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最終更新日:2024年4月23日

熱中症にご注意ください!


熱中症を予防しましょう

暑さ指数(WBGT)や熱中症警戒アラートを行動の目安として適切な熱中症予防行動をとりましょう。
晴れて気温の高い日はもちろんですが、湿度が高い時期も熱中症に注意が必要です。
従来、高温環境下での労働や運動で発生していた熱中症が、日常生活でも発生しやすくなっており、熱中症の正しい理解と予防が重要とされています。
特に、体温調節機能が低下している高齢者や、体温調節機能がまだ十分に発達していない小児は、成人よりも熱中症のリスクが高く、注意、見守り等の重点的な働きかけが必要となります。
 

熱中症の症状

高温多湿な環境に長くいることで徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまう状態です。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり場合によっては死亡することもあります。

軽度の症状は、めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、大量の汗、筋肉のこむら返りなどです。 
中度の症状は、頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感などです。 
重度の症状は、返事がおかしい、意識がなくなる、けいれん、体が熱いなどです。  

熱中症が疑われる人を見かけたら

エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ移動、 避難させましょう。
衣服をゆるめ、うちわで仰いだり、水や氷で首の回り、脇の下、足の付け根などを冷やします。
水分、塩分を補給しましょう。特に経口補水液等が効果的です。自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

熱中症予防のポイント

1.意識してこまめな水分補給をしよう。

 のどが渇く前に、こまめに水分補給をしましょう。外出前後、食事の前など節目では必ず水分補給をしましょう。一般的に、食事以外に1日当たり1.2リットルの水分摂取が目安とされています。
 また、激しい運動、作業を行ったときや多くの汗をかいたときは塩分も補給しましょう。

2.3食きちんと食べよう。

 暑さで食欲が落ちやすくなりますが、軽い食事で済ませると体力が低下します。ごはんやパンなどの主食、肉、魚、大豆製品などの主菜、野菜、海藻などの副菜をそろえて、3食きちんと食べましょう。

3.夜更かしせず、睡眠をとろう。

 日頃から生活リズムを整えることは、熱中熱中症を予防する上でも有効です。食生活や睡眠など、生活リズムが乱れないようにしましょう。

4.暑いときは我慢せず、冷房や扇風機を使おう。

5.湿度が高くならなように小まめに換気をしよう。

 夏は室内温度が高くなるので、温度や湿度をこまめに確認しましょう。

7.無理をせず、適度に休憩を取ろう。

日頃の体温測定、健康チェックは、熱中症を予防する上でも有効です。体調が悪いと感じた時は無理せず、自宅で静養するようにしましょう。

8.環境省の暑さ指数WBGTや熱中症警戒アラートをチェックしよう!

WBGTとは、暑さ指数のことで、気温、湿度、輻射熱(日差し等)からなる熱中症の危険性を示す指標です。
危険、厳重警戒、警戒、注意、ほぼ安全の5段階があります。外出時は天気予報やWBGTを参考に、暑い日や時間帯を避け、無理のない範囲で活動しましょう。

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラート(熱中症警戒情報)とは、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予想される日の、前日夕方または当日早朝に、都道府県ごとに発表されます。運用期間は、毎年4月第4水曜日から10月第4水曜日までの間です。


熱中症警戒アラート 発表時は次のような予防行動をとりましょう。
1.昼夜を問わずエアコン等を使用して温度調節しましょう。
2.外出をできるだけ控え暑さを避けましょう。
3.熱中症のリスクが高い、高齢者、子ども、持病のある方等に対して、エアコンの使用や、こまめな水分補給を行うよう、声掛けをしましょう。
4.外での運動は原則、中止または延期しましょう。

 詳しくは(環境省)熱中症予防情報サイト(新しいウインドウが開きます)をご覧ください。

熱中症特別警戒アラートとは

 熱中症特別警戒アラート(熱中症特別警戒情報)は令和5年5月12日に改正された気候変動適応法により創設された新しい制度です 

 都道府県内において、全ての暑さ指数情報提供地点において暑さ指数(WBGT)35 に達すると予想された場合に、前日の午後2時ごろに発表されます。

 これは、過去に例のない危険な暑さであり、熱中症救急搬送者数の大量発生を招き、医療の提供に支障が生じるような、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがある状況です。

 詳しくは熱中症警戒アラートより一段上の「熱中症特別警戒アラート」が制度化されましたをご覧ください。

 


<参考資料>

<環境省ホームページ> 

 

(参考)リーフレットは以下のURL からダウンロードが可能です。
➢ 熱中症の症状,予防法、対処法等についてのリーフレット
 https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/pamph.html#pamph01(新しいウインドウが開きます)
  (日本語 、 英語、 中国語 (繁体字)、中国語 (簡体字 、 韓国語 、イタリア語、インドネシア語、スペイン語、タイ語、タガログ語、ドイツ語、ネパール 語、フランス語、ベトナム語、ポルトガル語)
➢ 障害がある方へ 熱中症 対策リーフレット
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/pamph.html#pamph02(新しいウインドウが開きます)
(障害がある方、夏場の外出に慣れていない方、介助者や周囲の方、視覚障害がある方、手足・体幹の障害がある方 、知的・発達障害がある方)

➢ 「 STOP !熱中症 クールワークキャンペーン」について
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000900484.pdf(新しいウインドウが開きます)
➢ みんなで防ごう!熱中症(職場における熱中症予防関係)
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/DESIGN_JAPANESE_2.pdf(新しいウインドウが開きます)
日本語
https://neccyusho.mhlw.go.jp/link/(新しいウインドウが開きます)
英語、インドネシア語、クメール語(カンボジア語)、モンゴル語、ミャンマー語、ネパール語、タガログ語、タイ語、ベトナム語、中国語(簡体字))

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