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最終更新日:2024年10月28日

マイコプラズマ肺炎に注意しましょう


マイコプラズマ肺炎とは

・「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症である。
・幼児、学童期、青年期を中心に全年齢で1年を通じてみられる。
・秋冬に増加する傾向がある。

感染経路

・飛沫感染:感染した人の咳のしぶき(飛沫)を吸い込むこと・接触感染:病原体が付着した手で口や鼻に触れること感染してから発症するまでの潜伏期間は2~3週間と比較的長い。

主な症状

・発熱
・全身の倦怠感(だるさ)
・咳(咳は少し遅れて始まることもある。咳は熱が下がった後も長期にわたって(3~4週間)続くのが特徴である)
・頭痛など
・5~10%未満の方で、中耳炎、胸膜炎、心筋炎、髄膜炎などの合併症を併発する症例も報告されている。
 

治療方法

・マクロライド系などの抗菌薬で治療する。
・軽症で済む人が多いが、重症化した場合には、入院して治療が行われる。

〇日本呼吸器学会、日本感染症学会、日本化学療法学会、日本環境感染学会、日本マイコプラズマ学会の5学会から、マイコプラズマ肺炎に関する提言が出されました。
5学会からの提言(新しいウインドウが開きます)

予防

普段から流水と石けんによる手洗いをすることが大切です。感染した場合は、家族間でもタオルの共用は避けましょう。咳の症状がある場合には、マスクを着用するなど"咳エチケット"を守ることを心がけましょう。咳が長引くなどの症状がある時は、医療機関で診察を受けるようにしましょう。

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