悪臭防止法(臭気指数による規制)

最終更新日 2019年3月29日 印刷

 悪臭の規制方法が変わりました〔平成22年4月1日~〕

福井市では悪臭防止法に基づき、「悪臭物質の濃度」による規制が行われてきましたが、平成22年4月1日より、人間の鼻(きゅう覚)で感じるにおいの強さによってにおいの程度を判断する「臭気指数」による規制に変更しました。

 臭気指数について

「臭気指数」とは、人間の嗅(きゅう)覚によってにおいの程度を数値化したものです。

変更前の「悪臭物質の濃度」による規制では、アンモニアや硫化水素などの特定悪臭物質(22物質)の濃度を測定し、濃度の高さによってにおいの強弱を評価します。しかし、この規制では様々なにおいが混ざった複合臭や特定悪臭物質以外の物質によるにおいについて評価することが困難でした。

「臭気指数」による規制では、鼻で感じるにおいの程度を基にしてにおいの強弱を評価するため、それらのにおいについても評価でき、また、その評価が住民の悪臭に対する被害感覚と一致しやすいと言われています。

<臭気指数の算出方法>

 においの付いた空気や水を、においが感じられなくなるまで無臭の空気(水の場合は無臭の水)で薄めたときの希釈倍率(臭気濃度)から計算されます。このにおいの判定試験は、臭気判定士の管理のもと、パネル選定試験に合格したパネラーによって行われます。

算出式 臭気指数=10×Log(臭気濃度)

例)100倍に薄めてにおいが感じられなくなった場合・・・臭気指数=10×Log100=20

 規制地域・規制対象・規制基準について

 規制地域は次のとおりです。規制対象となるのは、規制地域内のすべての事業場です。

規制基準は、事業場の「敷地境界線」、「気体排出口」、「排出水」のにおいに適用されます。

規制地域

 

規制基準

都市計画法の規定による

用途地域の区分

敷地境界線  

(臭気指数)

気体排出口

排出水

(臭気指数)

第1種区域

第1,2種低層住居専用地域

田園住居地域

12

排出された気体のにおいが地表に着地したときに、

敷地境界線上の規制基準に適合するように、大気

拡散式等を用いて事業所毎に算定されます。(悪臭

防止法施行規則第6条の2で定められた方法)

28

第2種区域

第1,2種中高層住居専用地域

第1,2種住居地域

準住居地域

第3種区域

近隣商業地域

商業地域

準工業地域

15

31

第4種区域

工業地域

18

34

参考)においの質にもよりますが、臭気指数10というのは、だいたい何のにおいかわかるくらいの弱いにおい、20というのは楽に感知できるくらいのにおいです。

 

規制対象となる「事業場」とは?

 「継続的に一定の業務のために使用される事業所」のことを指します。

 「事業場」の例としては、工場、ホテル、病院、飲食店、廃棄物処理場、下水道終末処理場、各種事務所などがあります。

<注意>

 これまでの「悪臭物質の濃度」に基づく規制では事実上、規制対象とならなかった事業場(特定悪臭物質を排出しない飲食店、事務所など。)も、「臭気指数」による規制では規制対象となります。

 

 ※規制地域以外の事業場には、福井県公害防止条例及び福井市公害防止条例で定める特定工場(施設)について、条例による規制基準が適用されます。

 規制基準の遵守について

 規制対象の事業場が規制基準を満たさず、かつ住民の生活環境が損なわれていると認められる場合、市はその事業場に対して改善を求めることになります。改善を求められた事業場は何らかの対策を講じなければなりません。

 事業者の皆様へ

 規制地域内にあるすべての事業場にこの新しい規制が適用されます。住みよいにおい環境が保たれるよう、日ごろから以下のことをはじめとした臭気対策を実施いただきますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。

・においの強い原料の搬入・搬出・保管に注意する。

・においの出る作業を行わなければならない場合は、時間帯や風向きに注意を払う。

・事業場内をこまめに清掃し、においの発生を抑える。

・作業施設や脱臭設備のメンテナンスを充分に行う。

・においが少ない原料の使用や、排気方法(排気口の向きや高さ)の見直しについて検討する。

 

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市民生活部 環境廃棄物対策課

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