きらめく都市の夜景を丸シールにより点描する注目の若手現代美術家、大村雪乃。丸シールに変換された記号としての「光」が視界を満たし、現実と虚構、写実と抽象表現を横断するユニークなアート作品を生み出しています。離れた位置から鑑賞すると丸シールで描かれたものとは思えないリアルな表現が、間近で見ると複雑に貼り重ねられたフラットなシールの物質感が剥き出しとなり、そのギャップに驚かされます。

本展では、“奇跡の夜景”と呼ばれる代表作のほか、都市イメージや自然風景、花などの新作を含む50点を超える作品を紹介。会期中には、福井の風景をテーマに、参加者が一緒につくり上げる大型ワークショップ作品も展示します。 

開催情報

会期 令和5年(2023年) 6月3日（土曜日）～7月9日（日曜日）

開館時間 午前9時～午後5時15分 ※入館は午後4時45分まで

※ 6月3日（土曜日）は午前10時から開場します。 

休館日 毎週月曜日

観覧料 一般1000(900)円、大高生800(700)円、小中生500(400)円

※（　）内の観覧料は20名以上の団体料金

※障がいのある方と付添いの方1名は団体料金。障害を証するものを提示してください。

※未就学児無料

主催 大村雪乃展実行委員会（福井市美術館、FBC）

企画協力 クレヴィス

後援 福井県、福井市、福井市教育委員会、福井新聞社

主な出品作品

《YOKOHOMA》

 《Plastic Love（東京駅）》

《Carpe Diem Magnoria》

掲載画像は全て © Yukino Ohmura 2023

大村雪乃 Yukino Ohmura

1988年生まれ。東京都在住。2013年、多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。

在学中の2012年に「Tokyo Midtown Award」オーディエンス賞受賞。

2018年、観光庁からの要請によりフランスで個展開催。

2020年の高崎市美術館（群馬）「FLOWER」展出展、2021年のウッドワン美術館（広島）「大村雪乃展　キセキのシールアート」、2022年の朝日町立ふるさと美術館（富山）「大村雪乃　シールアートの魅力」展、2023年の新宿伊勢丹本館アートギャラリー「大村雪乃個展　光のかたち」など、各地で個展開催、グループ展への参加多数。

作品制作のほか、シールを貼るだけで誰でも制作体験ができる参加型ワークショップの開催や、テレビ出演でも人気を博し、多くの人にシールアートの面白さや表現する楽しさを伝えている。

関連イベント

大村雪乃さんのシールアート・ワークショップ ※終了しました。

大村雪乃さんがご用意するA4サイズの台紙に、丸シールを貼って作品を作っていくワークショップを開催します。申込みフォームから申込んで下さい。

日時：6月4日（日曜日）1回目 午前10時30分∼正午／2回目 午後1時30分～3時

講師：大村雪乃 氏（現代美術家）

会場：1階 市民アトリエ1

対象：小学校1年生以上 ※小学校3年生以下は保護者と一緒に参加してください。

定員：各回25名 ※要事前申込

参加費：1,500円

》ワークショップの詳細と申込フォームへのリンクは、別の詳細ページに掲載しています。大村雪乃展　BEAUTIFUL LIGHTS「大村雪乃さんのシールアート・ワークショップ」参加者募集中 → 終了しました。

みどころ解説会