「福井学」推進事業
「福井学」推進事業
「福井学」推進事業の考え方
本市には、古来より引き継がれてきた歴史・文化や固有の自然など、全国に誇れる宝・地域資源が豊富にあります。また、昭和20年7月の大空襲、昭和23年6月の福井大震災と再度にわたって市全域が壊滅するという打撃を受け、さらに幾多の災害に見舞われましたが、市民の不屈の復興への意欲により、これらを乗り越え、今日の「不死鳥のまち福井」を築き上げたという自信と誇りがあります。
こうした本市の全国に誇れる素晴らしさを市民の意識に結びつけ、市民一人ひとりが地域に誇りと愛着をもち、心豊かな地域社会を創造していくことが重要と考えます。
そこで、福井市の事象に関する学習を通じて、市民一人ひとりが自らの手で「福井らしさを再発見」し、自信をもって「福井市」を積極的に全国に発信できる状況の確立を目指す必要があります。
現在、本市では、市内49地区まちづくり事業をはじめ、自主研究グループ等の活動や各公民館、各公共施設などで様々な取組みが行なわれています。それらの取組みの中で、より多くの市民が幅広く取り組めるよう、「福井学」としての目的、意義等を明確に位置付けし、体系的に取り組んでいきたいと考えます。
「福井学」とは
私たちのまち「福井市」の歴史・自然・文化・産業・景観・生活などの事象を学ぶことにより、郷土の個性や魅力を見つめ直し、愛郷心を育む中で、私たち一人ひとりが誇りと自信を持って生活していこうとする取り組みを「福井学」としたいと考えます。
そして、市民一人ひとりが、“とっておきの”本市の事象について、自信を持って、自分の言葉で語ることができるようになることをイメージして「一人一イッチョライ」を提唱するものです。
※ 「イッチョライ」とは、福井の方言で“一張羅”(とっておき、一番上等)という意味です。
基本的な取組
「福井学」推進に向け、「学びのステージ(H19~21年度)」と「はばたきのステージ(H22~23年度)」の2つのステージを基本に5年計画で取り組みがスタートしました。
「学びのステージ」では、郷土を学び、福井らしさを再発見、再確認し、市民一人ひとりが郷土観を確立するために、AOSSA(アオッサ)ビル「福井市地域交流プラザ」の中央公民館を拠点に、地区公民館、小中学校を軸として、さまざまな場所で取り組みます。学習テーマは、歴史・自然・文化・産業・景観・生活の分野の事象について捉え、子どもから高齢者まで幅広い人たちを対象として取り組みました。
一方、「はばたきのステージ」では、「学びのステージ」で学習・研究した成果を地域づくりに活用し、課題の解決に役立て、新たな認識のもと郷土を見つめ直し、最終目標である「市民が主体となった心豊かな地域社会の創造」につなげ、この郷土の誇りなどを次世代に継承することを目標に取り組みました。
そして現在では、郷土に関する学習成果は貴重な財産であるとともに、今後も学び続けることが重要であると考え、中央公民館及び地区公民館での取組は継続して実施しています。
■学びのステージ(平成19~21年度)
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■はばたきのステージ(平成22~23年度)
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◎主な事業実施内容
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