最終更新日:2024年6月12日
劇症型溶血性レンサ球菌感染症に注意しましょう
劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)とは
劇症型溶血性レンサ球菌感染症(以下「STSS」という)は、溶連菌(レンサ球菌)という細菌が原因で、稀に引き起こされる重篤な病状のことをいいます。溶連菌というと、小児が多く罹患するA群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)が思い浮かびますが、それとは区別されます。STSSは早期発見・早期治療が重要ですので、気になる症状がある場合は、医療機関を受診しましょう。
感染経路・症状について
- 飛沫感染、接触感染により、通常は細菌が存在しない組織(血液、筋肉、肺など)へ、溶連菌(レンサ球菌)が侵入することで発病することがあります。
- 初期症状は、咽頭痛、発熱、消化器症状(食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢)、全身倦怠感、頭痛など様々です。
- STSSを発病した場合は、筋肉周辺組織の壊死や多臓器不全など重篤な状態に陥る場合があります。
予防について
- 原因となる溶連菌(レンサ球菌)に感染しないように、手洗いや咳エチケット等の日常の感染対策を十分に行いましょう。
- 手足等の傷口から感染する可能性があるため、傷口を清潔に保ちましょう。
関連記事
- 劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)|厚生労働省 (新しいウインドウが開きます)
- 劇症型溶血性レンサ球菌感染症とは(国立感染症研究所ホームページ) (新しいウインドウが開きます)
お問い合わせ先
福祉健康部保健衛生局 地域保健課(保健予防係)
電話番号 0776-33-5184 | ファクス番号 0776-33-5473
〒918-8004 福井市西木田2丁目8-8 【GoogleMap】
業務時間 平日8:30~17:15
ページ番号:070451