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最終更新日:2024年6月6日

太陽光発電設備の維持管理の徹底をお願いします


 再生可能エネルギーが利用できることから普及が進んでいる太陽光発電設備ですが、火災を含む事故への注意が必要です。

火災の原因など

消費者庁の消費者安全調査委員会の資料によると、火災などの事故の原因として次のことが報告されています。

  • ケーブルからの出火は、施工不良が原因である場合が多い
  • モジュール(太陽光パネル)からの出火は、経年劣化が要因になっていると推定される
  • パワーコンディショナと接続箱からの出火は、内部への水分等の進入、入力端子部等での接続不良、コンデンサの絶縁破壊が主な原因と推定される など
関連資料:消費者庁(住宅用太陽光発電システムに起因した住宅の火災事故に注意!)

太陽光発電設備の点検について

 太陽光発電設備の火災原因はモジュール(太陽光パネル)やケーブルの損傷、余剰配線の不備などがあり、これらは日々の自主点検により発見できる要因です。早期に発見すれば火災を未然に防ぐことができるため、太陽光発電設備の所有者・事業者の皆様は、日々の自主点検をお願いします。

災害時における太陽光発電設備の感電防止

 過去に全国各地で台風や局地的な大雨による水害で、太陽光発電設備の浸水・破損被害が発生しています。

 太陽光発電設備は、浸水・破損をした場合でも光が当たれば発電をすることがあり、浸水時に発電している設備に近づくと感電するおそれがあります。

 また、太陽光パネルの種類によっては、ヒ素、鉛、セレン、カドミウムなどの人体に有害な物質が含まれているものもあり、浸水・破損によりそれらの有害物質が流出する可能性があります。

 そのため、浸水・破損した太陽光発電設備には、むやみに近づかないようにしてください。

関連資料:太陽光発電協会(太陽光発電システムの水害時の感電の危険性について)

関連リンク

消費者庁ホームページ「住宅用太陽光発電システムから発生した火災について」

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消防局 予防課
電話番号 0776-20-3997ファクス番号 0776-20-3119
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