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最終更新日:2017年4月4日
ジェネリック医薬品(後発医薬品)をご存知ですか?
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは?
医療機関で処方される医薬品は、「先発医薬品」と「後発医薬品」とに分けられます。
先発医薬品とは、新たに開発された新薬のことをいいます。
後発医薬品とは、先発医薬品(新薬)の特許期間が過ぎた後に、厚生労働省の認可を得て製造、販売された医薬品のことで、別名「ジェネリック医薬品」といいます。
先発医薬品との違いは?
有効性・安全性
ジェネリック医薬品は、厚生労働省の厳しい審査をクリアしたものだけが承認されています。先発医薬品と同じ有効成分を同一量含み、基本的に同じ効能・効果をもつ医薬品です。
※先発医薬品の特許が一部有効である等の理由により、効能・効果や用法・用量が先発医薬品と異なるケースが、例外的に存在します。
※先発医薬品が製剤特許を有している場合などは、ジェネリック医薬品は先発医薬品と異なる添加剤を使用することがあります。 先発医薬品であってもいえることですが、 体質によっては、添加剤が原因でアレルギー反応などの副作用等を引き起こすことがまれにあります。
薬の価格
開発費用が低く抑えられるため、先発医薬品に比べて一般的に低価格です。医療費が安く抑えられるので、経済的負担が軽くなります。少子高齢化が急速に進み医療財政の厳しさが続く中、現在の優れた医療保険制度を維持し、子供たちや次の世代に引き継いでいくことに貢献します。
※薬の価格は下がっても、実際の窓口負担には、技術料・管理料・処方せん料などが含まれるため、先発医薬品の使用時と比べて自己負担額が軽減されない場合もあります。
薬の種類
糖尿病、高血圧や高脂血症などさまざまな病気や症状に対応しています。カプセル、錠剤、点眼剤、塗り薬など、形態もさまざまです。
※すべての薬にジェネリック医薬品があるわけではありません。薬局によっては、ジェネリック医薬品を取り扱っていなかったり、取り寄せになることがあります。
ジェネリック医薬品を使用するには?
まずは、かかりつけの医師に十分相談しましょう。
ジェネリック医薬品を使用するためには、医師による処方せんが必要です。医師の判断により、処方される一部または全部の医薬品について、ジェネリック医薬品へ変更できない場合があります。
ジェネリック医薬品シールを活用しましょう
毎年10月に切り替えとなる被保険者証と一緒に、ジェネリック医薬品の希望シールを郵送しています。ジェネリック医薬品を希望される方は、シールを保険証やお薬手帳の余白部分に貼ってお使いください。
ジェネリック医薬品に関するお知らせを発送しています
ジェネリック医薬品を積極的に活用していただくため、対象の方に、「ジェネリック医薬品に関するお知らせ」の圧着はがきを1月・3月・5月・7月・9月・11月に発送しています。薬代の負担軽減や、年々増大する医療費の抑制にもつながります。ご理解とご協力をお願いします。
通知対象者
生活習慣病などで長期的に薬を服用し、ジェネリック医薬品に切り替えた場合に、一月あたり500円以上の自己負担額の軽減が見込まれる方。
※自己負担額軽減の見込みは、薬剤費のみを対象としています。実際の窓口支払金額には、技術料や管理料等の別費用が含まれています。
※ジェネリック医薬品に変更することで院内処方から院外処方になり、自己負担額が軽減されない場合があります。事前に、かかりつけの医師や薬剤師にご確認ください。
ジェネリック医薬品に関する情報は下記ホームページからご覧いただけます
厚生労働省「後発医薬品の使用促進について」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryou/kouhatu-iyaku/index.html
日本ジェネリック医薬品学会「かんじゃさんの薬箱」
お問い合わせ先
福祉健康部保健衛生局 保険年金課
電話番号 0776-20-5678 | ファクス番号 0776-20-5747
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