たばこと健康

最終更新日 2020年6月12日 印刷

 愛する人と大切な人のために「たばこと健康」について考えよう!

 福井県では、現在習慣的に喫煙している人の割合は男性35.9%、女性8.2%です。喫煙率が一番高い年代は男性で30歳代の48.6%、成人女性で20歳代14.8%です(H28国民健康・栄養調査)。喫煙者の割合がH23年度の調査より男女共に増加し、福井県の男性の喫煙率は全国ワースト2位です。

 2018年に望まない受動喫煙を防止するため、健康増進法が一部改正され、2020年4月から、多くの人が利用する施設は原則屋内禁煙となっています。現在は、健康保険で禁煙治療を受けることもでき、禁煙治療や禁煙補助薬を利用すると自力に比べて3~4倍禁煙に成功しやすくなることが分かっています。
 たばこの煙は、吸う人にも吸わない人にも有害です。禁煙が遅すぎることはありません。禁煙に取り組み、たばこのない社会をつくりましょう。

受動喫煙対策について

5月31日は世界禁煙デーです!(禁煙週間5月31日~6月6日)

 世界禁煙デーは、WHO(世界保健機関)が制定した禁煙を推進するための記念日です。
 また、日本では厚生労働省が5月31日~6月6日を禁煙週間として定めています。
 <禁煙週間のテーマ>
  「2020年、受動喫煙のない社会を目指して ~たばこの煙から子ども達をまもろう~」
  たばこの煙が健康に及ぼす影響や受動喫煙防止について、みなさんも家族、友人、職場の仲間と一緒に考えてみましょう。

★★令和2年度は福井市健康管理センターに
  第25回 禁煙ポスターコンクール 福井市長賞、福井市教育委員会賞の受賞作品を展示しました★★

第25回 禁煙ポスターコンクール作品

知っていますか?たばこの害

  たばこの煙には5000種類以上の化学物質、約70種類の発がん物質が含まれています。喫煙により体内に入ると血流にのって全身を回り、さまざまな病気や障害の原因になります。中でも、有害性の高い物質はタール、ニコチン、一酸化炭素です。

受動喫煙・副流煙とは?

 喫煙は本人だけでなく、周囲のたばこを吸わない人にも健康被害を引き起こします。たばこを吸わない人が、自分の意思と関係なく他の人のたばこの煙を吸い込んでしまうことを「受動喫煙」と言います。また、フィルターを通らない、たばこの先から立ち上る煙を「副流煙」といいます。副流煙には、喫煙者本人が吸う主流煙より何倍もの有害物質が含まれています。

  ニコチン          タール    一酸化炭素

毛細血管を収縮させ、

血圧を上昇させる

依存性がある

発がん物質を多く含む

酸素の運搬能力を低下

血管を傷つける

  2.8倍    3.4倍   4.7倍

  日本で受動喫煙による死亡は年間約1万5千人と推計されています。
 受動喫煙についての健康影響は、流涙、頭痛などの症状だけでなく、肺がんや虚血性心疾患等の死亡率が上昇したり、非喫煙妊婦でも、低出生体重児の出生の発症率が上昇するといった報告が多く出されています。小児では、喘息、気管支炎といった呼吸器疾患と関連があると報告されています。また、乳児では乳幼児突然死症候群(SIDS)と関連があると報告されています。

 「目の前で吸わなければ大丈夫?」と思っていませんか?換気扇の下で喫煙しても、そのにおいや害を取りきることはできません。ベランダでたばこを吸っても、窓の隙間からたばこの粒子が部屋に入り込んだり、喫煙者の吐く息にもたばこの成分が大量に排出されます。室内で吸わなくても、周囲の人には影響が出ています。

喫煙者本人の健康影響

  日本で喫煙による死亡は年間12~13万人にもおよびます。また、全てのがんのうち喫煙によるものと推計されるものはがん死亡の約20~27%にもなります。たばこは日本人の疾病と死亡の最大の原因となっています。

 (がんへの影響)
 喫煙男性は、非喫煙者に比べて肺がんによる死亡率が約4.5倍高くなっています。それ以外の多くのがんについても、喫煙による危険性が増大することが報告されています。

 (循環器疾患への影響)
 喫煙者は非喫煙者に比べて虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症等)の死亡の危険性が1.7倍、また脳卒中についても1.7倍高くなるという報告があります。

 (呼吸器疾患への影響)
 喫煙により、空気の通り道である気道や肺自身へ影響を及ぼすことが知られています。このため、肺気腫、気管支炎、慢性的 な気道の閉塞の原因となり、こうした状態は肺炎などを起こしやすくします。喫煙により、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の危険性が増大します。

 (糖尿病への影響)
 喫煙により交感神経を刺激して血糖を上昇させ、インスリンの働きを妨げる作用があります。そのため、糖尿病にかかりやすくなり、糖尿病の人は治療の妨げとなって合併症のリスクが高まることがわかっています。

 (その他)
 喫煙により、胃・十二指腸潰瘍、口腔粘膜の角化および色素沈着、慢性萎縮性胃炎などが増大します。また、歯槽膿漏や歯周囲炎などの歯周病になりやすくなります。さらに、体重減少、年齢より顔のしわが増える、頬がこけるなどの顔つきになることも知られています。

妊娠中の健康への影響

 喫煙は、母体への影響だけでなく、胎児の発育に対する影響が心配されます。喫煙している妊婦から生まれてくる子どもは、低出生体重児となる危険が2倍と高く、また、早産、自然流産、周産期死亡(妊娠28週以降の死産と、生後1週間以内の早期新生児死亡)の危険性が高くなります。

未成年者への喫煙

 青少年期に喫煙を開始すると、成人後に喫煙を開始した場合に比べて、がんや虚血性心疾患などの危険性がより高くなります。肺がんでは、20歳未満で喫煙を開始した場合の死亡率は非喫煙者に比べて、5.5倍となっています。
 また、吸い始める年齢が若いほど、ニコチンへの依存度が高い人が多くなるという報告が出ています。                            
                             参考:厚生労働省ホームページ  

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