三の丸（さんのまる）地区第一種市街地再開発事業

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事業の目的

三の丸地区は、県都福井市の一翼を担う地区にありながら、土地の利用状況が低く、まちとして衰退化が進み、活気を失いつつありました。平成15年3月、当地区は第一種市街地再開発事業により、土地の合理的かつ健全な高度利用を図り、新しい都市型サービスを提供する設備を備えた「三の丸ビル」として生まれ変わりました。 

国土交通大臣表彰

平成15年6月、病院と福祉施設、マンションが一体化したユニークな再開発ビルを建設し、都市人口の増加と地域の活性化につなげた点が評価され、表彰されました。

事業名 ・・・ 福井市三の丸地区第一種市街地再開発事業 施行者 ・・・ 福井市三の丸地区市街地再開発組合 地区面積 ・・・ 約0.5ヘクタール 採択年度 ・・・ 平成元年度 所管 ・・・ 住宅局 併設事業・制度等 ・・・ 高度利用地区 地区の性格 ・・・ 商業地域、防火地域

事業の経過

• 準備組合設立 ・・・ 昭和61年7月
• 都市計画決定 ・・・ 平成2年3月
• 事業計画認可 ・・・ 平成3年8月
• 権利変換計画認可 ・・・ 平成13年7月
• 施設建築物工事着工・・・ 平成13年8月
• 施設建築物工事完了・・・ 平成15年3月
• 組合解散認可公告 ・・・ 平成16年1月

従前の状況

従前の土地利用

• 地区面積 ・・・ 4,741平方メートル
• 公共用地 ・・・ 1,634平方メートル
• 宅地面積 ・・・ 3,107平方メートル
• 建築面積 ・・・ 900平方メートル（うち耐火358平方メートル）
• 延べ面積 ・・・ 2,527平方メートル（うち耐火1,471平方メートル）
• 現況建ぺい率 ・・・ 29パーセント
• 現況容積率 ・・・ 81パーセント

従前の建物概況

• 専用住宅（共同住宅） ・・・ 3戸 延約313平方メートル
• 併用店舗 ・・・ 2戸 延約325平方メートル
• 専用店舗 ・・・ 4戸 延約418平方メートル
• その他（事業所） ・・・ 2戸 延約1,471平方メートル
• 合計 ・・・ 11戸 延約2,527平方メートル

従前の権利者

• 土地所有者 ・・・ 従前18人（残留10人）
• 借地権者 ・・・ 従前6人（残留3人）
• 使用貸借の建物所有者等 ・・・ 従前0人（残留0人）
• 借家権者 ・・・ 従前9人（残留1人）
• 合計 ・・・従前33人（残留14人）

都市計画の概要

土地利用 

• 区域面積 ・・・ 約0.5ヘクタール
• 用途地域 ・・・ 商業地域、防火地域
• 基準建ぺい率 ・・・ 80パーセント
• 基準容積率 ・・・ 600パーセント
• 高度利用地区 ・・・ 指定面積約0.5ヘクタール 
• 建ぺい率の最高限度 ・・・ 70パーセント
• 容積率の最高限度 ・・・ 650パーセント
• 建築面積の最低限度 ・・・ 200 平方メートル
• 壁面位置指定 ・・・ 有

事業の概要

施設建築物

• 敷地面積 ・・・ 2,824平方メートル
• 公共用地 ・・・ 1,917平方メートル（うち道路1,917平方メートル）
• 建築面積 ・・・ 2,397平方メートル
• 建ぺい率 ・・・ 84.9パーセント
• 延面積 ・・・ 21,634平方メートル（容積対象面積18,292平方メートル）
• 容積率 ・・・ 647.7パーセント

規模用途等

• 医療施設 ・・・ 延6,500平方メートル
• 健康増進施設 ・・・ 延520平方メートル
• 福祉施設 ・・・ 延1,894平方メートル
• 商業施設 ・・・ 延749平方メートル
• 住宅 ・・・ 延5,700平方メートル
• 立体駐車場 ・・・ 延1,800平方メートル（120台）
• その他 ・・・ 延4,471平方メートル
• 建物階数 ・・・ 地上15階、地下1階
• 主要構造 ・・・ 鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄骨造

事業推進体制

コンサルタント

• 基本計画・・・株式会社サンワコン
• 事業計画・・・サンワコン・RIA共同企業体
• 権利変換・・・サンワコン・RIA共同企業体

建築設計

• RIA・内藤建築設計共同企業体 

建築施工

• 熊谷・鹿島・見谷共同企業体

管理運営

管理会社（組合） 

• 株式会社管財ファシリティーズ