清水地域の文化財　賀茂神社脇社祇園社

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※概ね参考文献のとおりのため、「ですます」調と「である」調が混在しています。予めご了解願います。

　この祇園社は、江戸時代初期寛文九年に新築された社殿で、清水地域内の建造物の中では最も古い建造物です。

1．概要
　賀茂神社本殿に向かって右側に建てられである脇社で、二間の流れ造りの小社である。中央社殿の部分は一間四方、三方回廊で、左右回廊の奥には脇障子がつくられ、外陣が開放されている典型的な、中世神社建築の様式を備えている。母屋の庇が外陣から、約三米も前方へのびている。組み物は三斗組二手先で、かえるまたには透かし彫りの彫刻が入っている。本殿と向拝は直紅梁でつないであり、この祇園社は、江戸時代初期寛文九年に新築された社殿で、本町（清水地域）建造物の中では最も古い建造物である。
　なお左がわにその十年後、延宝八年建立の白山社もある。

2．交通アクセス
　京福バス茱崎線「大森」停留所を下車、徒歩約10分。

3．周辺

• 賀茂神社（加茂町）
• 清水西小学校 （大森町）
• 清水西公民館 （大森町）
• 睦月神事会館 （大森町）
• 旧清水総合支所（小羽町）
• 地域活性化施設（平尾町）  

■賀茂神社脇社祇園社 （ｐｄｆ）

4．参考文献など

• 清水町の文化財　平成5年4月　旧清水町発行
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