天ぷら油火災を防ぐ
天ぷら油火災は、天ぷらや冷凍食品を揚げているときに来客、電話、子供の世話
などでこんろから離れたなど、ちょっとした油断が原因で多く発生しています。
市販されている天ぷら油(菜種油、コーン油、大豆油等)は、その温度が発火点(360
から380度)以上になれば、火種がなくても発火して燃焼しはじめます。
- こんろに火をつけたまま、その場を離れない。
- 過熱防止装置の付いたこんろを使用する。
- 来客などでその場を離れるときは、こんろの火を消す習慣を身につける。
もし、天ぷら油が燃え上がったら、大声で周囲の人に助けを求め、119番通報するとともに、
勇気を持って消火してください。
・炎が小さく(炎の高さ10センチ程度)油面上をちらちら動き回っているような
場合は、濡れシーツ又はタオルで鍋を覆って消す。
・炎が大きく(炎の高さ20センチ以上)安定した状態で燃焼しているような場合は、
消火器で消す。
水をかけると爆発的に炎が拡大し、油が周囲に飛び散り、やけど
したり、周りに燃え広がったりします。
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