秋のクマ対策について

最終更新日 2023年10月18日 印刷

実りの秋は活動の秋

実りの秋は、クマが冬眠前のエサを求めて活発に活動する季節です。
9月からはブナやクルミ、クリ、ミズナラの林、10月からはヤマブドウ、カキの実がなっているところに多く出没します。
クマと不意に遭遇しないため、次のことにご注意ください。

クマと遭遇しないために

  • 出没情報があったところやクマの餌になる実(カキやクリ、ギンナンなど)がなっているところには近寄らない。
  • 足跡や糞を見つけたら、その場から立ち去る。
  • 山林や藪など見通しの悪い場所には近寄らない。
  • 早朝、夕方、夜間や視界の悪い時は、外出を避ける。
  • 鈴、拍手、大声、ラジオなど大きな音を出し、自分の存在を知らせる。
  • 車庫や小屋は戸を閉め、鍵をかける。(自動ドアは手動に切り替える)

※人の気配を察知すると、手軽に逃げ込める建物に隠れることがある。
※ガソリンなどの強いにおいや漬物に誘引されることがある。

クマを誘引しないために

  • 収穫後の農作物、家庭の生ゴミは野外に放置しない。
  • 庭先の収穫しないカキやクリなどは放置しないで早めに取り除く。
  • 管理できない実のなる木は伐採する。
  • 家の周囲でハチの巣を見つけたらなるべく早く取り除く。
  • クマの隠れる場所をなくす。(集落周辺の藪や草を刈り払う。集落周辺の木を切り緩衝帯を作る)

もし至近距離でクマに遭遇したら

  • 落ち着いて、クマに背を向けずに、ゆっくりとその場を離れる。
  • クマを驚かすので、大声を出すことや、走って逃げることはやめる。
  • 子グマでも近寄らない。近くに親グマがいることがある。
  • 襲ってきたら、急所を守る。(地面に伏せ、手やカバン等で首の後ろをガードし、頭と首を守る)
  • 安全な場所(鍵のかかる建物や車など)に避難し、外へ出ずに通報する。

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 ▲カキを食べたクマの糞           ▲柿の木に残ったクマの爪痕

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 ▲大量に実り放任された柿          ▲必ずクマ鈴など音の出るものを携帯しましょう

クマに注意 ー実りの秋は活動の秋ー

クマと遭遇しないための備えと、遭遇してしまったときの対処方法を動画としてまとめました。

 

クマを目撃した場合の対応について

クマを目撃した場合やクマの痕跡を見つけた場合は、直ちに市有害鳥獣対策室(20-5701)、市代表(20-5111)もしくは最寄の警察署にご連絡ください。

また、福井県では、「福井クマ情報」にて過去のツキノワグマの出没情報を公開しています。メールマガジンに登録すると、クマ出没時には情報を受け取ることが出来ます。
詳しくは、リンク先をご覧ください。

 →福井クマ情報 (Fukui Bear Infomation)

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お問い合わせ先

農林水産部 有害鳥獣対策室

電話番号 0776-20-5701ファクス番号 0776-20-5752メールフォーム

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