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最終更新日:2020年8月3日

ロタウイルス感染症




ロタウイルスワクチンの種類と対象年齢

※2つのワクチンは接種回数が異なります。最初に受けたワクチンと同じ種類を接種してください。 

ワクチン名

ロタリックス

経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチン(1価))

ロタテック

(5価経口弱毒生ロタウイルスワクチン(5価))

 

 対象年齢

生後6週から生後24週(約5か月半)

まで

生後6週から生後32週(約7か月半)

まで

接種回数

27日以上の間隔を置いて

2回経口接種

27日以上の間隔を置いて

3回経口接種

初回接種は生後14週6日までに行うことが推奨されています

ロタウイルス胃腸炎とは

 ロタウイルスによって引き起こされる急性の胃腸炎で、乳幼児期(0~6歳ころ)にかかりやすい病気です。ロタウイルスは感染力が強く、ごくわずかなウイルスが体内に入るだけで感染してしまいます。ふつう、5歳までにほぼすべての子どもがロタウイルスに感染するといわれています。大人はロタウイルスの感染を何度も経験しているため、ほとんどの場合、症状が出ません。

 しかし、乳幼児は、激しい症状が出ることが多く、特に初めて感染したときに症状が強く出ます。主な症状は、水のような下痢、吐き気、嘔吐(おうと)、発熱、腹痛です。脱水症状がひどくなると点滴が必要となったり、入院が必要になることがあります。5歳までの急性胃腸炎の入院患者のうち、40~50%前後はロタウイルスが原因です。(厚労省;ロタウイルスに関するQ&Aより)

 ワクチン接種後1~2週間は「腸重積症」に注意しましょう

 腸重積症は、腸の一部が隣接する腸管にはまり込む病気です。腸の血流が悪くなることで腸の組織に障害を起こすことがあるため、速やかな治療が必要です。ワクチン接種から1~2週間くらいまでの間には、腸重積症のリスクが通常より高まると報告されています。

腸重積症の症状としては、

□「突然はげしく泣く」

□「機嫌が良かったり不機嫌になったりを繰り返す」

□「嘔吐する」

□「血便がでる」

□「ぐったりして顔色が悪い」

などがあります。これらの症状が一つでも見られた場合は速やかに医療機関を受診しましょう。腸重積症はロタウイルスワクチンの接種にかかわらず、乳幼児がり患することのある疾患で、まれな病気ではありません。

  詳しい情報はこちらへ 厚労省 ロタ ワクチン(新しいウインドウが開きます)  

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