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最終更新日:2019年4月8日

中核市移行式を開催しました。(平成31年4月1日)


中核市移行式を開催しました。

テープカット

概要

  • 平成31年4月1日、福井市の中核市移行を記念する中核市記念式を開催しました。
  • 青木幹雄市議会議長、谷本忠士市議会副議長にも臨席いただき、東村新一市長をはじめ市職員一同、中核市となる福井市の運営に心を新たにしました。
  • 新しくなった実践目標とともに市民憲章を唱和し、東村市長の式辞、青木議長のあいさつ、電文披露の後、市長、議長、副議長によるテープカットを行い、いよいよ中核市としてのスタートを切りました。

市長挨拶

  • <東村市長の式辞概要>

「中核市移行式の開催にあたり、ご挨拶を申し上げます。

 本日ここに、中核市への移行式を開催させていただいたところ、年度初めのご多用の中、青木市議会議長様、谷本市議会副議長様をはじめ、多くの皆様のご参列を賜り、このように盛大に執り行えますことに、厚くお礼申し上げます。

 平成27年9月に、私が中核市への移行を表明して以来、市議会をはじめ多くの市民の皆様には、多大なご支援を賜り、お陰を持ちまして、中核市としての新たな市政の第一歩を踏み出すことができました。

 ここにあらためて、感謝を申し上げます。

 さて、平成の時代も間もなく終わり、新たな時代を迎えようとしています。

 この新しい時代においては、これまで経験したことのない人口減少社会に直面し、私たちの家庭や地域を取り巻く環境が大きく変化していきます。

 また、全国の地域が地方創生に取り組む中、地域間の競争はますます激しくなり、地域格差がさらに拡大していくことが、予想されます。

 このような状況を克服し、将来にわたって、さらなる発展を遂げていくためには、市民に最も身近な行政機関である本市が、中核市への移行により拡大する事務権限を活かし、幅広い市民ニーズを汲み取ることで、時代の変化に応じた適切な行政サービスを提供していかなければなりません。

 さらに、「ふくい」ならではの「強み」や「個性」を発揮した独自の施策を展開し、他のまちにはない魅力を創造する必要があります。

  折しも、今日は、明治22年4月1日に市制が施行されてから、ちょうど130周年の大きな節目の日にあたります。

 これまで本市の発展にご尽力いただいた先人達の功績を想うと、市政をあずかる者として、あらためて身の引き締まる思いがいたします。

 この記念すべき日を、輝かしい未来への出発点として、これまで先人が築き上げてきた歴史や営みを礎とし、中核市としての誇りと自覚を持って、本市がさらなる発展を遂げていけるよう、しっかりとその責務を果たすべく、ここに決意を新たにするものであります。

 また、先ほど新しい実践目標をご唱和いただきました。

 この実践目標は、市民憲章の取組を進める上で、具体的なイメージを分かりやすく表現したもので、平成21年1月に制定し、今回で4度目の設定となります。

 多くの方から応募があり、特に小、中学生からの応募が大半を占めていました。若い時から郷土に興味を持ってもらう、良い機会になったのではないかと思います。本当にありがとうございました。

 新しい実践目標とともに、福井の新しい時代を切り開いていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。

 結びになりますが、市議会及び市民の皆様の今後一層のご指導とご支援をお願い申し上げるとともに、ご参会いただいた皆様のますますのご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、私の式辞とさせていただきます。」

議長挨拶

  • <青木議長のあいさつ概要>

「本日、中核市移行式がこのように盛大に開催されるにあたり、福井市議会を代表する立場から、一言ごあいさつを申し上げます。

 はじめに、県内初の中核市誕生に向け、これまで県や関係省庁などと様々な協議、手続きを重ねられ、また、制度の市民理解の促進などに奔走されてこられました東村市長をはじめ、関係各位におかれましては、ようやく今日の日を迎えられ、感慨もひとしおのことと心からお喜び申し上げますとともに、深く敬意を表します。

 さて、現在、本市は引き続き厳しい財政状況にある中で、少子高齢化や人口減少といった喫緊の課題への対応が求められております。一方、4年後に迫った北陸新幹線福井開業は、本市にとりまして千載一遇のチャンスであり、開業効果を最大限に波及させるためのまちづくりを戦略的に進めていく必要があります。

 このような状況の中、より多くの事務権限を有する中核市への移行により、これまで以上に市民の皆様に寄り添ったきめ細かな取組を行い、人口減少社会における市民への責任をより適切に果たしていくことが、本市の更なる飛躍につながるものと考えております。

 昨年末には国から「中枢中核都市」の選定を受け、さらに本日午後には、嶺北11市町による「連携中枢都市圏に係る連携協約」が締結されます。

 今後は、本市が改めて福井県の県都としてその存在感を示し、行政機能を高めながら、県全体をけん引して一体的な取組みを進めることで、将来にわたる福井県の発展につながりますことを大いにご期待申し上げます。

 市議会といたしましても、中核市としての機能を十分発揮できるよう、そして将来を担う子どもたちに明るい未来が残せるよう、今後とも全力で支援してまいる所存でございます。

 また、本日新たな実践目標がご披露されました福井市市民憲章は、昭和39年に議会提案として上程され、全会一致で決議されたものです。今後も議会を挙げて、市民憲章の実現に向けた実践目標への取組を支援してまいりたいと存じます。

 結びに、中核市移行を市民の皆様とともにお祝い申し上げますとともに、市勢の更なる発展と、ご参会の皆様のご健勝とご多幸をご祈念申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。」

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