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最終更新日:2021年3月26日
市指定文化財(建造物)「大安寺観音堂(旧松平斉承御霊屋) 附 棟札」
大安寺観音堂は、大安寺観音奉賛会(大安寺地区自治会連合会・宮ノ下地区自治会連合会)が管理する建造物です。天保7年(1836)、福井藩14代藩主 松平斉承の霊をおまつりする建物(御霊屋)として運正寺(現在の足羽1丁目)に建てられ、昭和25年(1950)に、戦震災の犠牲者を慰霊する観音堂として現在地(天菅生町)に移築されました。建造物としては小振りですが、越前松平家にまつわる建物としての品格を備えており、近世の御霊屋の姿を残す建造物として貴重です。
また、棟札は、御霊屋の建立に関わった家臣や大工の名前を記録した3枚の木札で、かつては堂内にありました。現在は、福井県文書館に寄贈されています。
大安寺観音堂は令和3年3月31日付けで福井市指定文化財(建造物)に指定されました。
建物外観 |
三つ葉葵文が彫られた正面扉 |
側面の板壁に使われている大きなケヤキの板 |
棟札3枚 |
お問い合わせ先
教育委員会事務局 文化財保護課
電話番号 0776-35-1015 | ファクス番号 0776-35-1017
〒918-8026 福井市渕4丁目748 【GoogleMap】
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