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最終更新日:2023年11月13日

「フォトかわら版」2023年度


2023年11月

リンゴモチーフのイルミネーションお堀に浮かぶ

11月11日、福井城址(じょうし)東側(通称 二ノ丸エリア)のお堀に、リンゴをモチーフにした200個のカラフルな光球を浮かべる催しが行われました。これは、大正時代までこの付近にあった「松平試農場」の歴史を市民に伝えようと、市の若手職員有志が企画したものです。

明治26年に松平康荘によって開設された松平試農場では 、福井の農業の発展を目指してさまざまな農作物の試験栽培が行われました。中でも重点がおかれたのがリンゴで、大正4年には福井県内での産量が全国15位(令和2年には全国37位)となるなど、試農場での取り組みは県内でのリンゴ生産に大きな影響を与えました。

光球には、試農場での農業への「チャレンジ」にちなみ、順化小学校の児童が「勉強を頑張りたい」「本をたくさん読みたい」など、チャレンジしたいことを自由に書き入れました。

お堀端を通りかかった親子連れは、「可愛いね」「きれいだね」「こんなイルミネーション、珍しいね」などと話しながら、色を変えながらお堀を漂う光を眺めていました。

市の広報番組でも松平試農場を紹介しています。

広報課ふくチャンネル やろっさFUKUI「未来を考え、福井(まち)を変えたい 一般社団法人 NIEN」(新しいウインドウが開きます)

※松平試農場の詳細は、1分43秒以降をご覧ください。(新しいウインドウが開きます)

まちの明かりと合わさって
まちの明かりと合わさって、幻想的な雰囲気を醸し出す

お堀を漂う光球
お堀を漂う200個の光球

チャレンジしたいことが書かれた光球
光球には、順化小学校児童1人1人の「チャレンジしたいこと」が記されている

2023年10月

中央卸売市場の「ふくい市場フェスタ」が4年ぶりに開催

10月21日、福井市中央卸売市場で「ふくい市場フェスタ」が行われました。平成20年に始まり、年に一度開かれてきた市場恒例のイベントですが、近年は新型コロナの影響による中止が続き、今年は4年ぶりの開催。北陸新幹線福井開業150日前記念イベントの一環として、新幹線をPRするパネル展なども併設しました。

「ふくい鮮いちば」会場には、朝から大勢の人が訪れ、海鮮丼などが食べられる人気の飲食店に並んだり、販売店員と笑顔で会話をしながら新鮮な野菜や水産物などを買い求めたりしていました。

水産物のせりなどに使われている「卸売棟」は、普段は一般客が立ち入ることのできないエリアですが、この日は特別に開放。青果や水産物、切り花などを販売する出店が並び、活気にあふれていました。

市場フェスタの人気イベントが、バナナのたたき売りです。壇上に立った売り手が、集まった人たちに語りかけ、巧みな話術で会場を沸かせながら、商品の値段を下げていきます。ミカン、タマネギ、レタスにホウレンソウとたくさんのオマケも加わったお得なセットに、買い手は大声で手を挙げて購入の意思をアピールしていました。

中でも大きな人だかりができていたのは、もう一つの目玉イベントのマグロの解体販売。まな板に載せられた60~90kgもある大きなマグロが、大小さまざまな包丁を使って、職人の技で解体されていく様子に、皆息を飲んで見入っていました。

この日、天気はあいにくの雨模様でしたが、来場した多くの人たちの熱気に包まれ、市場全体が大盛り上がりの一日となりました。

ふくい鮮いちば
ふくい鮮いちば会場の様子

ふくい鮮いちば2
アマダイやサゴシなど福井産の海産物が並ぶ

バナナ1
バナナのたたき売りの様子

バナナ2
手を挙げた人の中から、指でさされた人が買い手となる

マグロ1
卸売棟会場でのマグロ解体

マグロ2
ふくい鮮いちば会場でのマグロ解体

2023年9月

W7系とEast i 福井を初走行

北陸新幹線福井開業を172日後に控えた9月26日に、JR西日本の営業用車両「W7系」を用いた走行試験が行われました。

この日は、詳しい走行時刻は公開されていませんでしたが、噂を聞きつけた人たちが各地のビュースポットを訪れ、福井の景色の中を走る新幹線車両を眺めたり、写真に収めたりしていました。

また、これに先立つ9月23日、JR東日本の新幹線点検車両(新幹線E926形)、通称「East i」による走行試験(総合監査・検査)も行われました。

実際の車両を目の当たりにすると、「いよいよ北陸新幹線が福井にやってくるんだ!」という実感が湧いてきますね。

福井駅とW7系
敦賀方面へ向け福井駅を出るW7系(八幡山展望台から撮影)

南体育館とW7系
南体育館付近を走行するW7系(八幡山展望台から撮影)

芦原温泉駅とEast i
芦原温泉駅に入線するEast i

復原町並に幽玄の光

8月31日から9月2日にかけて、一乗谷朝倉氏遺跡復原町並で、「朝倉ランプシェード展」が行われました。

飾られた素焼きのランプシェードは、一乗小学校の児童など市民約190人が市美術館で手作りしたものです。遺跡の雰囲気に合わせて、ランプシェードのライトには、ろうそくの炎のようにゆらめくLEDが用いられていました。
訪れた子どもたちは、自分が作ったランプシェードを探して歩き、「あった!!」と、歓声を上げたり、満面の笑みを浮かべたりしながら、楽しんでいました。

また、朝倉家の家紋である「三つ盛り木瓜(みつもりもっこう)」をあしらったちょうちんの貸し出しも行われ、訪れた人たちは、普段は入れない夜の復原町並を、幻想的な光を楽しみながらそぞろ歩いていました。

ランプシェードが飾られた復原町並
幻想的な光で彩られた一乗谷朝倉氏遺跡復原町並

ランプシェード
一つ一つ模様が異なる手作りのランプシェード

朝倉家の家紋入り提灯
朝倉家の家紋があしらわれたちょうちん

2023年7月

七夕飾り 古民家を彩る

7月7日に、おさごえ民家園で「笹飾りのライトアップ」が行われました。

当日は梅雨の真っただ中。天気が心配されましたが、時折小雨がぱらつく程度で、多くの家族連れなどが訪れていました。
おさごえ民家園では、例年七夕の時季に、古民家に笹飾りや吹き流しを飾る催しを行っており、令和3年からは七夕の日にライトアップを実施しています。

園内には兎越山(おさごえやま)から切り出された11本の笹が立てられ、職員が飾り付けた文化財保護センターのキャラクター「ナットくん」や三角つなぎ、輪つなぎなどが彩りを添えていました。
来園者は、ライトアップされた笹に五色の短冊をつるしたり、建物内で風に揺れる吹き流しを眺めたりして、夏の夜を楽しんでいました。

旧岡本家 浴衣姿の女の子
旧岡本家住宅付近で遊ぶ子どもたち

旧箕輪家 縁側の高校生
旧蓑輪家住宅の縁側に腰掛ける女子高校生

旧城地家 吹き流し
旧城地家住宅に飾られた吹き流し

2023年4月

新幹線がつなぐさいたま市との絆

4月20日、新幹線沿線都市で構成される「東日本連携・創生フォーラム」の事務局を務めるさいたま市の清水勇人市長らが、福井市役所を表敬訪問しました。

本市は、同フォーラムに令和2年度から参加。これまで、本市が提案した「広報紙を活用した観光情報発信事業」など、さまざまな連携を行ってきました。今回、北陸新幹線福井開業を控える本市と「顔の見える関係性づくりをしたい」とさいたま市長の訪問が実現しました。
同行した、さいたま市商工会議所の池田一義会頭、さいたま観光国際協会の筑波伸夫会長らを交えた懇談では、観光スポットをコレクションカードにした「ロゲットカード」の話題で盛り上がりました。本市は、養浩館庭園や一乗谷朝倉氏遺跡、越前海岸などのカードを制作予定であり、清水市長は、表敬に先立ち視察した養浩館庭園を「とてもすばらしい庭園」と絶賛。一方、さいたま市からは、盆栽美術館のカードを制作予定であることが紹介され、東村市長は「ぜひ訪れてみたい」と興味深々の様子でした。

また、来春開催のふくい桜マラソン2024についても話題に上がり、清水市長は「北陸新幹線福井開業で福井との距離が近くなる。スポーツを通した交流もできれば。」と今後のさらなる連携の推進を提案。東村市長も「新たな連携事業を検討し、親交を深めていきたい」と笑顔で応え、固い握手を交わしました。

福井市長表敬訪問
和やかな雰囲気で懇談する一同

福井市長表敬訪問2
両市の観光資源について熱弁する清水市長

福井市長表敬訪問3
都市間連携推進を確認した東村市長と清水市長ら

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