介護相談員派遣事業について

介護相談員の派遣について

   福井市では、介護保険サービス利用者や家族からの疑問や不安を解消し、介護サービスの質の向上を目指すため、介護相談員を介護サービス事業所に派遣しています。

介護相談員とは

   介護相談員は、介護サービス事業所を定期的に訪問し、気軽な雰囲気の中で介護サービスの利用者やその家族等から介護サービスに関する不安や不満、疑問等を聞き、介護サービス事業所の管理者や担当者、又は行政に対して橋渡しをし、問題解決に向けた手助けをします。また、利用者の相談だけでなく、「一市民としての目から見た、介護サービス提供に関して介護相談員が気づいたこと」を事業者に伝えます。

   さらに、市民の目を通して、サービスの実態等を把握し、市に提言を行うことなどにより、介護サービスの質の向上や市の介護行政の円滑な運営に反映させる役割も担っています。

活動内容

   介護相談員は、担当する事業所を1事業所につき年間5～8回程度訪問し、以下のような活動を行っています。

　・利用者またはその家族の話を聞き、相談に応じます。

　・サービス利用に関し気づいた点や提案がある場合は、それらを事業所等に伝えます。

　・事業所等とサービス利用者との橋渡し役になって、利用者のサービスの関する不安や不満、

      疑問などの声を聞き、改善の途を探ります。

　・事業所の管理者や担当者と意見交換をします。

　・活動状況を市に報告します。