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最終更新日:2009年4月2日

境浄化センター 汚水処理と汚泥処理のしくみ


汚水処理のしくみ 

家庭や工場等から排出された汚水は、地下に張り巡られた下水管を通って、浄化センターに流れてきます。

最初沈殿池

この池で、ゆっくり汚水に含まれる小さなゴミや泥を沈めていきます。

最初沈澱池 

※各写真をクリックすると大きくなります。

反応タンク

6時間から8時間かけ活性汚泥(バクテリアや原生動物のような微生物を含んだ泥)を加え空気を吹き込んで撹拌します。すると活性汚泥の中の微生物は空気中の酸素と、汚水中の有機物を栄養として繁殖し沈殿しやすい固まりになります。

反応タンク

最終沈殿池

沈殿しやすくなった汚泥と水をここで分離させます。底に沈んだ汚泥は、必要な量だけ反応タンクに活性汚泥としてもどし余分な汚泥は、最初沈澱池や送泥ポンプ棟に送られます。

最終沈殿池

塩素混和池

最終沈殿池の上澄み水は、見た目にはきれいですが大腸菌などの細菌が含まれているのでここで次亜塩素を注入して消毒し、滅菌してから底喰川に放流しています。

塩素混和池

雨水沈殿池

雨が降った時、流入した雨水は雨水沈殿池に入り泥やゴミを沈殿させ、上澄み水だけ滅菌して底喰川に放流しています。また、泥等は最初沈澱池に戻します。

雨水沈殿池

1~4雨水沈殿池

雨水沈殿池2

5号雨水沈殿池

水処理施設系統図

設備一覧(PDF形式:346キロバイト)

汚泥処理のしくみ 

最初沈澱池や最終沈殿池に沈殿した汚泥は、送泥ポンプ棟の混合汚泥槽に集められます。

混合汚泥槽の汚泥は、送泥ポンプにて送泥管を通って日野川浄化センターに送られ処理されます。

送泥棟写真

送泥ポンプ棟

混合汚泥槽写真

混合汚泥槽

送泥ポンプ

送泥ポンプ

施 設 概 要

施設名

摘 要

計画数量

現況

最初沈殿池

滞留時間1.0 時間、水面積負荷37.2立方メートル/平方メートル/日

4池

4池

反応タンク

標準活性汚泥法、曝気時間6.1時間

4池

4池

最終沈殿池

滞留時間1.5時間、水面積負荷19立方メートル/平方メートル/日

8池

8池

塩素混和池

次亜塩素酸ソーダ(汚水用)混和時間15分

1式

1式

送風設備

多段ターボブロワー50立方メートル/min×75kw

3台

3台

返送・余剰汚泥棟

返送汚泥ポンプ φ30O×11立方メートル/min×22kw

2台

2台

余剰汚泥ポンプ φ100×1立方メートル/min×3.7kw

2台

2台

雨水沈殿池

沈殿時間30分、水面積負荷100立方メートル/平方メートル/日

13池

13池

管理棟

事務室、自家発電、監視室、電気室

1棟

1棟

し尿投入所

170キロリットル/日

1式

1式

脱臭装置

水処理施設(活性炭)、し尿投入所(低・高濃度)

1式

1式

送泥ポンプ棟

総床面積 208.3平方メートル 生物、活性炭脱臭設備付

1棟

1棟

送泥ポンプ

吸込スクリュー式 φ100×1.1m3/min×30kw

2台

2台

倉庫

総床面積 150平方メートル

1棟

1棟


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