最終更新日:2013年11月15日
移動式浄水装置(ろ過膜法)
移動式浄水装置(ろ過膜法)
台風や地震などの非常災害時、避難場所でもっとも必要となるのは「飲料水」です。
移動式浄水装置は、浄水場が冠水したり、給水用の配管が切断されたとき、避難所付近のプールや河川を原水として、安全な飲料水を作る装置です。
特徴
- 河川水やプールの水を原水として、きれいで安全な飲料水を作ることが出来ます。
- 運転は、誰にでも簡単にでき、家庭用コンセントまたは発電機にて自動・手動運転が可能です。(AC100ボルト)
- 運転開始後、約5分以内で給水し、消毒剤以外の薬品は一切不要です。
主な仕様
項 目 |
概要 |
外形寸法 |
幅1255×奥行き600×高さ1600ミリメートル |
材質フレーム |
SUS304、内部配管 、耐衝撃性硬質塩化ビニール |
標準処理能力 |
毎時2立方メートル |
装置重量 |
約170キログラム |
電源 |
AC100ボルト、50ヘルツまたは60ヘルツ |
消費電力 |
500ワット |
処理方法
限外ろ過膜(UF膜)は、人工透析などに用いられている中空糸膜で、従来の浄水システムである「凝集・沈殿・砂ろ過」に比べはるかに高い精度で、原水中の濁質や細菌類(大腸菌・ブドウ球菌・コレラ菌・チフス菌を始めとする細菌類)を完全に除去します。
限外ろ過膜を通過しただけで安全な飲料水となるわけですが、造水後、長時間にわたって安全性を維持するために、最終段階で消毒剤として次亜塩素酸ナトリウム注入装置(連続式自動運転型)が備わり完璧な飲料水としています。
お問い合わせ先
上下水道局事業部 水道管路課
電話番号 0776-20-5640 | ファクス番号 0776-20-5629
〒910-8522 福井市大手3丁目13-1 上下水道局庁舎2階 【GoogleMap】
業務時間 平日8時30分から17時15分 (夜間・土日祝日 20-5649)
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