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最終更新日:2009年1月17日

動物の繁殖制限について


動物の繁殖制限について

動物は自分で繁殖制限をコントロールすることはできません。動物の幸せのために実行できるのは、飼い主のあなただけなのです。

繁殖制限の必要性

一般に飼われる動物のほとんどは、一度にたくさんの子供を産みます。産まれる動物全てに責任をもつのは簡単ではありません。飼っている動物を無制限に繁殖させるのは、過密な環境や不十分な世話へとつながり、動物を苦しめるだけでなく、臭いや騒音で近所の人たちにも大きな迷惑をかけるおそれがあります。
また、多くの犬や猫が、飼う人がいないという理由で殺処分されています。寿命を全うせず死んでいく動物の問題を解決するためにも、繁殖制限は必要なのです。 

不妊・去勢手術はかわいそう?

健康な体にメスを入れることには抵抗があるかもしれませんが、動物は本能で繁殖を行います。不妊・去勢手術も行わないが、繁殖もさせないというのは動物にとって大きなストレスとなります。
不妊・去勢手術は、1回の処置で一生、望まない命を生み出さない、とても効果的な繁殖制限措置であるだけでなく、健康面や行動面にも様々なメリットがあります。

不妊・去勢手術のメリット

動物の病気やケガには、繁殖行動や性ホルモンに関係しているものが多くあります。
不妊・去勢手術により、多くの病気(交尾でうつる病気、生殖器の病気、性ホルモンの影響による病気)が軽減され、より健康に長生きすることができます。
メスの場合、発情・妊娠・出産による肉体的負担がなくなります。
オスの場合、性ホルモンの影響により、縄張りやメスをめぐるケンカでケガをしたり、交通事故など思わぬ事故に遭うことが少なくなります。
不妊・去勢手術をした動物は、一般に落ち着いたおだやかな性格になります。特にオスでは、他のオスや人に対する攻撃や縄張りのにおいつけが少なくなり、飼いやすくなります。

不妊・去勢手術のデメリット

不妊・去勢手術をすると、必要なカロリーが少なくなります。手術前と同じ食餌量・運動量だと太ってしまうので、適切な量に管理することが必要です。

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