最終更新日:2009年1月17日

メタボリックシンドロームとは?


メタボリックシンドロームをご存知ですか?

 「メタボリックシンドローム」とは、内臓脂肪型肥満に加え、血圧測定値血中脂質値血糖値のうちの2項目以上で基準値を超えている状態のことをいいます(以下参照)。

内臓脂肪型肥満の基準値

腹囲測定値が、男性85cm以上女性90cm以上
または、BMI(体格指数)が25.0以上

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
例)164cm、64kgの場合 BMI=64÷1.64÷1.64=23.8

かつ、以下3項目のうち2項目以上で該当

血圧高値

収縮期血圧
  130mmHg以上
   または/かつ
拡張期血圧
   85mmHg以上

脂質異常

中性脂肪値
  150mg/dl以上
   または/かつ
HDL(善玉)コレステロール
   40mg/dl未満

高血糖

空腹時血糖
  110mg/dl以上
(HbA1c(NGSP)
   6.0%以上相当

これらを放置すると?

 内臓に過剰に蓄積した脂肪は、当人が不調を感じないまま血管に負担をかけ続け、狭心症、心筋梗塞などの心臓病や脳卒中、その他の動脈硬化性疾患、糖尿病合併症等、重大な症状に進展する確率が高くなります。

内臓脂肪を減らすためには?

 メタボリックシンドロームは、過食、運動不足などの悪い生活習慣の積み重ねが原因であるため、生活習慣を改善することでメタボリックシンドロームを予防・改善することができます。

 予防のために、まずは年に1回の健康診査で自分の今の健康状態をきちんと把握し、生活習慣の改善策を立てましょう。

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