最終更新日:2024年2月5日
福井県警察本部生活安全企画課のお知らせ
特殊詐欺被害の現状と被害防止対策について
福井県警察本部生活安全企画課より、みだしの件についてお知らせがありました。
1 県内の特殊詐欺被害状況
- 令和5年2月末現在 ( )内は前年同期比
認知件数 5件(+2件) 被害金額 877万円(+227万円)
- 手口別被害状況
2月中 架空料金請求詐欺2件 329万円、還付金詐欺1件 50万円
2 全国の特殊詐欺被害状況(令和5年1月末)
- 被害件数1,335件(+422件、+46.2パーセント)、被害金額29.2億円(+9.2億円、+46.0パーセント)と大きく増加
- オレオレ型詐欺(オレオレ詐欺、預貯金詐欺、キャッシュカード詐欺盗)の被害が645件(+181件)、被害金額14.1億円(+5.3億円)と増加、総認知件数に占める割合は48.3パーセント
- 架空料金請求詐欺が385件(+194件)、被害金額9.4億円(+2.3億円)と増加、総認知件数に占める割合は28.8パーセント
- 高齢者被害が法人被害を除いた総認知件数に占める割合は83.6パーセント、そのうち、高齢女性被害が占める割合は58.0パーセントと高い。
- 被害者がお金を交付する形態としては、電子マネーが急増
3 県内の特殊詐欺の手口傾向
・ 予兆電話の増加
特殊詐欺につながる可能性のある氏名、年齢、家族構成及び在宅時間などの「個人情報」を聞き出そうとする電話が増加。
特に、社会福祉協議会や民生委員を名乗って、「一人暮らしなので気を付けて」などと言って家族構成を確認する電話の後、防犯協会や警察官を名乗って「犯人の名簿に名前があったので削除しますか」と話す不審電話が複数確認されています。
・ 市役所職員を騙る還付金に関する詐欺
保険料の払い戻しや給付金があると話し、ATMへ誘導してお金を振り込ませようとする還付金詐欺については、あわや被害にといった事案も確認されています。家族が還付金詐欺の電話に出た場合にも、代理で申請できるなどと言ってATMへ誘導したケースもありました。
例年、 年度末には過払い金等の払い戻しを装った詐欺電話が増加する傾向にあります。 ATMに誘導してお金をだましとる以外にも、 口座番号や暗証番号を聞き出し、キャッシュカードを騙し取ったりネットバンクを勝手に開設する手口にも発展することがあります。
・ サポート名目の詐欺
インターネット閲覧時に偽のセキュリティ警告画面を表示させて、修理やセキュリティ補償名目で電子マネーを購入させてお金をだましとるいわゆるサポート詐欺が増えています。
・ 実在の企業等を騙る架空料金請求詐欺
メール(SMS)や携帯電話で実在の企業等(国税庁やNTT等の通信会社)を騙り「未払い料金がある」「支払わなければ裁判になる」などと言って、お金を振り込ませたり、電子マネーの番号を送らせたりする手口が発生しています。
4 不審電話への対策として、下記のとおりチラシを作成しました。
・「特殊詐欺防止チラシ」へのリンク
お問い合わせ先
市民生活部 消費者センター
電話番号 0776-20-5070 | ファクス番号 0776-20-5081
〒910-0018 福井市田原1丁目13番6号 フェニックス・プラザ1階 【GoogleMap】
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