ホーム くらし防災・消防救急熱中症予防~早めの暑さ対策で、夏を元気に過ごしましょう~

最終更新日:2025年4月30日

熱中症予防~早めの暑さ対策で、夏を元気に過ごしましょう~


こちらは福井市臨海消防署です。

今年もいよいよ暑い夏がやってきます。熱中症は気温が高いなどの環境下で、体温調節の機能がうまく働かず、体内に熱がこもってしまうことで起こります。小さなお子さんや高齢者、持病をお持ちの方などは特に熱中症になりやすく、重症になると死に至ることもあるのです。熱中症は予防が大切です。以下の7か条に注意して、夏を元気に過ごしましょう。

  • 暑さを避ける

屋外では日陰を選んで歩くようにして、日傘をさしたり帽子をかぶったりするようにしましょう。また、屋内での熱中症を防ぐため、扇風機やエアコンを適切に使用し、すだれやカーテンで直射日光を防ぐなどして暑さを避けましょう。

  • 服装を工夫する

汗を吸収してくれる吸水性に優れた素材の服や下着を着ましょう。また、襟元はなるべく緩めて熱気や汗が出ていきやすいように通気しましょう。

  • こまめに水分補給する

暑い日には、知らず知らずのうちに汗をかいているので、こまめに水分を補給することが大切です。たくさん汗をかいたときは、スポーツドリンクや塩あめ、塩タブレットなどで水分とともに塩分も補給しましょう。なお、アルコールは尿の量を増やし体内の水分を排出してしまうため、ビールなどで水分の補給はできません。

  • 急に暑くなる日に注意する

梅雨の合間に突然気温が上がった日など、体がまだ暑さに慣れていないときは熱中症が起こりやすくなります。暑さに徐々に慣れるように工夫しましょう。

  • 暑さに備えた体づくりをする

日頃からウォーキングなどで汗をかく習慣を身につけておくと、暑さに対抗しやすくなり熱中症にもなりにくくなります。

  • 個人の条件を考慮する

熱中症の発生にはその日の体調が影響します。前の晩に深酒をしたり、朝食を抜いたりした状態で暑い環境に行くのは避けましょう。風邪などで発熱している人や下痢などで脱水状態の人、小さいお子さんや高齢者、持病をお持ちの方などは熱中症を起こしやすいので、暑い場所での運動や作業を考慮する必要があります。

  • 集団活動の場ではお互いに配慮する

集団で活動する場合には、お互いの配慮や注意も必要です。暑い場所での作業や運動は、お互いに声を掛け合いこまめに休憩したり、一人当たりの作業時間を短くしたりしましょう。また、活動の後には涼しい場所で安静にするなど、体温を効果的に下げるよう工夫しましょう。

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