救急搬送データからみる高齢者の事故

最終更新日 2023年8月29日 印刷

高齢者事故等(病気・交通事故を除く)の約7割が転倒によるもの!

令和4年中における65歳以上の高齢者の事故分類は、「転倒」事故が全体の約7割を占め、次いで「転落」事故が多く発生しています。

日常生活の中での「転倒」や「転落」による事故が多く発生しており、この2つの事故だけで令和4年中の1年間に984人の高齢者が医療機関に救急搬送されています。

事故種別ごとの高齢者の救急搬送人員

転倒事故を防ぐために

● 立ち上がるときは近くのものにしっかりとつかまりましょう。
● 着替えるときには、無理して片足立ちせずに腰かけましょう。
● 乗り物に乗り降りする際は、足元の段差に気を付けましょう。
● エスカレーターに乗るときは、しっかりと手すりをつかみましょう。

転倒⇒手すり

転落事故を防ぐために

● 階段がある家庭では、階段には握りやすく滑りにくい手すりを設置しましょう。
● 滑り止めマットを敷くなど、事故防止対策をとりましょう。

転落⇒ 手すり

ものがつまる・誤って飲み込む事故を防ぐために

加齢と共にかむ力や飲み込む力は衰え、食品による窒息事故のリスクは高まります.

高齢者の方本人だけでなく、家族の方など周りの方も一緒に注意し、事故を防止することが大切です。

● 小さく切って、良く噛みましょう。
● お茶など水分を取りながら食事しましょう。

詰まる⇒食事

※他にも入浴中による事故も毎年発生してます                              (おぼれる事故を防ぐために )

お風呂の最中、頭が「くらくら」すると感じたことはありませんか? 
入浴中に意識を失い、そのまま浴槽内で命の危険に繋がる不慮の事故が毎年あります。
入浴中の事故は、持病や前兆がない場合でも起こるおそれがあります。「自分にも起きるかもしれない」という予防意識をもちましょう。

● 長湯、高温浴は避けましょう。
● 飲酒後の入浴はやめましょう。
● 入浴時には家族に知らせ、家族はこまめに声をかけましょう。
のぼせる⇒呼び掛け

 

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