長寿（後期高齢者）一日人間ドックの廃止について

後期高齢者医療制度加入者（75歳以上の全ての方と、65歳以上で一定の障がいのある方）を対象に実施していた長寿一日人間ドックは、令和4年度より廃止します。

今後、人間ドック受診を希望する場合は、各自で健診機関へ申し込んでいただくことになり、費用は全額自己負担となります。

福井市では、長寿健診や各種がん検診も実施しております。
少ない負担で受診できますので、健康管理にご活用ください。
受診券は、毎年5から6月頃に封筒で届きます。詳細は、こちらをご覧ください。

Q&A

Q．なぜ助成を廃止したのですか？

A．人間ドックは、健（検）診よりも検査が詳細なだけに、多くの費用がかかります。
福井市では、国及び福井県後期高齢者広域連合からの支援を受けて長寿一日人間ドック助成を実施していました。
しかし、高齢者の健康対策に関する国の方針として、従来は「検査による早期発見」が中心だったところ、「介護予防（介護が必要な状態になるのを遅らせること）」がより重要とされるようになりました。これに伴い、一日人間ドックに対する支援は大幅に縮小されています。
これを受けて、福井市においても介護予防の取り組みを強化するとともに、長寿一日人間ドック助成は廃止し、健（検）診へ一本化することになりました。

Q．長寿健診、がん検診でも十分な検査ができますか？

A．国の規定に基づいた検査を行っており、基本的には十分な検査が可能です。
ただし、検査項目数は人間ドックの方が多いため、詳細な検査を希望される場合は自己負担でのドック受診をご検討ください。