尾崎さんご夫妻
尾崎さんご夫妻(白方町)
就農年月日 平成26年11月1日(就農時37歳)
経営規模 施設2棟+露地
2年目にハウス4棟増設
栽培品目 ミディトマト、コカブ、ダイコン等
活用した事業 青年就農給付金(準備型)
青年就農給付金(経営開始型)
青年等就農資金
福井市内の農業法人に10年勤めた後、白方の農家さんで1年研修を受け就農。
ホームページ https://www.facebook.com/hillofthesand
就農のきっかけはなんですか?
元々ゼロから物作りをする仕事につきたいと考えていました。学生時代に「伊賀の里モクモクファーム」へ行ったとき農業の可能性の広がりに魅了されて、この道へ進もうとおもいました。もう一つ付け加えるなら、結婚して子供を育てるにあたり、周囲の環境面と親ががんばって仕事をしている姿を子供たちに見せたかったので、大阪を離れて福井で就農することになりました。(充弘さん)
就農するために最初に行ったことは?
まずは法人に勤めて経験を積もうと大阪で開かれていた「新・農業人フェア」に参加しました。そこで一番真剣に話を聞いてくれた福井市の農業法人に勤めることになりました。訪ねていった時は「本当に来たのか!?」と少しびっくりされましたが。(充弘さん)
独立する上で不安はありませんでしたか?
もちろんありましたが、ずっと夢だったので楽しみのほうが大きかったです(充弘さん)
結婚前からずっと話を聞いていたので「その時が来たのかな」という感じでした。家計の計算はしっかり行いましたが(美紀さん)
研修の感想は?
勤めていた農業法人は水稲中心でしたが、野菜の栽培も行っていたため当初は白方で研修するつもりはありませんでした。しかし、実際に白方で研修を行ってみて、土地の特性を知ることが出来ました。また、奉仕作業等を通して地元の方と顔なじみになれたため本当によかったと思います。特に、空き家や農地を借りる上で研修先の農家さんには本当にお世話になりました。(充弘さん)
目標は?
まずは安定した経営です。全てはそこからなので(笑)。あとは自分が後から就農する方のモデルケースになれればいいなと思います。外部から集落に来る方の不安はわかっていますし、まだまだ農業となると儲からない、辛いというイメージが大きいので、そういったイメージを自分が覆すことができればと(充弘さん)
農産物の加工や販路開拓等、野菜を作るだけではなく色々なことに挑戦していきたいと思います。実は今年も加工用のトマトを育ててトマトピューレ作りに挑戦してみました。まだまだ一進一退という感じですが、これからも続けていきたいと思います。(美紀さん)
自分は農業に向いていると思いますか?
どうでしょうか(笑)。農業といっても自営業の一種なのでいろいろなことをやらなければいけないし、人と全く同じことはできません。かわり者で好奇心旺盛なところは向いているかもしれません。(充弘さん)
農作業をするのはほとんど初めてでしたが、作業自体は思ったほど辛くはなかったです。(美紀さん)
大阪出身ですが、福井市の魅力は何だと思いますか?
子育てしやすい環境でしょうか。待機児童はほとんどいないし育休に対する理解も進んでいるので、共働きがしたい人にはお勧めです。フェア参加時は結婚が決まっていたのでこうしたことも就農地を選ぶ上でのポイントになりました。あとは田舎すぎず都会すぎずバランスが取れていることです。(充弘さん・美紀さん)
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