圃場改良を実施しました!(越前水仙Rebornプロジェクト)

最終更新日 2022年11月16日 印刷

圃場改良の概要

 「越前水仙Rebornプロジェクト」の第3弾として生育不良を改善するため、水仙畑の圃場改良を実施しました!
 圃場改良後、改良効果を検証するために栽培試験・生育調査していきます!

圃場改良検討会

 令和4年度8月5日、生育不良の水仙畑の圃場改良案を検討するため、「圃場改良検討会」を実施しました。検討会には福井県の有識者や生産者、圃場調査業者の方々に集まっていただき、圃場調査の結果をもとに、生育不良の原因、圃場改良案について意見を交わしました。その結果、以下の案にまとまりました。

生育不良の原因と考えられること 改良案
(1)土壌に埋まっている石が多い (1)地下30cmまでに埋まっている石の撤去
(2)土壌が硬い (2)堆肥等有機物の施用
(3)土壌PHが低い (3)土壌pHの調整、必要栄養素の補給

 

 (1)石撤去工事

 この圃場は土壌中に石が多く存在しており、スコップを入れるとすぐに石にあたります。このような圃場で水仙を栽培すると、根が石にあたってしまい、伸長が抑制されたり、傷ができて病気にかかりやすくなったりします。その結果、生育不良の一因となっていると考えました。また、水仙の根は30cm~40cmまで伸びるため、十分に根が張れるように、地下30cmまでの石の除去を行いました。

 工事は、令和4年9月1日、2日に行いました。実際に掘ってみると地下30cmまでに多くの石が見つかりました。

石撤去   整地
         石撤去工事                       整地

石処分   整地後
      圃場から見つかった石                  工事後

(2)堆肥等有機物の施用

 生育の良い水仙畑と比較した際、最も大きく異なった点が土の硬さでした。生育不良の水仙畑はとても土が硬く、一般的にみても根の生育が抑制される程の硬さのため、土を軟らかくさせる必要があります。土の硬さを改善させる方法として、堆肥等の有機物の施用を行いました。ただ、有機物といっても様々な種類があり、効果も異なるため、土を軟らかくさせる効果の高さや費用面から、腐葉土、バーク堆肥、牛糞もみがら堆肥を選びました。これらの効果を比較・検証するために試験を行います。
 試験の詳細については こちら

 令和4年9月22日に土壌改良資材を散布しました。3種類の資材を試験区ごとに分けて散布しました。

腐葉土 バーク堆肥 牛ふんもみがら堆肥
      腐葉土             バーク堆肥           牛糞もみがら堆肥

(3)土壌pHの調整、栄養素の補給

 化学性の分析を行った結果、土壌pHが低く、酸性寄りの圃場であることが分かりました。水仙の栽培に適正な値よりも低いため、石灰資材などで土壌pHを高める必要があります。また、その他の栄養素については、特に不足しているものはないものの、球根の肥大に必要なりん酸は補給したほうが良いと判断しました。
 令和4年9月22日、堆肥と同じ日に散布しました。
 

 

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