージがあり、テクノポート福井に立地している企業交流会にも市長が出席されています。

■福井に来て驚いたことは?

 車の多さに驚きました。自動車への依存性がすごく高いですね。公共交通機関がもっと充実すれば良いのにと思います。

 また、さきほど地域のつながりが強いと言いましたが、近所づきあいの多さも驚きでした。福井の人にとっては当たり前かもしれませんが、他の地域から来た人にとっては大変な場合もあります。

■最後に、福井の今後についてのアドバイスをお願いします。

 定住促進のためには、福井市に合った方法で「住みたい」と思わせることが大事だと思います。例えば、福井に高層ビルや大工場ができたとしても、それが福井にとって果たして良いことだろうか?と思います。かなり昔の話ですが、私が以前住んでいた所では企業を誘致して人口を増やすことばかり考えていた結果、大気汚染がひどくなり、学校も定員オーバーで教室が足らないという状態で、決して住みよい街とは言えませんでした。

 私は、福井についての意見を福井の人に聞いてもあまり意味がないと思います。福井では当たり前だけど、他の地域の人にとっては驚くべきことがたくさんあるからです。例えば、待機児童が0などといった子育て環境の良さはもっとPRすべきかと思います。もっと、県外の方にも意見を聞いてはいかがでしょうか。

 また、一つの物事について考えるとき、見方によっては長所とも短所とも取ることができるかと思います。先程話した地域のつながりが強いということは、見方を変えればプライバシーがなくなり易いということにもなるかと思います。

 都会にも田舎にもそれぞれ長所、短所があります。単に都会を模倣するのではなく、福井の長所を生かしていき、また短所と思っていることを長所(強み)に変えられないか、を考えていくことが肝要ではないでしょうか。

 

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