清水地域の文化財　木造賀茂神社大鳥居

しみずっペディア　木造賀茂神社大鳥居

　木造賀茂神社大鳥居は、賀茂神社賛同入口にある両部式大鳥居で高さは約9ｍです。

1．概要
　この鳥居は、元様年間（三百年程前）に建てられたもので、加茂杉の芯だけを利用。高さ九メートル、柱の周囲二・三メートル、柱間七・ニメートルの大鳥居です。
　木造の鳥居では、広島県の厳島神社、奈良県の春日大社、敦賀の気比神宮が日本の三大鳥居に数えられています。
　気比神宮は高さ十一メートル、柱間七・五メートルとなっており、比べると高さが二メー トル低くなっています。
　賀茂神社大鳥居は朱塗りで優美さがあり、いかにも神域を感じさせる、どっしりとした風格を保っています。型は、神仏混合からきた両部型式で、柱の前後に一本ずつの脇柱が添えてあります。柱の基礎の亀腹石も硬い自然石を使用しており、掛けてある扁額は江戸時代の福井藩儒学者、伊藤担庵の筆と伝えられています。

2．交通アクセス
　京福バス茱崎線「大森」停留所を下車、徒歩約10分。

3．周辺

• 賀茂神社（加茂町）
• 清水西小学校 （大森町）
• 清水西公民館 （大森町）
• 睦月神事会館 （大森町）
• 旧清水総合支所（小羽町）
• 地域活性化施設（平尾町）  

■木造賀茂神社大鳥居 （ｐｄｆ）

4．参考文献など

• 旧清水町広報紙　H元.8月号
• 現地説明板
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