インフルエンザについて

最終更新日 2019年10月11日 印刷

インフルエンザとは

 インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによる呼吸器感染症です。例年、冬場に流行し、通常の急性上気道炎(かぜ)に比べ全身症状が強く出やすいことを特徴とします。

原因

 原因となる病源体は、インフルエンザウイルス(Influenza virus)です。ヒトにおいて問題になるインフルエンザウイルスにはA型・B型があります。近年、国内で流⾏しているのは、AH3亜型(いわゆる香港型)、AH1pdm09(2009年に流行したインフルエンザ)、B型の3種類です。

感染経路

 患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛まつ感染」が主たる感染経路ですが、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」もあります。

症状

 1〜3日の潜伏期間の後、38度以上の発熱、頭痛、咳、咽頭痛、鼻水、筋肉痛、関節痛などの症状が出ます。おう吐や下痢など消化器症状が見られる場合もあり、子供、高齢の方、免疫力の低下している方などでは重症化して肺炎や脳炎になることがあります。

予防

 インフルエンザの予防には、みんなの「かからない」、「うつさない」という気持ちと、それを行動に移すことがとても大切です。

インフルエンザワクチン

 季節性インフルエンザのワクチン接種は、例年10月頃から開始します。インフルエンザワクチンは、免疫をつけ死亡者や重症者の発生をできる限り減らすことを目的に接種するものです。早めに受けるようにしましょう。

手洗い

 手洗いは、個人衛生の基本です。外から帰ったときなど、こまめに手を洗いましょう。また、咳やくしゃみを手でおおったときにも洗いましょう。流水で手を洗えないときは、手指にすり込むタイプのアルコール製剤も有効です。しかし、目で見えるような汚れがある場合は消毒効果が低下するため、流水・石鹸での手洗いを行いましょう。

咳エチケット

 咳やくしゃみをする時はティッシュやマスクを口と鼻にあて、他の人に飛まつがかからないようにしましょう。

インフルエンザを疑うときには

 インフルエンザを疑う症状が見られる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。その際、感染拡大防止のため、医療機関に事前に電話で連絡し、受診できる時間帯や受診方法等の指示を受けてください。受診の際はマスクをつけましょう。

インフルエンザの患者さんが出てしまったときは

 患者さんのケアを行う人を限定しましょう。その際、ケアを行う方は、慢性疾患、基礎疾患のある方、妊婦、免疫力が低下している方は、なるべく避けてください。ケアをする方は、こまめな手洗い、マスクの着用を徹底しましょう。手洗い後のタオルはペーパータオルか、個人専用のタオルとして共用は避けてください。

 患者さんが使用したティッシュ、マスクなどはビニール袋に入れて廃棄してください。

 患者さんの部屋は専用にしてください。できない場合は、患者さんの隣に休む時は1m以上離れるなど、一定の距離をとることに注意してください。部屋の換気を1日数回行いましょう。

 患者さんが使用した容器、衣類、浴槽などは通常の洗浄や洗濯で対応できます。

 家庭内での感染拡大を防ぐため、皆さんが触れる場所(ドアノブ・便座・スイッチ・手すりなど)を消毒液*で拭き取ることも有効です。
*消毒液は、薬局などで購⼊できる消毒⽤アルコール、次亜塩素酸ナトリウム(商品名︓ハイター、ミルトン等を薄めた液などが有効です。

治療

 症状に応じた対症療法が中⼼ですが、オセルタミビル(商品名︓タミフル)、ザナミビル(商品名︓リレンザ)、ペラミビル(商品名︓ラピアクタ)、ラニナミビル(商品名︓イナビル)、アマンタジン(商品名︓シンメトレル等)などの抗インフルエンザ薬も使⽤される場合があります。治療については、病状や経過(特に症状がではじめてからの時間)に合わせて医師が判断しています。

さらに詳しい情報は

インフルエンザとは(新しいウインドウが開きます)(国⽴感染症研究所)
インフルエンザ(総合ページ)(新しいウインドウが開きます)(厚⽣労働省)

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