ホーム 観光・文化・イベント文化文化・芸術施設【市美術館】THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦

最終更新日:2025年4月1日

【市美術館】THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦


江戸時代、浮世絵木版画は庶民の娯楽の中心的な存在でした。しかし明治へ時代が移ると、浮世絵は、押し寄せる近代化の波に抗えず衰退の一途をたどり、国内では顧みられる事もなくなっていきました。そのような中であえて伝統木版画の技術を復興させ、さらに新時代に相応しく高い芸術性を備えた版画を創出しようという試みのもと制作されたのが「新版画」です。本展では、新版画の提唱者である版元・渡邊版画店(現・渡邊木版美術画舗)の渡邊庄三郎(1885-1962)に焦点を当て、魅力あふれる新版画の世界をご紹介。国内外で人気を集める美麗な新版画180点以上を展観します。

 

開催情報

会期:令和7年(2025年) 6月7日(土曜日)~7月13日(日曜日)

開館時間:午前9時~午後5時15分(入館は午後4時45分まで)

休館日:6月9日(月)、16日(月)、23日(月)、30日(月)、7月7日(月)  

観覧料:一般1,200(1,000)円、大高生800(700)円、小中生500(400)円

※( )内の観覧料は20名以上の団体料金

※障がいのある方と付添いの方1名は無料(障がいを証するものを提示)

※未就学児無料

主催:福井市美術館

共催:福井新聞社(予定)

特別協力:株式会社渡邊木版美術画舗

企画協力:株式会社アートワン

後援:福井県、福井市教育委員会、FBC 、福井テレビ 、FM福井(予定)

 

関連イベント

スペシャル・ギャラリートーク

渡邊木版美術画舗代表取締役・渡邊章一郎氏による作品解説。

※日時等詳細が決まり次第、お知らせします。

記録映像「版画に生きる」上映会

生前の川瀬巴水が登場する貴重なドキュメンタリーカラー映像作品。巴水の写生取材から始まり、当時の第一人者であった彫師・摺師たちによって、作品が仕上げられていく過程と、卓越した技術が余すことなく記録されています。

※日時等詳細が決まり次第、お知らせします。

重ね摺り体験

重ね摺り体験を通して新版画がどのように制作されているのか、理解を深めていただくコーナーです。

本企画展会期中、会場内で開催します。

作品みどころ解説会

当館担当学芸員が展示作品のみどころをご紹介します。

※日時等詳細が決まり次第お知らせします。

アトリエチャレンジ「カラータック版画」

水で湿らせた紙で色を転写させて、すてきな版画をつくりましょう。

※日時等詳細が決まり次第お知らせします。

 

主な出品作品

※いずれも渡邊木版美術画舗蔵

川瀬巴水_旅みやげ久出の濱
川瀬巴水《旅みやげ第一集 若狭 久出の濱》大正9年(1920)
カペラッリ_黒猫を抱く女
フリッツ・カペラリ《黒猫を抱く女》大正4年(1915)  
小原祥邨_萩に兎
小原祥邨《萩に兎》昭和4年(1929)
小早川清_舞踏
小早川清《舞踏》昭和9年(1934)

 

 

 

お問い合わせ先

商工労働部観光文化スポーツ局 福井市美術館[アートラボふくい]
電話番号 0776-33-2990ファクス番号 0776-33-3114
〒918-8112 下馬3丁目1111 【GoogleMap】
業務時間 開館時間:午前9時から午後5時15分 / 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(日曜日を除く)、年末年始(12月28日から1月4日)ほか

メールでのお問い合わせはこちら

ページ番号:071351