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最終更新日:2018年7月10日
越廼地区の「行事・祭事・風物」
春
ワカメ採り
毎年、4月末から5月終わりにかけて、越廼地区の海岸線で「ワカメ採り」が見られる。とれたワカメは、その日のうちに商品にするため、すぐに浜辺に揚げ、水で洗い、しぼり、味付けをして天日干しにする。食べ方は「板ワカメ、粉ワカメ、味噌汁、酢の物」といったところ。現在では、ワカメ採りをする人が少なくなったとはいえ、いまだ越廼の名産ワカメを求める人が多く、「春」の風物詩として欠かせない存在である。
さかなまつり
海の魅力を体験し、海の恵みに感謝するとともに、より多くの方々との交流を図る目的に5月下旬に行なわれています。定置網船体験・つかみ取り等、海の魅力を思いっきり体験、また物産コーナーでは越廼で獲れる豊富な魚介類を味わい購入することができます。
夏
海開き・桃まき
7月上旬、越廼海水浴場にて、海難事故ゼロと来場者の増加を祈願する海開きがおこなわれます。越廼地区では海開き後、恒例の桃まきもおこなわれます。
越前雲丹(うに)採り
越廼地区の居倉町では、7月21日(解禁日)から一斉に うに採りがおこなわれます。越前雲丹の歴史は古く、昭和初期には居倉町全体で750kg(200貫)が水揚げされたといわれています。現在は、雲丹の生息地に砂が入り込み、漁獲量も激減したため、貴重なものとなっています。
漁火
イカ釣りのシーズンを迎えると越前海岸の沖合で連夜、漁船の漁火が瞬き、日本海を明るく照らします。国道305号や山腹から眺めると、海岸一面に広がる漁火が幻想的な世界となり、心を奪われます。集魚灯でスルメイカやマイカをおびき寄せ針で釣り上げます。毎日午後4時頃出港し始め夕暮れと共に明かりを灯します。
秋
秋大漁祈願祭り(お神輿、神楽)
豊漁を祈願する越廼地区の秋祭りは毎年10月上旬に行われます。
この秋祭りは江戸時代に始まったと伝えられ、祭り期間中、漁師は出漁せずに豊漁を祈願します。
地元青年団が各戸を回り、笛や太鼓に合わせ、神楽舞を披露する。
また、30人程の氏子らは御神体を載せた重さ約1トンの神輿を担ぎ、地区内を練り歩きます。
冬
こしの水仙まつり
雪の中に咲く可憐な水仙。12月~1月頃には毎年恒例の水仙まつりが開催されます。水仙の切花の無料配布や海産物プレゼント抽選会など、さまざまなイベントを開催します。水仙の里公園広場のステージでは、餅まきや餅つき大会、地魚の競市なども行われます。
《写真はこしの水仙まつりの様子》
餅まきと厄払い
居倉地区にある春日神社では正月3日に厄払い神事に続いて、各年代の厄年男女や5歳男子の奉納した餅まきが拝殿で行われます。男子は5歳、25歳、42歳で女子は19歳と33歳です。男子の5升餅の重餅(かさねもち)2枚、女子は3升餅の小餅となっています。厄の餅まきは自分の厄をみんなに分けてもって帰る意味があります。
どんど焼き
「どんど焼き」とは小正月(こしょうがつ=1月15日)の行事で、正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・お守りなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やすという、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事。お守り、いただいたお神札(おふだ)に感謝して、古神札の焼納やだるまなども燃やします。そして、1年中の身体健康・無病息災・家内安全・五穀豊穣などを祈願しながら火にあたります。神社の境内で行なうことが一般的ですが、ここ越廼では、海辺でする「どんど焼き」があります。
奇祭あっぽっしゃ
小正月(2月6日)の夜に若者が恐ろしい鬼の面にサックリ(作業着)を着て、茶釜のフタをたたきながら「アッポッシャー、アッポッシャー 」と声をはりあげて、行儀の悪い子供を威嚇して歩く。「アッポッシャ 」とは方言で「餅が欲しい」という意味で素朴な越廼民俗行事です。
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