福井市へ移住された方へのインタビュー

〈ジャパンポリマーク株式会社（清水杉谷町） 　営業部　主任　清水邦雄さん〉

■福井市へＵターンしたきっかけは？

将来「ものづくりがしたい」と、東京の大学の理工学部に進学し、卒業後福井にＵターンしました。福井に戻ったのは、小さい頃から祖父に長男だから家を継ぐよう言い続けられていたことと、福井を出たからこそ分かる福井の良さに気づいたことが大きいです。身近にある山や海、四季ごとに自然と遊び、自然の幸を食す。最終的には「どこで働こうが、給与は成果次第」と考え、自分が好きな福井に戻る決断をしました。

■仕事のこと

結婚後、ジャパンポリマーク株式会社へ入社し、現在、ユニフォームのチーム名や企業名などを熱転写ラベルで接着したり、お客様がデザインした柄を昇華転写したりする仕事を担当しています。商品の加工はもちろん、商談や企画など、ものづくりの一連の流れに携わることができ、とてもやりがいを感じています。目標は、ジャパンポリマークを世界一の転写ラベル会社にすることです。

■家庭のこと

実家近くで、妻と11歳、4歳、0歳の子どもと暮らしており、2人の息子が昔の私と同じように、サッカーに夢中になっている姿には癒されます。プロサッカー選手になった子どもが、私の作るユニフォームを着てプレーする試合を応援に行くのが、家族みんなの夢ですね。

※ジャパンポリマーク株式会社…主にスポーツウェアなどに貼る熱転写ラベルの製造・加工を行う。FIFAワールドカップサッカーブラジル大会　日本代表ユニフォームマークに採用されるなど、高い評価を受けている。